【アボカドは野菜か果物か】野菜と果物の違い、気になる栄養素

最終更新日:2024/05/13

【アボカドは野菜か果物か】野菜と果物の違い、気になる栄養素

アボカドは、栄養価が高く、健康に良いとされる果物です。
しかし、アボカドは野菜のように食べられることから、果物なのか野菜なのか、判断に迷う人もいるのではないでしょうか。
今回は、アボカドの分類や、野菜と果物の違い、アボカドの栄養素について解説します。

アボカドは野菜か果物か

結論から言えば、アボカドは果物です。

甘味がないアボカドは、よくサラダのトッピングに使われていますよね。
そのため、果物よりも野菜のイメージが強いかもしれません。
ですが、アボカドは果物として分類されています。

ただし、アボカドは「野菜的果実」と呼ばれることがあります。
その理由は、料理に使われることが多く、野菜のように食べることが多いためです。
ちなみに「果物的野菜」と呼ばれる野菜もあり、いちごやスイカなど、一般的に果物と認識されている野菜がこれにあたります。

アボカドが野菜ではなく果物なのはなぜ?

では、なぜ野菜のイメージが強いアボカドが果物に分類されているのでしょうか。
野菜と果物の違い、区別の仕方などをご紹介します。

野菜と果物の違い

実は、野菜と果物の明確な定義や違いはないそうです。
野菜か果物かは、生産者や消費者によって扱いが変わったり、呼び名が変わることがあるようです。
ただ、生産量を測るために決められた定義がそれぞれあります。

野菜は、下記をを満たす植物です。

  • 1年生の草本性の植物(草)
  • 加工は不要
  • おかずとして利用されるもの

一方、果物は下記を満たす植物です。

  • 2年以上栽培される草本植物(草)や木本植物(樹木)
  • 果実が食用となるもの

アボカドは2年以上栽培する必要がある樹木なので、果実に分類されるわけです。

野菜ではなく果物に分類されるアボカドの栄養

アボカドが、野菜ではなく果物に分類されることがおわかりいただけたと思います。
それでは、このアボカドが、「森のバター」や「果物の王様」と呼ばれていることをご存知でしょうか。

アボカドは、「世界一栄養価の高い果物」としてギネスにも認定されています。
そこでここでは、アボカドの豊富な栄養や、GI値とカロリーについてご紹介します。

アボカドの栄養

アボカドの主な栄養素は以下のとおりです。

  • カリウム
  • 葉酸
  • ビタミン群(ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK)
  • 食物繊維
  • 脂質(不飽和脂肪酸)
  • ミネラル(鉄・リン)

果物の中でも栄養素がかなり豊富です。

アボカドの果肉はほぼ脂肪分です。
しかし、アボカドの脂質には、リノール酸やリノレン酸、オレイン酸などの不飽和脂肪酸が含まれています。
体内でコレステロールにはならない良質な油なので、美肌効果や動脈硬化予防が期待できます。

アボカドのGI値とカロリー

GI値とは、食後血糖値の上昇を与える影響の違いを示す指標です。
「Glycemic index(グリセミックインデックス)」のことを言います。
ブドウ糖を摂取した際の血糖値の上昇を100としたとき、GI値が高い食品の白米や食パンを食べると白米が84、食パンが95と高い数値がでます。
アボカドはGI値が27と、かなり低い数値なのです。

次にアボカドのカロリーです。
アボカド1個150g(皮や種を除いた食べられる部分)で計算すると、カロリーは267kcalです。
100gで換算するとカロリーは170kcalで、ご飯100gが156kcalなので、ご飯よりもカロリーは高めです。
高カロリーなので、1日半分程度の量を食べるのがおすすめです。

アボカドの洗い方と注意点

スーパーなどでアボカドを購入した後、そのまま冷蔵庫に入れていませんか?

アボカドを購入後は、皮ごと流水でよく洗い、キッチンペーパーなどで水気を拭き取るのが正しい方法です。
アボカドの皮には、リステリア菌やサルモネラ菌などの細菌が含まれている可能性があるそうです。
乳幼児や高齢者などが細菌に感染すると、髄膜炎や敗血症の可能性や、食中毒の原因にもなるようです。
調理前や冷蔵庫に入れる前に、アボカドをよく洗うようにしましょう。

また、アボカドを一度切ると黒く変色します。
これは、ポリフェノールとフェノール酸化酵素が空気に触れ、メラニンが作られるため、黒く変色してしまうのです。
切った後は、レモン汁やお酢、またはオリーブオイルなどを切り口につけてラップで密閉しましょう。

まとめ

アボカドは野菜かそれとも果物かについてお伝えしてまいりました。
アボカドは、野菜として調理されることも多いですが、果物として食しても美味しく、健康にも良い食材です。
ぜひ、アボカドの魅力を知って、食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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