【大きいいちごの品種】甘くてジューシーな大粒いちご4選

最終更新日:2024/04/01

【大きいいちごの品種】甘くてジューシーな大粒いちご4選

いちごは、甘くてジューシーな果物として人気があります。
その中でも、粒が大きいいちごは見た目も華やかで、食べ応えも抜群です。

今回は、そんな大粒いちごのおすすめ品種を4つご紹介します。
また、「いちごが大きいのと小さいのとでは甘さが違うのか」についてもご説明します。

気になる方はぜひ購入して味わってみてはいかがでしょうか。

1粒が大きいいちごの品種「美人姫」

粒の大きさもさることながら、値段も特大級のいちご「美人姫(びじんひめ)」。

美人姫は、岐阜県の奥田農園が大玉品種「濃姫」を品種改良し誕生したいちごです。
1粒80g、大きいものだと100gと、手のひらにずっしりと重みを感じるほど大きいです。
そのサイズは、いちごの品種の中でもトップクラスを誇ります。

美人姫はすごいのはただ大きいだけではなく、糖度が20度以上と甘く、形や色、香り、ツヤ、食味も優れているところが魅力です。

1粒60〜70g前後の超特大サイズは桐箱で、1粒38〜45g前後の特大サイズは桐箱または化粧箱で届けてくれます。
そのため、ギフトとしても大変人気があります。

希少なだけに苗の購入はできないので、購入して味わってみてはいかがでしょうか。

甘味が強く粒が大きいいちごの品種「姫のてまり」

次にご紹介する粒が大きいいちご「姫のてまり」は、新潟県新発田市で誕生した新品種です。
甘味が強く、粒が大きい「越後姫」の中でも、1粒45g以上とひときわ大きいいちごのみを「姫のてまり」として販売しています。

姫のてまりは、3月上旬〜4月下旬にかけて採れます。
越後姫全体の0.2〜0.3%ほどと希少です。
そのため、サイズも価格も一般的な越後姫の2〜3倍と高級品です。
一口食べるとその大きさはもちろんのこと、芳醇な香りと甘さが口いっぱいに広がります。

ただし、姫のてまりは希少で生産量が限られているため、入荷しないこともあるそうです。
気になる方はぜひチェックしてみてください。

人気が高く粒も大きいいちごの品種「とちおとめ」

数あるいちごの中でも、知名度・人気共に高い品種「とちおとめ」。
とちおとめは栃木県で生まれた品種で、サイズが大きい「久留米49号」と、粒が大きくて甘い「栃の峰」を交配し育成されて作られたいちごです。

とちおとめは粒が大きく、きれいな円錐形をした鮮やかな赤色の果実が特徴です。
ジューシーで糖度が高く甘味が強いですが、ほどよい酸味もあるため、甘さと酸味の両方を楽しめます。

とちおとめの旬は2〜4月。
スーパーで500円前後で購入できますが、1粒35〜40gと大きく、糖度が18度前後と、甘味が強い最高級のとちおとめは、ネット通販などで直接農園から購入することができます。

和歌山産の大きい高級いちご「まりひめ」

「まりひめ」は和歌山県で誕生した品種です。
早生で豊産性の「章姫」と、コクのある食味の「さちのか」を交配して育成されたオリジナルブランドです。
和歌山県の工芸品「紀州てまり」のように、可愛らしく愛されることを願って名付けられました。

まりひめは鮮やかな光沢のある赤色で果実が大きく、綺麗な円錐形が特徴です。
食感はやや硬めで甘味が強く、ほどよい酸味も感じられるいちごです。

また、まりひめの生産量のわずか0.1%しか出荷されない、まりひめプレミアム「毬姫様」があります。
35gと大粒で、糖度9度以上の完熟果実のみを厳選した特別ないちごです。
12月〜2月の期間限定商品として販売されます。
気になる方はぜひチェックしてみてください。

いちごが大きいのと小さいのとでは甘さが違うのか

いちごの粒が大きいのと小さいのとでは甘さが違うのでしょうか。

結論から言えば、大きいいちごの方が甘いことが多いです。

ただし、粒が小さくても糖度が高いいちごもあります。
甘さに関しては、品種や旬、熟成度が関係するようです。

もしいちご狩りなどで甘いいちごを食べたいなら、以下のポイントを参考に、いちごを選ぶと良いでしょう。

  • 全体的にツヤがあるもの
  • ヘタがきれいな緑色で反っているもの
  • ヘタをめくった部分まで赤くなっているもの
  • 表面のつぶつぶが赤いもの
  • いちごの先端部分が平らになっているもの

大きいいちごの育て方

いちごは家庭菜園でも人気が高く、ホームセンターなどで苗を購入し、収穫を楽しみに育てている方も多いのではないでしょうか。
多くの方が悩んでいるのが「いちごの実が大きくならない」ということです。
なぜ大きな実がならないのでしょうか。

実が大きく育たない理由

プランターでいちごを育てた場合、実が大きく育たたない理由は主に3つあります。

  • 適切なスペースで植えなかった
  • うまく受粉ができていなかった
  • 摘花・摘果をしなかった

いちごの株同士が狭いと、お互いの成長を妨げてしまうので実が大きくなりません。
一般的なプランターで育てる場合、30cm間隔で3株程度と間隔を空けて植えましょう。
株の数が多い時はプランターを増やすことがポイントです。

また、受粉は通常ハチなどによって自然受粉します。
しかし、もし虫がいない環境の場合は自然受粉できないため、人工受粉する必要があります。
その人工受粉がうまくできないと、実が小さくなってしまう原因になるようです。

さらに、花や実がたくさんついた状態で放置すると、養分が分散されます。
そうなると、実がなっても大きくはなりません。

大きいいちごの育て方のポイント

上記で説明しました通り、

  • 1株1株の間隔を空けて植える
  • しっかりと人工受粉する
  • より良い実だけを残すために花を数個摘み、茎が細いものや弱そうなものは摘む

などの対策をしてみてください。
うまく栽培ができると、いちごの実が大きく育つでしょう。

まとめ

甘くてジューシーな大粒いちご4選、ご紹介しました。
お気に入りの品種は見つかりましたか?
大粒いちごは、見た目も華やかで、食べ応えも抜群です。
ぜひ、ご家庭や大切な人と、大粒いちごを堪能してみてはいかがでしょうか。

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