【みかん好き必見】甘い品種と甘いみかんの見分け方

最終更新日:2024/04/11

【みかん好き必見】甘い品種と甘いみかんの見分け方

みかんは、旬の冬になると多くの人が食べる定番の果物です。
しかし、甘いみかんを選ぶのは意外と難しいもの。
そこで今回は、甘いみかんの品種と、見分け方をご紹介します。
みかん好き必見の内容です。

糖度が高く甘いみかんの品種とは

みかんの品種は多く、糖度もそれぞれ異なります。
まずは、糖度が高く甘いみかんの品種をご紹介していきます。

  • あすみ(糖度15~17度)
  • 紅まどんな(糖度12~13度)
  • せとか(糖度12~13度)
  • 津之輝(糖度13度前後)
  • 甘平(糖度11度以上)

最も甘いとされるみかんの品種は「あすみ」。
「興津46号」と「はるみ」を交雑して作られた品種です。
150gと果実は小さいですが、糖度が15度と高く芳香で、酸味が少ないのが特徴です。
栽培方法によっては、糖度16度を超えるものもあるようです。

他にも「紅まどんな」や「せとか」、「津之輝」も糖度13度前後と糖度が高く、「甘平」も甘いみかんの品種として人気です。

皮が薄くて甘いみかんの品種

次に、皮が薄くて甘いみかんの品種をご紹介します。

  • せとか
  • 甘平
  • 紅まどんな
  • はるみ

「せとか」や「甘平」は、上手く皮が剥けないほど皮が薄いのが特徴です。
また、中の皮も薄いので、実と一緒に丸ごと食べることができるみかんです。
また、「紅まどんな」や「はるみ」も皮が柔らかいので、子供も食べやすいおすすめの品種です。
皮が薄いみかんは、皮とじょうのうが密着しているので、半分にカットしてスプーンですくって食べるのもおすすめです。

甘いみかんの見分け方

では次に、甘いみかんの見分け方についてご紹介します。
みかんを選ぶ際の参考にしてみてください。

甘いみかんの見分け方

甘いみかんを見分けるポイントは4つです。

  • ヘタが小さく色が黄色いもの
  • 皮がきめ細かくなめらかでツヤツヤしているもの
  • 大きめより小ぶりなもの
  • 皮のオレンジ色が濃いもの

上記4つのポイントは、みかんを直接触ることなく比較できます。
ぜひスーパーなどでみかんを選ぶ際の参考にしてください。

ちなみに、みかんをカットした際、皮と実の間に隙間がなく張り付いているものも、ジューシーで甘いみかんの特徴と言えます。

箱で買う場合の見分け方

みかんを箱買いする場合、直接中を見れない場合も多いです。
その場合は、箱に記載されている、

  • 等級
  • 階級
  • 正味重量

がポイントです。

中でも一番注目したいのが「等級」です。
みかんの等級には、上から順に「秀」、「優」、「無印(ム)」があります。
さらに「秀」には、赤色で書かれた「秀」と、青色で書かれた「秀」があります。
赤色の「秀」の方が上とされています。
もちろん等級が上ほど値段も高いですが、甘く美味しいみかんという証拠でもあります。
もしそれでもわからない場合は、店員さんに聞いてみるのも方法の一つでしょう。

甘いみかんはどうやってできるのか

みかんの甘さは栽培方法によって左右するのですが、重要なポイントになるのが「水分」です。
水分をあまり与えず、厳しい環境化で栽培することで、みかんは甘く育ちます。

みかん栽培では、環境をコントロールしやすいハウス栽培によって甘いみかんが育ちやすいです。
他にも5〜9月頃に出回るなど、夏に収穫できるため、

  • 夏にもみかんが出回るなどみかんシーズンが長くなる
  • みかんの出荷が秋に集中しないため価格が暴落しない

という露地栽培にないメリットがあります。
とはいえ、露地栽培のみかんも酸味があり安く購入できるので、ハウス栽培のみかんとは違った美味しさがあり楽しめます。

自宅でみかんを栽培する際のポイント

スーパーで買うのが当たり前となっているみかん。
実は家庭菜園としても人気があります。
上手に育てられると、美味しいみかんを味わうことができます。

家庭菜園する際のみかんの品種ですが、おすすめは「温州みかん」。
比較的寒さにも強いので、寒い地域でも育てることができます。
果樹が小さめなので、管理しやすくおすすめです。

次に植え方ですが、地植えと鉢植えの2パターンあります。
おすすめは、移動させやすい鉢植えです。
鉢植えのほうが日当たりのいい場所や寒い時は室内に移動できます。

みかんを鉢植えで育てる際のポイントは、以下の通りです。

  • 日当たりが良い場所に置く
  • 水はけ・風通しをよくし、1年間で3〜4回、3ヶ月に1回程度のペースで定期的に追肥する
  • 弱った枝や生えすぎて混雑してしまった枝などを間引きする
  • まだ熟していないみかんを数個厳選し、それ以外を切り落とす「摘果」をする

また、カイヨウ病などの病気や、アブラムシ・ハダニなどの虫もつきやすいので注意しましょう。

まとめ

本記事では、甘いみかんの品種と、甘いみかんを見分けるポイントを解説しました。

甘いみかんを選ぶ際には、色が濃く、ヘタが茶色く、皮が薄くハリのあるものを選ぶとよいでしょう。
また、形は扁平型の方が甘い傾向にあります。

ぜひ、本記事を参考に、甘くて美味しいみかんを味わってみてください。

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