三重県のブランドいちごの品種紹介とおすすめいちご狩りスポット

最終更新日:2024/09/12

三重県のブランドいちごの品種紹介とおすすめいちご狩りスポット

三重県といえば、伊勢神宮や、松阪牛、そして鈴鹿サーキットなどが有名ですよね。
また、三重県では、オリジナル品種のいちごも栽培されていて、いちご狩りも盛んです。

そこで今回は、三重県で栽培されているいちごの品種や、おすすめのいちご狩りスポットなどを詳しくご紹介します。
また、三重のいちごを使ったおすすめのレシピもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

三重県で栽培されている「三重いちご」ブランドの品種一覧

三重県産のいちごは、主に4種類の品種が栽培されてます。
この三重県産のいちごは「三重いちご」というブランド名で知られています。

【三重いちごの品種一覧】

  • 章姫
  • かおり野
  • 紅ほっぺ
  • ともゆき

4種類の中でも、かおり野とともゆきは三重県のオリジナル品種です。
また、三重県内で多く栽培されている章姫は、果肉が柔らかく大粒なところが特徴です。
そして、紅ほっぺは香りが高く、大粒で真っ赤な色が魅力です。

三重県オリジナルのいちごの品種

先ほどご紹介した三重いちごのうち、かおり野とともゆきの2種類は三重のオリジナル品種です。

かおり野

1つめのかおり野は、20年もの歳月をかけて開発され、2010年に品種登録されたいちごです。
かおり野の名前の由来は、上品な香りがするところから名づけられています。
形は少し縦長で、色はオレンジと赤が混ざり合っています。
さっぱりとした甘みが特徴です。

ともゆき

2つめのともゆきは、2009年に品種登録されたいちごです。
ともゆきはサイズが大粒で、甘さと酸味のバランスが良いところが特徴です。
また、艶と香りも良く、日持ちをするところも魅力です。

このように、三重県オリジナルのいちごは、比較的新しい品種が多いです。

三重県でいちご狩りをするなら

三重県内のいちご狩りは、例年12月頃から始まります。
また、さまざまないちごの品種を味わえる施設のほか、温泉が楽しめるスポットも有名です。
そこで、三重県の各地域のおすすめいちご狩りスポットをご紹介します。

多度グリーンファーム(桑名市)

三重いちごのかおり野を始め、章姫や紅ほっぺなどの24品種を栽培するいちご狩りスポットです。
さらに、キウイやみかんなどの、収穫体験もできます。
また、収穫したいちごは、別メニュー(料金別)でチョコレートファウンテンで楽しむことも可能です。
いちご狩り、チョコレートファウンテンは完全予約制ですので、電話での予約が必須です。
園内には農園カフェを併設していて、いちごを使ったスイーツも楽しめます。

住所:三重県桑名市多度町御衣野4132

アクアイグニス「TSUJIGUCHI FARM」(菰野町)

癒しと食をテーマにした複合温泉リゾート、アクアイグニス。
このアクアイグニス内にあるTSUJIGUCHI FARMは、人気パティシエ辻口博啓さんのいちご畑です。利用
減農薬、有機肥料を使用、そして温泉熱を利用した栽培方法がとても人気です。
また、施設内のカフェで販売しているいちごのケーキは、朝採りのものを使用しています。
さらに、毎年16品種ほどのいちごを栽培しているので、さまざまな味が楽しめます。

住所:三重県菰野町菰野4800-1

トリックスいちご園(鈴鹿市)

糖度が高く、練乳いらずのいちご「とちおとめ」が人気のいちご狩りスポットです。
また、とちおとめ以外にも章姫などの栽培にも力を入れています。
さらに、とちおとめを使ったアイスやケーキ、ジャムなどのスイーツ。
そして朝摘みしたいちごや、ギフトの販売も行っています。

住所:三重県鈴鹿市東玉垣町300-1

いのさん農園(津市)

