【韓国の果物】よく食べる果物や珍しい果物など

韓国は、スーパーや市場などに色とりどりの果物が数多く並ぶ果物王国です。
そこでこの記事では、韓国で人気の果物をはじめ、日本では珍しい韓国の定番の果物についてご紹介します。

また、韓国で果物が安いと言われるのは本当なのかや、韓国の果物の持ち込みについてもお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。

韓国で人気の果物

キムチや焼き肉が有名な韓国では、果物も多く食べられています。
韓国が「果物大国」とも言われていることをご存じですか？
食後に果物を食べることは韓国人にとっては、私たち日本人よりもずっと習慣化されているようです。

そこで、まずここでは韓国で人気の果物をご紹介します。
韓国で人気の果物は、以下のものが挙げられます。

日本と距離が近い韓国では、やはり私たちにとっても身近な果物が人気のようです。

少し意外に感じる方もいらっしゃると思いますが、韓国ではトマトは果物に分類されます。
日本でも分類上は果物ですが、あまり知られていませんよね。
韓国では、パフェなどのデザートにもトマトやミニトマトが飾られていることもあるそうです。

チャメは、スイカと並ぶ韓国の夏の定番の果物です。
日本ではマクワウリと呼ばれるウリ科の品種の1で、英文名は「Oriental Melon」です。

私たちにとってはあまり耳なじみのない果物ですが、同じウリ科のメロンのような甘さを持ちます。
見た目は鮮やかなイエロー。
みずみずしく、サクサクとした食感と程よい甘みでさっぱりといただけます。
水分がとても豊富なため、夏バテ予防にも効果があるとされています。

なお、日本で生産されるマクワウリと韓国のチャメでは、糖度が違います。
日本では、マクワウリは主に野菜として食べられていますよね。
しかし、糖度がとても高いチャメは、韓国名産のおいしい果物として愛されています。

チャメの他に、杏子やザクロなども韓国では身近な果物として親しまれています。

初夏をつげる果物としても知られるサルグは、ビタミンAがとても豊富です。
旬の6月中旬から7月末頃には店頭にもたくさん並んでいます。
手のひらサイズのサルグは、きれいなオレンジ色をしています。
甘酸っぱくてさっぱりとした味わいが魅力です。

日本のスーパーなどではあまり見かけないザクロ。
ジュースなどで飲むことが多いですが、韓国では生で食べるのが一般的です。
ビタミン豊富で風邪予防や、種を包んでいる膜に天然エストロゲンホルモンが含まれていることから、特に女性に人気です。

日本の果物は、少し高価なイメージを持っている方も多いことでしょう。

しかし、韓国の果物は日本と比較すると安いのが特徴です。
例えば、イチゴなら日本1パック分のお値段で、倍以上は買えるようです。
また高級フルーツとしてお馴染みの巨峰なども、日本の半額以下で手に入れることができます。

韓国は日本から近いので、海外旅行先としても人気ですよね。
先ほどお話ししましたとおり、韓国では、日本に比べて果物を安く買うことができます。
そのため、韓国のおいしい果物をお土産に持ち帰りたいと思う方もいるかもしれません。

しかし、韓国の果物や野菜を日本に持ち込むことはできません。

ジャムや果実酒など、加工されたものであれば持ち帰ることが許可されています。
韓国では、果物の加工品もたくさん販売されています。
お土産にするなら、しっかりパッケージされた加工品を選ぶようにしましょう。

韓国では日本と同様に、りんご、みかん、梨、バナナなどの果物もよく食べられています。
また、チャメやサルグなどの珍しい果物も人気があります。

韓国の果物は、その豊富な種類と美味しさで、多くの人々に愛されています。
旅行などで韓国を訪れる際には、ぜひ韓国の果物を味わってみてください。