【食べ頃が短い果物】メロンの保存方法や保存期間、冷凍方法

最終更新日:2024/03/14

【食べ頃が短い果物】メロンの保存方法や保存期間、冷凍方法

メロンはどれだけ熟しているかによって、保存方法が変わる果物です。
そこで今回は、食べ頃のメロンの保存方法をはじめ、追熟が必要なメロンや切ったメロンの保存方法についてご紹介します。

また、メロンを長持ちさせることができる冷凍保存やメロンの保存期間、食べ頃を見分けるポイントについてもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。

甘くて美味しい果物:食べ頃のメロンの保存方法

完熟した甘くて美味しいメロンが手に入ったら、冷蔵庫に入れて保存することが大切です。
メロンは完熟して食べ頃になると、わずか2~3日程度で傷み始めるため、食べ頃がとても短い果物です。
そのため、食べ頃になったメロンは冷蔵庫で保管し、美味しく食べることができる2〜3日以内に食べきりましょう。

完熟メロンからは、野菜や果物を熟成させる効果があるエチレンガスが発生します。
冷蔵庫に入れる場合は、ほかの食材が傷むのを防ぐため、ポリ袋などに入れてから保存するのがおすすめです。
また、メロンなどのフルーツに含まれる「フルクトース」と呼ばれる糖分は、常温よりも温度が低いほうが強く感じるため、冷やして食べましょう。

メロンは追熟が必要な果物

メロンは、完熟するまでは常温で追熟させる必要があります。
追熟方法は、箱に入っているメロンは箱から出し、メロンを丸ごと新聞紙などで包み、冷蔵庫に入れずに常温で保存します。
最適な保存温度は、品種や大きさによって異なりますが、一般的には20〜25度程度です。
夏場はエアコンの風が直接当たらないようにしましょう。

熟すまでの期間は、品種や大きさによって異なりますが、一般的に3日から7日くらいが目安です。
スーパーなどで売られているメロンは、追熟が進んでいるものも多く、2~3日ほどで熟してくることもあります。
熟したメロンは、冷蔵庫で保存することで追熟をストップさせることができます。
ただし、冷蔵庫に入れることで果肉が硬くなるため、2~3日以内に食べ切るようにしましょう。

切ったメロンの保存方法

カットしたメロンの保存方法は、種とわたを取り除いて、ラップをして冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
ひと口大に切ったメロンも同様に、空気に触れないように保存容器やジップロックなどに入れて、冷蔵庫で2〜3日以内に食べきりましょう。
なお、メロンの種とわたにも果汁が含まれているので、ザルでこしてメロン果汁100%のジュースを作ってみてはいかがでしょうか。

メロンを長持ちさせるなら冷凍保存もおすすめ

完熟メロンが大量に余ってしまったら、冷凍保存もおすすめです。
メロンは一度冷凍すると、解凍しても生のときのような食感には戻りませんが、シャーベットのような食感を楽しむことができます。
冷凍メロンは、凍ったままでも半解凍しても食べられますし、ミキサーにかけてジュースやスムージーにしても美味しくいただけます。
1〜2カ月程度と随分長持ちさせることができるので、メロンの消費に困ったときには試してみてはいかがでしょうか。

メロンの保存期間と食べ頃を見分けるポイント

メロンの保存期間は、品種や大きさ、追熟状態によって異なりますが、目安は以下の通りです。

  • 常温(追熟時):メロンの状態により2日〜7日
  • 冷蔵保存:2〜3日
  • 冷凍保存:1〜2カ月

美味しく食べられる期間が短いため、食べ頃を見逃さず、美味しくいただきましょう。

食べ頃のサイン

メロンの食べ頃を見分けるポイントは3つあります。

  • 甘い香りが強くなる
  • メロンの下部の中央部分を親指で押してみたときに、少し凹むくらい柔らかくなっている
  • メロンのツルが細く枯れてくる

人気の品種夕張メロンなどのネットメロンは、皮の色が黄色く変色し、ネットがくっきりと浮き上がってきたら食べ頃のサインです。
また、ツルが枯れてしまった場合は、熟れすぎで甘みが落ちてしまうだけでなく、果肉が軟化してしまうこともあるため、注意が必要です。

まとめ

この記事では、甘くて美味しいメロンの保存方法についてご紹介してきました。
メロンは、追熟が必要な品種が多く、追熟中は常温で保存します。
また、食べられる期間が短いため、完熟のサインを見逃さず、美味しい状態で味わってください。
賞味期限内に食べきるのが難しい場合には、冷凍保存も可能なので、余すことなくメロンを味わい尽くしましょう。

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