食を通して人の心を豊かにをコンセプトに、いちご狩りやブルーベリ狩りができます。
そして、キャンプやBBQも楽しめるスポットです。
いのさん農園では、安心安全にこだわり、残留農薬ゼロのいちごが味わえるところです。
また、いちごの販売も行っているので、いちご狩りをする時間がない方は購入することもできます。
さらに、いのさん農園の山の上にある直売所「ヤマノウエ」では、季節限定商品が購入できます。

住所:三重県津市白山町佐田2745-1

ハッピー農園(松阪市)

三重いちごの章姫を楽しめるいちご狩りスポットです。
また、プラス料金のプレミアムコースでは、章姫のほか、最大7品種中、3品種以上のいちごが食べ放題で味わえます。
さらに、いちごの販売のほか、無添加の手作りジャムも好評です。
ハッピー農園のいちご狩りの最新情報は公式ページで確認してみましょう。

住所:三重県松阪市伊勢寺町595-1

青蓮寺湖観光村(名張市)

予約不要で、いちごの食べ放題が楽しめるスポットです。
また、ハウス栽培のため、雨の日でもいちご狩りができます。
また、事前連絡をすると、車椅子での体験も可能です。
青蓮寺湖観光村で栽培されているいちごの品種は、章姫や紅ほっぺ、かおり野などです。
例年、いちご狩りは1月上旬から開催されます。
さらに、7月からはさまざまな品種のぶどう狩りも体験できます。

住所:三重県名張市青蓮寺976

三重県のブランド「三重いちご」を使ったスイーツレシピ

三重いちごで作るスイーツは、大粒のものはケーキなどのトッピングに。
そして、赤と白のコントラストが美しいものは、カットして使うのがおすすめです。

いちごサンド

いちごの断面を美しく見せるいちごサンドは、三重いちごがぴったりです。

〈材料:3人分〉

  • いちご:15個
  • 食パン:6枚
  • 生クリーム:1パック(200g)
  • 砂糖:大さじ2(お好みでOK)

〈作り方〉

  1. 生クリームに砂糖を加え、固めにホイップします。
  2. すべての食パンに生クリームを塗り、ヘタを取ったいちごを乗せましょう。
  3. いちごを乗せた食パンに、生クリームを塗った食パンをかぶせてラップで包みます。
  4. ラップで包んだ食パンを冷蔵庫で3時間以上冷やしましょう。
  5. 食べやすい大きさにカットしたら完成です。

生クリームはたっぷり、いちごの水気はしっかりと取るのがコツです。

いちご大福

お正月で残った切り餅で、簡単にいちご大福を作りましょう。

〈材料:6人分〉

  • 切り餅:3〜4個
  • いちご:6個
  • こしあん:160g
  • 砂糖:大さじ2
  • 水:60ml
  • 片栗粉:大さじ2

〈作り方〉

  1. いちごを洗いヘタを取り、水気を取ります。
  2. いちごをこしあんで包み丸めます。
  3. 深めの耐熱容器に切り餅と砂糖、水を入れて600wのレンジで2分ほど加熱しましょう。
  4. 切り餅が柔らかくなったらスプーンでよく混ぜ合わせます。
  5. バットなどに片栗粉を広げ、餅に片栗粉をまぶします。
  6. 餅を6等分にし、こしあんといちごを丸めたのを包めば完成です。

三重県はいちご以外の特産品も有名

三重県は、海の幸、そして山の幸などの食文化がとても豊かです。
その代表的なものといえば、海老の王様「伊勢海老」、そして肉の芸術品「松阪牛」が有名です。
この他にも、伊勢参りの時に食べられる「伊勢うどん」や「赤福」などの餅があります。

このように、三重県にはおいしい食べ物がたくさんあります。
そのため、三重県内を旅行したりドライブをする際には、いちご以外のグルメも楽しんでみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、三重県のいちごについてご紹介しました。
また、三重県内には、さまざまな品種を扱ういちご狩りスポットが点在しています。
さらに、三重県には海や山の幸が楽しめるグルメも多数あります。
そのため、三県へお出かけの際はぜひ、おいしいグルメを堪能してみましょう。

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