熊本県は、みかんの生産量が多い地域です。
そんな熊本県には、どんな品種のみかんがあるのでしょう。
そこで今回は、熊本県産みかんで有名な品種やブランド、新品種についてご紹介します。
また、美味しい熊本県産のみかんの購入方法についてもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
熊本県産みかんで有名な品種
生産量だけでなく、みかんの作付面積も全国ランキング4位を誇る熊本県。
有名な品種といえば、私たちにとって、最も親しまれているみかんである温州みかんです。
温州みかんは収穫時期により、早いものから以下の4種類に分類されます。
- 極早生(ごくわせ)
もっとも早い時期に収穫されてる極早生は、果皮に青みが残っていおり、酸味がやや強いのが特徴です。
甘味もさわやかで、甘酸っぱいみかんが好みという方におすすめです。 - 早生(わせ)
温州みかんの中で生産量1位。
「みかん」といえばこの早生温州を指すほどの定番品で、ほどよい酸味と甘みが魅力です。 - 中生(なかて)
酸味が少なく甘味が強いのが特徴の中手みかんはきれいなオレンジ色をしています。 - 晩生(おくて)
収穫後約1カ月ほど貯蔵することで、強い甘みを引き出してから出荷します。
甘みは濃厚で、酸味も程よくありとても美味しいです。
収穫時期は、極早生が9月〜10月、早生が11月〜12月。
中生は12月〜1月、晩生が1月〜2月です。
熊本県のおすすめのみかんの品種一覧
先ほどご紹介した温州みかんにはそれぞれ、ブランド名がついたおすすめのみかんがあります。
- 極早生(ごくわせ)
肥のあかり、豊福、肥のあけぼのなど - 早生(わせ)
肥のあすか、木村早生、宮川早生、肥後早生、興津など - 中生(なかて)
肥のみらい - 晩生(おくて)
青島系温州みかん
このほか、ハウスみかんは6月~9月にかけて楽しむことができます。
熊本県ブランドみかんの品種「夢の恵」の特徴
熊本県には、ブランドみかんも数多くあります。
「夢の恵」は、光センサーで糖度約12度以上という基準で選ばれたみかんです。
早生、中手、晩生まで揃っており、みかんシーズンに長く楽しめます。
早生みかんに袋を被せて、越冬させた「夢の恵 袋掛け越冬みかん」も濃厚な甘みで人気です。
熊本県のブランドみかん「美味柑」もおすすめ
11月上旬から12月中旬にかけてのみ堪能できる、希少なブランドみかんである「美味柑」。
熊本県産の温州みかんの中から、糖度12度以上と見た目の良さから合格したもののみを扱っています。
そのため、甘さと酸味のバランスが良く、またみかんの内皮であるじょうのう膜が薄いのが特徴です。
美味柑という名前の通り、美味しさと外観の美しさにこだわっています。
お歳暮などの冬の贈り物にも最適です。
熊本県産のみかんの新品種「はるか」
続いてご紹介するのは、熊本県産の新品種のみかんです。
平成8年に品種登録されたみかん「はるか」は、日向夏(ニューサマーオレンジ)から育成されました。
レモン色の果皮をしたはるかは、その見た目に反して酸味がほとんどありません。
果肉はとろりとしていて、まろやかな甘さが特徴です。
一般的なみかんとは違って、手でむいて食べるよりもそぎ切りにしていただくのがおすすめです。
こうすることで、さらに強い甘みを感じることができます。
別名「サラダみかん」とも呼ばれ、デザートとしてはもちろん、グリーンサラダの彩りにもよく合います。
ミントと一緒に和えてもおいしく、サラダ感覚で味わえるのも魅力です。
熊本県産のみかんの購入方法
最後に、熊本県の美味しいみかんのおすすめの購入方法をご紹介します。
美味しいみかんを味わうなら、採れたて新鮮な果物や野菜がそろう熊本県内の直売所の利用がおすすめです。
しかし、なかなか熊本まで出かけるのは難しいという方も多いでしょう。
その場合、みかん農園などの産地直送便なども便利です。
今回ご紹介したみかんには、あまり市場では出回っていない希少品種もあります。
しかし、時期さえ外さなければ、ネット通販で購入可能なものがほとんどです。
気になるみかんの品種名で検索すると、販売しているサイトを見つけることができます。
また、ふるさと納税でも熊本県の美味しいみかんを手に入れることができますので、気になる方はそちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
この記事では、熊本県産のみかんの品種についてご紹介してきました。
美味しい温州みかんをはじめ、さまざまなブランドみかんがそろっている熊本県。
まだあまり馴染みのない新品種「はるか」など、これまでのみかんとはまた違った味わいが魅力のみかんもあります。
希少なも品種でも、ネット通販やふるさと納税などでも購入することができるのが嬉しいですよね。
ぜひこの記事を参考に、美味しいみかんを味わってみてください。