給食の好きなメニューで、昔から上位にランクインする「フルーツポンチ」。
学校給食で出るフルーツポンチが一番好き!という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、給食風フルーツポンチの作り方やフルーツポンチに合う人気の給食の献立など、大人になってからも食べたくなる、昔懐かしい給食のフルーツポンチについてご紹介します。
フルーツポンチは人気の給食メニュー
昔から給食の人気メニューのひとつであるフルーツポンチ。
人気メニューの割りには、地域によってフルーツポンチの給食頻度はさまざまです。
そんな人気のフルーツポンチは、もちもち食感の白玉やミックスフルーツ、コリコリした食感のナタデココに甘いシロップをかけた、夏の暑い時期や食後のデザートにピッタリの一品です。
お家でも簡単に作れますし、ジュースや炭酸水、アイスを乗せたりと工夫することで見た目も楽しくなるおすすめのデザートです。
【お家で再現】給食風フルーツポンチの作り方
それでは、給食風フルーツポンチの作り方をご紹介します。
豆腐入りの白玉は、ふわっとした食感が楽しめるのでおすすめです。
材料
- 白玉粉:40g
- 絹ごし豆腐:40g
- 水:小さじ1
- フルーツ缶:1缶
- 好きなフルーツ:適量
- ★砂糖:大さじ3
- ★水:300cc
- ★白ワイン:大さじ1(なくてもよい)
- ★レモン汁:小さじ1
作り方
- 缶詰は予め冷蔵庫で冷やしておく。
- ★(シロップの材料)を小鍋に入れて煮立たせ、冷蔵庫で冷ましておく。
- 豆腐、白玉粉、水を合わせ、耳たぶくらいの固さまで練る。
- 直径1.5㎝くらいに丸めて平らにつぶし、沸騰したお湯に入れてしっかり茹でる。
- 浮いてきたら水にさらし、ぬめりを取る。
- ボウルに缶詰のフルーツとシロップ50ml、②のシロップ、⑤の白玉を入れてよく混ぜる。
- さらに好きなフルーツも入れ、冷蔵庫でしっかり冷やしたら完成。
シロップの代わりにサイダーを入れるのもおすすめです。
余ったシロップは炭酸水で割ったり、料理の甘味調味料として活用することができます。
フルーツポンチとヨーグルトの給食レシピは朝食にぴったり
こちらも作り方は簡単です。
ボウルにフルーツとヨーグルト入れて和え盛り付けるだけです。
甘味が足りない方は、はちみつやメープルシロップをかけても美味しくいただけます。
朝食のデザートにも最適なので、ぜひお試しください。
フルーツポンチに合う人気の給食の献立
今も昔も変わらず、フルーツポンチは給食の中でも人気の高いメニューですが、フルーツポンチ以外にも当然ながら人気メニューがあります。
小学生や中学生に人気の給食を見ていきましょう。
- 揚げパン
- きなこ揚げパン
- カレーライス
- わかめご飯
- からあげ
- ラーメン
- 牛乳(ミルメーク付き)
- フルーツポンチ
- クラムチャウダー
お家でフルーツポンチを作る際は、上記の人気献立を一緒に考えてみてはいかがでしょうか。
給食にまつわる豆知識
では最後に、給食にまつわる豆知識をご紹介します。
ぜひご家庭でフルーツポンチを作った際の話題作りの1つとして活用してみてください。
給食が始まったのは明治
日本の学校給食は、1889年(明治22年)に山形県鶴岡町(現・鶴岡市)の私立忠愛小学校で始まりました。
当時、学校給食はすべての児童を対象としており、貧困家庭の子どもたちだけでなく、すべての児童が無料で昼食を食べることができました。
献立は、地域や学校によって異なっていたと考えられますが、おにぎり、焼き魚(塩サケ)、菜の漬物が含まれていた可能性が高いです。
その後、戦争によって給食は中止されますが、終戦後の1946年に東京、神奈川、千葉の3都県の学校で、戦後初めての学校給食が試験的に実施されました。
給食でフルーツポンチが出た時の暗黙のルール
その昔、給食でフルーツポンチが出たときには、ある暗黙のルールが存在していたようです。
それが、「さくらんぼは必ず1人1個まで」というルールです。
フルーツポンチの中にあるさくらんぼの数が少なく、とてもレアな存在だったことから、トラブルを未然に防ぐためにも「1人1個まで」という謎のルールができたのだと推測されます。
80年代・90年代の給食
昭和初期〜中期頃は、鯨肉を使ったメニューが、低カロリーで高タンパクなため人気を集めていました。
80年代・90年代頃には洋風化が進み、カレーライスやスパゲッティなどの洋食も学校給食に登場しました。
また、パンのバリエーションも増え、コッペパンだけでな揚げパンが登場したのもこの時期です。
砂糖の他にも、きなこやココア、シナモンなど、味のバリエーションが楽しめることも、揚げパンが人気を集めた理由の1つです
給食での5分間指導
給食での5分間指導を行っている学校があるのをご存知でしょうか。
これは、「給食終了10分前、5分間話をせずに、食べることに集中できる時間を作る」という取り組みで、通称「もぐもぐタイプ」とも言われています。
- 時間内に食べ終わることを意識付けさせるため
- しっかり感で食べることを指導させるため
- 残食を残さないため
このように給食指導として、多くの小学校で「5分間指導」が実際に取り組まれています。
七夕の日のフルーツポンチは特別
七夕の日は、フルーツポンチもいつもとは異なり、月や星の形をしたゼリーが入っていたり、白玉が星の形になっていたりと、特別バージョンに変わっている学校も多いようです。
献立も、フルーツポンチの他に星型コロッケや七夕汁、五目ちらし寿司と、目でも楽しめる献立となっています。
まとめ
今回は、給食で人気のフルーツポンチについて、家でもできる給食風フルーツポンチの作り方や給食にまつわる豆知識などをご紹介してまいりました。
ぜひお家でフルーツポンチをデザートに、給食で人気の献立を再現してみてはいかがでしょうか。