色とりどりな果物が入り華やかなフルーツポンチ。
その中には、もちもちとした食感が美味しい白玉団子が入っていますが、そもそも白玉とはどんなものなのでしょうか。
そこで今回は、フルーツポンチに入っている白玉とはなんなのか、白玉団子の基本の作り方、保存方法についてをご紹介します。
また、固くならない白玉団子の作り方やおすすめレシピもご紹介します。
ぜひ参考にして、美味しい白玉入りのフルーツポンチを作りましょう。
フルーツポンチに入っている白玉とは
スイカやメロン、いちごやみかんなど、いろいろな果物や食材を入れて作るフルーツポンチ。
華やかでおしゃれなので、誕生日会などの特別な日に作る方もいらっしゃると思います。
そんなフルーツポンチの中に、白玉団子を入れて作る方も多いのではないでしょうか。
もちもちとして美味しく、フルーツの中に白色を追加してくれてさらにカラフルにしてくれます。
そんな白玉団子は、白玉粉で作ります。
白玉粉は、洗って浸水させたもち米に水を加えて、ひいてすりつぶし、漉して沈殿した物を乾燥させたものです。
柔らかくなめらかな食感で、もちもちしているのが特徴です。
フルーツポンチは白玉なしでも作れますが、白玉団子を入れることで、フルーツとは違う食感が楽しめさらに美味しくいただけます。
フルーツポンチに入れる白玉団子の基本の作り方
もちもちとして美味しい白玉団子ですが、基本の作り方は簡単です。
失敗しないコツは、水の量を調節することです。
材料
白玉粉:100g
水:約100cc
作り方
- 白玉粉100gに対して、水約100ccを用意します。
- 白玉粉をボウルに入れます。
- 白玉粉と水を混ぜて、耳たぶくらいの柔らかさになるまでこねましょう。
このとき、生地がボロボロするなら、水を少しずつ加えながらこねます。
水を入れすぎないように注意しましょう。 - 生地ができたら作りたい大きさに丸め、中心を指で軽く押さえてくぼませます。
- 丸め終わったら、鍋にたっぷりのお湯を沸かします。
- 沸騰したお湯に白玉団子を入れ、茹でます。
- 湯で時間は3~5分ほどです。
白玉団子は最初鍋の底に沈みますが、火が通ったら浮いてきます。 - 氷水をつくり、浮いてきた白玉団子を網ですくい氷水で冷やしたら出来上がりです。
白玉の保存方法について
たくさん作ってしまった白玉団子は、冷蔵庫や冷凍庫で保存できます。
保存できるので作り置きすることは可能ですが、冷蔵庫や冷凍庫で保存すると固くなってしまうのが難点です。
固くなる原因はデンプンです。
デンプンは水と加熱することで柔らかくなります。
そのため、保存して固くなった白玉団子は、使う時に再度加熱すればもちもちとした柔らかい食感に戻ります。
耐熱容器に白玉団子と水を入れ電子レンジで加熱するか、鍋でお湯を沸かし茹でるのがおすすめです。
また、保存するときは白玉団子同士がくっつかないようにするのもポイントです。
1つ1つ離して保存するようにしましょう。
冷蔵保存は1週間、冷凍保存は1ヶ月が保存期間の目安です。
きちんと保存すれば日持ちします。
たくさん作った場合は冷凍、冷蔵保存しましょう。
固くならない白玉団子の作り方
白玉団子は時間が経つと、だんだん固くなってしまいます。
しかし、水の代わりに絹ごし豆腐を入れることで、固くなりにくい白玉団子が作れます。
白玉粉100gに対して、絹ごし豆腐100g〜120g程度用意し、ボウルに入れて混ぜるだけです。
そのあとは、基本の白玉団子の作り方と同じです。
絹ごし豆腐を使って作る場合、水分量が足りないことがあります。
水分量が足りないと感じた場合は、耳たぶほどの柔らかさになる程度に水を追加しましょう。
水で作ったものと比べると、色や味、食感に少し違いはありますが、くせもなく食べやすいです。
冷蔵庫で保存する場合は、固くならない白玉団子を作るのもおすすめです。
白玉入りフルーツポンチサイダーのレシピ
しゅわしゅわ感が爽やかな、白玉団子入りフルーツポンチサイダーのレシピをご紹介します。
材料
- 好きな果物
- 白玉粉
- 水もしくは絹ごし豆腐
- 三ツ矢サイダーなどの炭酸
- フルーツの缶詰
作り方
- 白玉団子を作ります。
作り方は基本の作り方を参考にしましょう。 - 好きな果物の皮や種を取り、食べやすい大きさにカットします。
- フルーツ缶詰はシロップと果物を分けます。
シロップは後ほど使いますので捨てずに取っておきます。 - 果物と白玉団子を器に盛り付けます。
- 缶詰のシロップを、1人分10~15ccほどを目安に入れます。
- 最後にサイダーを1人分100ccを目安に入れれば完成です。
缶詰のシロップで甘みをつけますが、甘いのが苦手な場合はシロップを入れず、サイダーのみを入れても作れます。
また、サイダー以外にも、レモン水やカルピス、オレンジジュースなどを入れて味付けすれば違う味わいも楽しめます。
まとめ
今回は、フルーツポンチに入れる白玉団子についてや、基本の作り方、保存方法をご紹介しました。
果物の中に混ざる白玉団子は、もちもちと美味しく果物とは違う食感が楽しめ人気があります。
味付けによってもいろいろな味わいが楽しめるので、いろいろなフルーツポンチを作って楽しみましょう。