メディアなどで取り上げられることの多いみかんの品種の一つ「せとか」。
注目を浴びる理由は、そのおいしさにあります。
そこで今回は、評判のせとかについて詳しくご紹介します。
せとかとはどのような果物なのか。
そして、せとかの産地や特徴、おすすめの購入方法などをお伝えします。
今話題の「せとか」とは
メディアなどで紹介されることの多いみかん「せとか」。
せとかは、みかん科みかん属ダンゴール類に分類される柑橘です。
みかんとオレンジは同じ属(ミカン属)に分類される柑橘類ですが、細かく分けると、温州みかんなどのみかん類、バレンシアオレンジなどのスイートオレンジ類、ベルガモットなどのサワーオレンジ類、ブンタン類などに分類されます。
その中でも、せとかが属するタンゴール類は、みかん類とスイートオレンジを合わせた品種です。
タンゴール類の特徴は、みかんの甘さ、オレンジの良いところを併せ持っているところです。
このタンゴールという名称は、みかんの英語表記「tangerine」と、スイートオレンジの「orange」の頭の部分を掛け合わせたものです。
また、タンゴール類には、せとかの他に、清見なども分類されます。
せとかのおもな産地
せとかは、愛媛県や佐賀県、長崎県など、主に九州地方で栽培されています。
その中でも、せとかの1番の産地は愛媛県で、全体の7割を占めています。
せとかの特徴
「柑橘の大トロ」とも称されるせとかは、その名の通り柔らかくとろけるような食感です。
そして、糖度が高いので甘みが濃厚で、果汁の多いところがおいしいと評判のみかんです。
また、皮がとても薄く、ダンゴール類の中では大きめのサイズです。
せとかの収穫時期
せとかは、ハウス栽培のもので、12月中旬ごろから収穫が始まります。
また、路地栽培のものは、2月頃から始まります。
そのため、せとかのおいしい時期は2月頃です。
せとかと他のみかんの違い
先ほども少し触れましたが、タンゴール類にはせとかの他、清見やはるみ。
そしてポンカンや媛まどんな、アンコールオレンジなどが分類されます。
また、せとかの次世代品種と言われている津之輝も同じタンゴール類です。
このように、同じ分類のみかんの中でも、甘みや酸味の強さ、果汁などは異なります。
特にせとかは清見とアンコールオレンジ、そしてマーコットを掛け合わせた品種です。
そのため、みかんとオレンジの良さが楽しめる品種と言えます。
同じタンゴール類の中で比較してみると、せとかはとろける食感が特徴的です。
それに対し、はるみは少し硬めの食感です。
しかし、どちらも甘みが強く、果皮がとても薄い特徴を持っています。
せとかのおすすめな購入
現在、他の品種と比べるとせとかの生産量が少ないため、あまり市場に出回っていません。
そのため、希少価値が高く、他の品種と比べると値段も高めです。
特に、皮がとても薄いため、傷のないものは高級ギフトとして取り扱われます。
品質が高く、おいしいせとかを購入するなら、以下のような方法がおすすめです。
- みかん農家の直送(オンラインショップなど)
- 産地の直売所や道の駅
- Amazonや楽天市場などのショッピングサイト
- ふるさと納税の返礼品
ギフト用にせとかを購入するなら、せとかの中でも高級品と言われる等級がおすすめです。
せとかの等級は、1番ランクが上の等級が「極」
次に「赤秀」、「青秀」、そして「丸(○)」、「規格外」の順です。
その中でも「極」は糖度が13度以上で希少なもので、大切な方へのギフトに最適です。
せとかの食べ方
せとかは果皮が薄く種もないので、そのまま皮をむいて食べることができます。
しかし、その皮の薄さから、皮がむきずらい時もあります。
そのような時は、せとかをナイフで水平に横に切り、そこから八つ切りにする方法がおすすめです。
また、せとかは果汁が多い品種なので、ジュースやゼリー、シャーベットなどにも向いてます。
せとかの育て方
せとかは、その風味の良さと希少価値が高いことから、自分で育てる方も増えています。
また、鉢植え栽培や地植え栽培ができるところも人気の理由です。
現在販売されているせとかの苗木には、実付き苗と実無し苗があります。
お住まいの地域によりますが、一般的に3月〜4月に植え付けます。
そして、日当たりが良く、寒い風の当たらないところで栽培します。
もしも地植えをする場合は、水はけのよい場所を選びましょう。
また、最近ではとげなしのせとかの苗木も販売されています。
まとめ
生産量や流通量の少なさから希少価値の高い「せとか」。
その特徴は、とろけるほどの柔らかい食感と、甘みが強く、果汁が多いところです。
もし、せとかの季節に出会えたら、ぜひ一度味わってみてください。
きっと、あなたもそのおいしさに魅了されるはずです。