【果物の保存方法】オレンジの保存方法4選と保存期間

最終更新日:2024/03/12

【果物の保存方法】オレンジの保存方法4選と保存期間

甘みとほどよい酸味のバランスが美味しいオレンジ。
子供から大人まで人気があるフルーツです。
そんなオレンジは、どのように保存するのが適しているのかご存知でしょうか。

そこで今回は、オレンジの常温保存の方法や冷蔵庫で保存する方法、長期保存方法などをご紹介します。
また、加工して保存する方法や保存期間もご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

オレンジの常温保存

オレンジは大きさのある果物なので、一度に大量消費するのは難しいことが多く、保存方法を知りたいという人も多いと思います。
野菜室などで保存するのが安心ではありますが、夏場の暑い時期を除けば常温でも保存することができます。

保存の仕方は簡単です。
オレンジを1つずつ新聞紙やキッチンペーパーで包みます。
そして、直射日光や冷暖房などが当たらない、風通しの良い場所に置いておくだけです。
オレンジは輸入されているものが多く、輸入されたオレンジは果皮に防カビ剤などが使われていることが多いため、カビが生えにくいことが多いです。

しかし、オレンジはもともとはカビが生えやすい果物です。
そのため、国内産のものや防カビ剤などが使用されていないオレンジはカビが生えにくい可能性があるため、気をつけましょう。

オレンジを冷蔵庫で保存する方法

安心してオレンジを保存したいなら、冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
冷蔵庫で保存する場合に気をつけることは、乾燥と水分の蒸発です。
野菜室は湿度が低く乾燥しやすいため、オレンジを保存する場合は、ポリ袋など保存袋にいれて軽く口を閉じてから野菜室に入れましょう。

また、切ったオレンジを冷蔵庫で保存する場合は、切り口にラップをぴったりつけて乾燥しないようにします。
しかし、一度カットした果物は日持ちはしません。
冷蔵庫で保存しても、次の日には食べきるようにしましょう。

オレンジを長期保存するなら冷凍保存がおすすめ

オレンジを長期保存したいなら、冷凍保存するのがおすすめです。
少々手間がかかりますが、一度作れば半解凍にしてそのまま食べたり、ミキサーにいれてスムージーとして楽しめたり、オレンジを楽しむ幅が広がります。
冷凍保存する方法をご紹介します。

  1. オレンジの皮と薄皮を剥き、果肉だけを取り出します。
  2. 薄皮を剥いた後の果肉を、1つ1つ重ならないように金属製のバットに並べ冷凍庫に入れます。
  3. ある程度固まったら、冷凍用の保存袋に入れ冷凍庫で保存しましょう。

冷凍保存したオレンジは、完全に解凍するとべちゃべちゃになって食感が悪くなります
半解凍の状態で楽しんだり、ジュースやスムージー、料理に使ったりするのがおすすめです。

オレンジを加工して保存

オレンジが大量にある場合は、保存食に加工するのもおすすめです。
おすすめはシロップ漬け(砂糖漬け)とドライオレンジです。
レシピをご紹介します。
皮まで使う場合は、国内産を使うのがおすすめです。

シロップ漬け

材料

  • オレンジ…3個(600gほど)
  • 氷砂糖…600g(オレンジと同じ量)
  • 保存する瓶

作り方

  1. 保存する瓶をきれいに洗いアルコール消毒や熱湯消毒で清潔な状態にします。
  2. オレンジをよく洗います。
  3. オレンジを縦半分にカットし、5mm幅にスライスします。
  4. 瓶にオレンジを3分の1ほどいれ、氷砂糖を3分の1ほどいれます。
    さらにオレンジを3分の1ほどいれ、氷砂糖を3分の1ほどいれる工程を繰り返します。
  5. 全部入れたら蓋をして、氷が溶けるまで1日1回は瓶を優しく振って保存します。
  6. 氷砂糖が溶けたら冷蔵庫で保管しましょう。

ドライオレンジ

材料

  • オレンジ…1個
  • グラニュー糖…5g
  • クッキングシート

作り方

  1. オレンジをよく洗い5mm幅の輪切りにします。
  2. 天板にクッキングシートを敷いて、輪切りにしたオレンジを並べます。
  3. グラニュー糖をふりかけます。
  4. オーブンを100℃に設定し、予熱なしで60分焼きます。
  5. 60分焼いたら、一度取り出しオレンジを裏返します。
  6. 裏返したら、さらに30分焼き完成です。

オレンジの保存期間

オレンジの保存方法についてご紹介してきましたが、オレンジの保存期間も気になるところですよね。
保存の仕方や保存している温度によって異なるため、正確な日数はありませんが、保存方法別に保存できる目安の期間をご紹介します。

常温保存の場合は1~2週間、冷蔵保存だと2~3週間、冷凍保存だと1カ月ほど保存できます。
保存食にした場合は、何にするかによって保存期間は異なりますが、ドライオレンジだと3カ月ほど保存できます。

まとめ

この記事では、オレンジの保存方法についてご紹介しました。
オレンジは、常温保存も冷蔵保存も冷凍保存もできます。
常温保存するときは適温であるかの見極めが必要ではありますが、基本的には簡単に保存できます。

また、冷凍保存は手間ではありますが、生のオレンジとは違った楽しみ方もできます。
自分に合う保存方法を選び、オレンジを長持ちさせましょう。

こちらも合わせてご覧ください。