マチェドニアとフルーツポンチの違いとは?作り方やアレンジ方法

最終更新日:2024/02/26

マチェドニアとフルーツポンチの違いとは?作り方やアレンジ方法

イタリアの果物や野菜を使ったデザート、マチェドニア。
あまり聞きなれないデザートですが、本場イタリアでは定番のレシピで、その作り方やアレンジはさまざまです。
また、その作り方や材料がフルーツポンチと似ていることでも有名です。

この記事では、マチェドニアとフルーツポンチの違いについて。
そしてマチェドニアの本場イタリアの基本的な作り方はもちろん、アレンジ方法を3パターンご紹介します。
また、マチェドニアをおいしく仕上げるためのポイントについてもお伝えします。

マチェドニアとフルーツポンチの違いとは

果物や野菜にシロップや果実種、もしくはスパークリングワインなどを加えたイタリアのデザート、マチェドニア。
その作り方や食べ方などは、私たちに馴染みのあるフルーツポンチにとても似ています。

それではマチェドニアとフルーツポンチの違いとはいったいどこなのでしょうか。
あえてその違いを挙げるなら、アルコールを使うか使わないか、そして野菜の使用の有無です。

一般的にマチェドニアは果物にアルコールを加えて作ります。
一方、フルーツポンチはアルコールを加えないものが定着しています。
このような違いから、マチェドニアは大人のフルーツポンチとも呼ばれています。
ただし、フルーツポンチも元はカクテルの一種、パンチが由来と言われています。
そのため、一概に全く別のデザートとも言えないのかもしれません。
また、フルーツポンチでは使わない野菜も、マチェドニアでは使うことがあります。

マチェドニアを楽しむタイミング

マチェドニアは食後のデザートとして、または普段のおやつとして。
そしてパーティーに彩りを添えるデザートとして人気です。
特に、その華やかな見た目で結婚式でも活躍しています。

このように、マチェドニアはさまざまなシーンやタイミングで食べる方の多いデザートです。
もちろん、アルコールを使用しなければ、お子様のおやつにもおすすめです。

マチェドニアの作り方:スタンダード編

それでは、本場イタリアで作られているマチェドニアのレシピをご紹介します。
今回使用した果物は、お好きな果物にチェンジしてもOKです。

材料:4〜5人分

  • イチゴ/10〜15個
  • りんご/半分
  • ブルーベリー/100g
  • パイナップル/200g
  • キウイフルーツ/1個
  • オレンジ/1個
  • 白ワイン/50cc
  • 砂糖(またはグラニュー糖)/大さじ3
  • レモン汁/40〜50g
  • ミントの葉(あれば)/数枚

作り方

  1. すべての果物を一口大にカットしボウルに入れます
  2. ボウルに白ワイン、砂糖、レモン汁を加えて混ぜ合わせます
  3. 冷蔵庫で冷やし、お皿に盛り、ミントの葉を添えて完成です

果物の切り方は、フルーツポンチの様にくりぬきした果物でも楽しめます。
さらに、ソーダなどを加えれば、爽快感のあるマチェドニアに仕上がります。
また、マチェドニアは作ってから冷蔵庫で5日ほど日持ちします。
もちろん、果物や白ワインの量はお好みで変更してもOKです。

マチェドニアの作り方:アレンジ編

マチェドニアはいろいろなアレンジが可能なデザートです。
そのため、アイデア次第でたくさんの楽しみ方ができます。
以下の3つのアレンジ方法を上記の作り方を参考に作ってみましょう。

マチェドニアをさらに極上のスイーツで楽しむ

果物とアルコールがベースのシンプルなデザート、マチェドニア。
砂糖を多めに作れば、かき氷やアイスクリームのトッピングにも向いています。
さらに、はちみつやチョコレートをかければ、マチェドニアはおしゃれなデザートに変身します。
また、みつ豆や金時豆などを加えて和風に近づける方法もおすすめです。

子どもが喜ぶマチェドニアを作るなら

アルコールがNGな子どもがマチェドニアを楽しむなら、ジュースやサイダーを使う方法がおすすめです。
特に、オレンジやリンゴジュースなら、お子様が喜ぶ味に仕上がります。
また、サイダーを使う場合は、ラムネを加えて噴水を作りながら楽しむ方法もおすすめです。

マチェドニアに使う果物をいろいろ変えて楽しむ

本場、イタリアではマチェドニアを果物の他に野菜で作ることもあります。
そのため、使う果物や野菜は自分のお好みで変える方法もおすすめです。
例えば、沖縄をテーマに作るならなら、スターフルーツやドラゴンフルーツ、パイナップルを。
そして、レモン汁の代わりにシークワーサーを使う方法。
さらに、ハワイをテーマにするなら、アサイーを加えるなど方法はいろいろあります。

マチェドニアの作り方のポイント

マチェドニアの魅力は、おいしさの他に見た目の美しさにもあります。
そのため、果物を選ぶ時は仕上がりの色を考えることもポイントです。

例えば、ポップで元気なイメージなら、赤いイチゴやスイカをベースに緑や黄色を取り入れる。
もしくは、落ち着いた雰囲気なら、黄色のパインやオレンジに紫の果物を組み合わせる方法がおすすめです。

このように、色とりどりの果物を使えば、食べる順番が楽しく。
そして、果物の色の数を抑えると、おしゃれなマチェドニアが完成します。

マチェドニアが楽しめるお店の探し方

マチェドニアは、主にイタリア料理のお店や、洋食レストランなどで注文できます。
このようなお店は、コース料理とセットでマチェドニアがデザートとして提供させる場合があります。
また、フルーツパフェやフルーツサンドを取り扱うお店でメニューにある可能性があります。

さらに、お住まいの地域でマチェドニアを提供しているお店を探すなら、予約サイト。
もしくは、グルメサイトなどで探すことも可能です。

まとめ

イタリアのデザート、マチェドニア。
作り方や楽しみ方はフルーツポンチと似ていますが、使う材料に違いがあります。

  • マチェドニアはアルコールを使う
  • フルーツポンチはアルコールを使わない

このような違いはありますが、フルーツポンチをアルコールで作る方もいます。
そのため、決定的な違いとは言えないかもしれません。
また、イタリアではマチェドニアを果物と野菜で作ることもあります。

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