ハワイは日本人にも人気の海外旅行先ですが、旅の楽しみは観光だけではありません。
さまざまな南国フルーツを味わうことができるのが、ハワイです。
この記事では、ハワイの有名な果物や珍しい果物についてまとめました。
フルーツ狩りができるハワイの有名観光果樹農園についてもご紹介します。
ハワイの有名な果物-季節ごとにご紹介
南国ハワイでは観光のほかに、フレッシュなフルーツジュースやトロピカルフルーツを食べられることも楽しみのひとつでしょう。
ハワイで有名な果物と言えば、すぐにイメージできるのはパイナップルでしょうか。
パイナップルは近年生産量は減少していますが、ハワイでは1年中食べることができる果物です。
ほかにもハワイには、たくさんの南国フルーツを楽しむことができますよ。
季節ごとに味わえるハワイの果物をご紹介します。
春
- アボカド
- 柑橘類
- スターアップル
- ブラックサポテ
- マンゴスチン
- ライチ
夏
- アボカド
- エッグフルーツ
- サワーソップ
- ジャックフルーツ
- ドラゴンフルーツ
- パッションフルーツ
- マンゴー
- ライチ
秋
- 柑橘類
- スターフルーツ
- ジャックフルーツ
- ドラゴンフルーツ
- パッションフルーツ
- パンノキ
冬
- 柑橘類
- パンノキ
- マンゴスチン
- ランブータン
- リュウガン
通年
- アップルバナナ
- ココナッツ
- ノニ
- パイナップル
- パパイヤ
- パンノキ
ハワイの珍しい果物6種類
ハワイで食べられる南国フルーツのうちでも、珍しい果物をご紹介しましょう。
アップルバナナ
通常のバナナの半分ほどの大きさのバナナです。
ハワイのファーマーズマーケットや、スーパーでよく見られます。
りんごのようなほんのりした甘さと、やや酸味を感じる味です。
エッグフルーツ
カニステルとも呼ばれる、洋梨に似た形の黄色い果実です。
卵の黄身のような食感なので、エッグフルーツと呼ばれています。
ねっとりした食感で、濃厚な甘さがあります。
ドラゴンフルーツ
熱帯地域原産のサボテンの果実です。
赤や黄色の果皮が龍のウロコのように見えます。
果肉はシャキシャキとしており、ゴマ粒のような黒い種が全体に散らばっています。
さっぱりした甘さがあり、スプーンでそのまますくって食べるのがおすすめです。
ノニ
インディアンマルベリー、モリンダなどとも呼ばれるノニは、インドネシア原産の熱帯性植物です。
ポリネシアでは、長い間食料や薬用として使用されてきました。
ビタミンCやカリウムを豊富に含む、スーパーフルーツとしても知られています。
パッションフルーツ
果皮があずき色と黄色いものがある、5~10cmの円形、または細長い楕円形の果物です。
味は大変甘く、ほのかな酸味もあります。
冷蔵庫で冷やして果肉をスプーンですくって食べたり、冷凍してシャーベット状にして食べるのもおすすめです。
パンノキ
クワ科パンノキ属のパンノキは、果実が「パンの実」と呼ばれています。
その理由は、果実を焼くとパンのような食感がするからです。
生食よりも、焼いたり揚げたり茹でるなどの加熱調理をすることが一般的です。
ハワイ語でウル(ulu)、英語でブレッドフルーツ(breadfruit)と呼ばれています。
ハワイの果物は持ち込みできるのか
トロピカルパラダイスのハワイで美味しい南国フルーツを味わうと、日本へも持ち帰りたくなりますよね。
残念ながら、ハワイ産の熱帯果物のほとんどは日本に持ち込むことができません。
その理由は、自国の植物を外国の害虫や病気から守るためです。
けれども、パイナップルなど一部の果物は入国の際に検疫を受けて合格すれば、持ち込み可能なものもあります。
検査証明書の添付が必要なので、空港の植物検疫のカウンターで手続きしましょう。
帰国日には、少し早めに空港に行って手続きすると安心です。
また、植物防疫所のサイトを確認すれば、輸入規制により持ち込めない果物をチェックすることができます。
事前に確認しておくと、手続きなどがスムーズに行えるでしょう。
ハワイの州木、ククイの果実について
ハワイ語で、「光」という意味もあるククイ。
ククイは、ハワイの州木でもあり、ハワイの文化や生活と切り離すことができない植物のひとつです。
昔からハワイアンの人々は、ククイの木でカヌーを作り、木の皮や果実や根などで染物などを作ってきました。
ククイナッツとも呼ばれるククイの果実は、食べることはできません。
果実に含まれる油は上質で、傷の手当やハワイアンマッサージのロミロミなどに使われます。
幹や樹皮、花や葉は薬としても用いられ、まさにククイは万能の木と言えるでしょう。
また、ククイの果実の種子は、磨くと黒く光ります。
美しく磨かれたククイの果実の種子を繋げて、レイが作られるのはよく知られているでしょう。
ハワイで果物狩りができるおすすめの果樹農園
オアフ島にある果樹農園「フランキーズ・ナーサリー(Frankie’s Nursery)」では、ハワイならではの果物をフルーツ狩りすることができます。
広大な農園には400種類以上の植物が栽培されており、珍しい果物もありますよ。
例えば、世界一甘いと評判の白いパイナップル、「ハニークリームパイナップル(Honey Cream Pineapple)」。
この珍しいパイナップルは、この農園でしか栽培されていません。
フランキーズ・ナーサリーはオアフ島の東海岸にあるワイマナロという地区にあります。
有名な観光地なので、ワイキキからはツアーで行くのもおすすめですし、レンタカーで行くのも良いでしょう。
まとめ
ハワイには数多くの南国フルーツがあり、中でもアップルバナナやパンノキなど、珍しいものもありました。
ハワイへ行った際は、400種類以上の植物から果物狩りができるフランキーズ・ナーサリーなどの果樹農園で、いろいろな果物を味わってみてはいかがでしょうか。