「幻の柿」と言われる【陽豊柿】とは?通販や産地もご紹介

最終更新日:2024/05/01

「幻の柿」と言われる【陽豊柿】とは?通販や産地もご紹介

「幻の柿」と言われる柿の品種「陽豊柿」をご存じですか?
この記事では、完全甘柿の一種である陽豊柿の特徴をはじめ、気になるその味わいについてたっぷりとご紹介します。
また、陽豊柿の産地や、陽豊柿は通販で買えるのか、陽豊柿の苗の販売先についてもお伝えしているので、ぜひ参考にしておいしい柿を味わってください。

陽豊柿の特徴

品種が豊富で、1000種類以上あると言われている柿。
甘柿の中でもっとも多く生産されており、『柿の王様』とも呼ばれる「富有柿」。
それと、こちらも甘柿の定番である「次郎柿」をかけ合わせて誕生した「陽豊柿(ようほうがき」。

この陽豊柿は、「富有柿」と「次郎柿」の両方の長所を併せ持つ、言わば柿のサラブレッド。
1991年に品種登録された完全甘柿で、収穫は早いもので10月下旬から始まり、11月上旬に熟期を迎えます。

果実の大きさは240〜350g程度とやや大きめの中生品種。
富有柿に似た形をしており、目にも鮮やかな赤みの強いきれいなオレンジ色をしています。

生産量が少なく、市場に出回ることがとても少ないため「幻の柿」とも言われます。

陽豊柿の味わい

どちらも甘くておいしいと評判の「富有柿」と「次郎柿」。
このふたつをかけ合わせた陽豊柿の気になる味わいは、

  • 甘くて果汁が豊富
  • 糖度は16~17%程度で、20度を超えるものもある
  • 果肉はやや固め
  • 完熟するとさらに果汁が多くなり口どけもなめらかに

など、とても食味の良い柿として評判を集めています。

もともとの品種には、種が入ることもあるものの、出荷されているものには種は入っていません。
そのため、皮ごとそのままかぶりついて濃厚な甘みとジューシーな味わいを楽しむことができます。

また、最初はやや硬めの果肉も時間が経つに連れ、柔らかく変化していきます。
そのため、それぞれの好みに合わせて味わうことができるのも魅力です。

陽豊柿の産地といえば

全国的に見ても、栽培面積が少なく、あまり市場に流通していない陽豊柿。
現在、もっとも多く生産しているのは岐阜県のJAにしみの管内です。

陽豊柿の生産量は、現時点は決して多いとは言えません。
しかし、一度味わうと虜になってしまうほどのおいしさから、産地は全国的に増えつつあります。

現在はスーパーなどでも見かけることがほぼない状態ですが、数年先には店頭で見かけることになると嬉しいですよね。

陽豊柿は通販で買えるのか

幻の柿と称されれるほど希少な陽豊柿は、どこで買うことができるのでしょう。

採れたての陽豊柿なら、もしかしたら生産している県内の直売所で手に入れることができるかもしれません。
しかし、希少な陽豊柿でも、時期さえ外さなければ、ネット通販でも購入することができます。

「陽豊柿」で検索すると、販売している農園や、楽天市場などのショッピングサイトを見つけることができます。

また、ふるさと納税の返礼品として扱っている県もあります。

おうちにいながら、幻の柿を手に入れることができるのはとても便利でおすすめです。

陽豊柿の苗の販売先

「陽豊柿」は、時期を外さなければネット通販でも購入可能です。

しかし中には、陽豊柿を自分の手で育てて味わいと考える方もいらっしゃるかもしれません。
先ほど紹介したとおり、「陽豊柿」で検索すると、販売している農園や、楽天市場などのショッピングサイトを見つけることができます。

陽豊柿の樹は強く比較的栽培しやすい品種と言われています。

同じように「陽豊柿」や「陽豊柿 苗木」で調べると、苗木の販売先も出てきます。

市場に出回ることが少ない陽豊柿だからこそ、自分で育ててみるのも良いでしょう。
自分の手で育てた果物のおいしさはひとしおです。

育て方についても、ネット検索などでしっかり調べることができるので、興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょう。

まとめ

この記事では、生産量が少なく「幻の柿」とも言われる陽豊柿についてご紹介してきました。
糖度が高く、とにかく甘くてジューシーな陽豊柿は、柿好きの方には特におすすめです。

市場に出回ることがとても少ない希少な陽豊柿ですが、時期が合えばネット通販などで購入することは可能です。
また、ふるさと納税でも手に入れることができます。

この記事を参考に、ぜひ一度おいしい陽豊柿を楽しんでください。

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