【赤肉メロンを食べよう】品種の特徴や選び方、栄養成分も

最終更新日:2024/04/28

【赤肉メロンを食べよう】品種の特徴や選び方、栄養成分も

香り高く品のある甘さが美味しいメロン。
そんなメロンは果肉の色によって赤肉メロンと青肉メロンにわけられていて、赤肉メロンは香りも甘みも強く人気があります。

そこで、この記事では赤肉メロンの品種の特徴や赤肉メロンの品種5種類、珍しい赤肉メロンの品種をご紹介します。

また、赤肉メロンの選び方や赤肉メロンの栄養についてもご紹介します。
ぜひ参考にして美味しい赤肉メロンを楽しみましょう。

赤肉メロンの品種の特徴

高級果物でもあるメロン。
香りがよく、品のある甘さがありとても美味しく人気がある果物です。

そんなメロンの品種は、果肉の色によって赤肉メロンと青肉メロンに分けられていて、それぞれ特徴が違います。

赤肉メロンは果肉がオレンジ色をしていて、青肉メロンは果肉が黄緑色をしています。

赤肉メロンは青肉メロンよりも香りも甘みも強く濃厚な味わいが特徴です。
青肉メロンは香りが爽やかで、後味もさっぱりしているのが特徴です。

どちらが高級なのか気になる方もいらっしゃるようですが、品種や育て方によって異なるのでどっちが高いとは言えません。
高級メロンは1株で1個しか作らないなど栽培方法にこだわりがあることによって値段が高くなります。
したがって、赤肉メロンだから高級ということはないです。

赤肉メロンの品種5選

赤肉メロンにはたくさんの品種があり、それぞれ特徴が異なります。
代表的な品種を5種類ご紹介します。

夕張メロン

赤肉メロンと言えば夕張メロンを思い浮かべる方が多いほど知名度がある品種です。
人気ランキングでも上位に入るほど、多くの方に好まれています。

果実は、大玉で果皮にはきれいな網目が入っています。
果肉は赤みのあるオレンジ色でとても柔らかいです。
多汁で口の中でとろけるような食感が楽しめます。
糖度はそこまで高いわけではありませんが、しっかりとした香りがし甘く美味しいメロンです。

ルピアレッド

ルピアレッドは茨城県や北海道などで多く栽培されている品種です。
果実は1kgから2kgほどで、果皮にきれいな細かな網目が入っています。
果肉はしっかりとしていて日持ちします。
熟すととても柔らかくなり、口の中でほぐれます。
多汁で糖度がとても高いので、甘さを強く感じるメロンです。

クインシーメロン

クインシーメロンはさまざまな品種を交配し育成した品種です。
果皮に細かい網目が入っていて、果肉が美しいサーモンピンクをしているのが特徴です。
極めが細かい果肉で、甘みが強くジューシーな味わいが楽しめます。

レノン

レノンは2005年に発表された比較的新しい品種です。
果皮に細かい網目が入っていますが、網の1本1本が太いです。
果肉はしっかりとしていて、濃いオレンジ色をしています。
糖度が高く甘いですが、しつこくない甘みで食べやすいメロンです。

赤いアンデスメロン

赤いアンデスは青肉メロンのアンデスメロンの新品種です。
果実はきれいな丸い形をしていて、極めの細かい網目模様が入っていて、見た目は青肉と変わらないです。
果肉は鮮やかなオレンジ色で柔らかく、甘みが強く多汁でとろけるような食感が楽しめます。

珍しい赤肉メロンの品種

赤肉メロンの品種の中にはあまり流通しない珍しい品種のメロンもあります。
中でもおすすめなのが「フェスタメロン」です。

フェスタメロンは熊本県の特産品として育てられているメロンです。
果皮には太めの網目が入っていて、果皮が薄く果肉が多く入ります。
果肉はとても柔らかく、とろけるような食感が特徴です。

糖度が高く甘いですが、香りがやさしく後味はすっきりしています。
なかなか出回ることのない品種なので、見かけたさいはぜひ購入し食べてみることをおすすめします。

赤肉メロンの選び方

メロンを購入するならできるだけ美味しいメロンを選びたいですよね。
どこで見分けたら良いのか美味しいメロンの見分け方をご紹介します。

まずは形です。
きれいな球形をしているものを選ぶのがおすすめです。
変形していないかや左右対称かを確認しましょう。

次は網目や色です。
網目や色がきれいなものを選ぶのがおすすめです。
網目が入っているメロンは、網目が全体的に均等にきれいに入っているかを確認しましょう。
また、部分的に変色したり、傷がついているなど色にムラがないかを確認しましょう。

最後に重さです。
同じ大きさのメロンなら持ったときにずっしりと重いメロンがおすすめです。
手に持って重さを確認しましょう。

赤肉メロンの栄養

赤肉メロンにはどんな栄養が含まれているのでしょうか。
主な栄養成分をご紹介します。

  • カリウム
  • β-カロテン
  • ビタミンC
  • 葉酸
  • 食物繊維

などです。

特にβ-カロテンは青肉メロンの約25倍も多く含まれています。
β-カロテンは免疫力アップや粘膜を健康に保つ働きなどの効果が期待できます。

また、赤肉メロンはなぜ赤いのか疑問に思ったことがある方もいらっしゃると思います。
赤肉メロンが赤いのはこのβ-カロテンによって赤く色づいています。
青肉メロンと違いβ-カロテンが多く含まれているから果肉の色が違うのです。

まとめ

この記事では、赤肉メロンの品種の特徴についてご紹介しました。

赤肉メロンは甘みと香りが強く濃厚な味わいが楽しめます。
品種もたくさんあり、代表的な品種と珍しい品種をご紹介しました。
それぞれ特徴が異なるのでいろいろな味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。

美味しいメロンの選び方や栄養成分についてもご紹介しました。
ぜひ参考にして美味しいメロンを味わいましょう。

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