日本一のさくらんぼの産地、山形県生まれのさくらんぼ「やまがた紅王」をご存じでしょうか?
やまがた紅王は2023年から本格販売がスタートとなる新品種です。
そこで今回は、やまがた紅王の特徴や味わいについてたっぷりとご紹介します。
また、やまがた紅王の販売店、やまがた紅王はさくらんぼ狩りでも楽しめるのかについてもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
さくらんぼの新品種「紅王」とは
さくらんぼの生産量全国第1位を誇る山形県。
全国のさくらんぼの生産量の約75%を占める、日本一のさくらんぼの名産地としても有名ですよね。
そんな山形県が、20年の歳月を費やして誕生させたさくらんぼが、やまがた紅王です。
やまがた紅王は、「佐藤錦」「紅秀峰」に次ぐ山形県発のさくらんぼの品種で、2022年6月に、やまがた紅王として先行販売を開始しました。
本格的な出荷は、2023年からです。
やまがた紅王の特徴として、特筆すべきはその大きさです。
一粒のサイズは3L〜4L(直径約30mm)と大きく、食べごたえがあります。
真っ赤につやめく皮はパリッとしていて、果実の形は横から見ると可愛らしいハート型です。
サイズが大きく見栄えがとても良いため、本格出荷の前から大きな話題を呼んでいました。
収穫期は、6月下旬から7月上旬頃とされています。
やまがた紅王の味わい
アメリカンチェリーの「レーニア」と「紅さやか」を掛け合わせた品種と、「紅秀峰」を掛け合わせたやまがた紅王。
20度程度と「佐藤錦」と同程度の高い糖度が特徴です。
気になる味わいは、レーニアと紅秀峰に似た濃厚な甘みと、心地よい控えめの酸味が特徴です
果肉は、しっかりとした固めの食感で、歯ごたえも楽しめます。
また、この果肉の固さから、日持ちも良いのも特徴です。
やまがた紅王の販売店
やまがた紅王は、山形県内のさくらんぼ農園や、その近隣の直売所、ネット通販、ふるさと納税などで購入することができます。
新品種のため、収穫量は限定的です。
しかし、出荷量は年々増加していくようです。
早めに味わってみたいという方は、ふるさと納税で予約をするのがおすすめです。
やまがた紅王はさくらんぼ狩りでも楽しめるのか
山形県では、おいしいさくらんぼを、さくらんぼ狩りでも楽しめます。
山形県で栽培されているさくらんぼの主な品種は、
- 佐藤錦
- 紅秀峰
- 紅さやか
- 紅てまり
- 紅きらり
- 紅ゆたか
- ナポレオン
- 大将錦
- 月山錦
- 南陽
などです。
このように、山形県ではさまざまな品種を、さくらんぼ狩りで楽しむことができます。
さくらんぼ狩りは、冬季間でもできる場所もありますが、基本は例年6月上旬から7月下旬です。
やまがた紅王の収穫期も、6月下旬から7月上旬頃のため、やまがた紅王を栽培していて、さくらんぼ狩りのできる農園であれば、楽しめる可能性もあるでしょう。
気になる方は、旬を迎える少し前からチェックしてみてはいかがでしょう。
まとめ
この記事では、やまがた紅王についてご紹介してきました。
山形県が20年以上かけて開発したさくらんぼの新品種「やまがた紅王」。
その特徴は、なんといってもその大きさです。
まだ出荷量は限定的ですが、今後も人気が高まっていくことが予想される新品種です。
ぜひ、一度お試しください。