日本で食べられているフルーツポンチのようなデザートが、韓国にあると聞いたことはありませんか?
「スバクファチェ」といい、韓国では誰でも知っているほど有名なデザートです。
そこで今回は、韓国のフルーツポンチとはどんなものなのか、特徴を詳しくご紹介します。
また、おすすめの作り方や、フルーツポンチ以外のおしゃれな韓国スイーツもご紹介します。
ぜひ参考にして韓国のフルーツポンチを楽しんでください。
韓国のフルーツポンチとは
韓国のフルーツポンチは、韓国語で「スバクファチェ」と呼ばれます。
ファチェ(花菜)は、韓国の伝統的な飲み物で、五味子(ごみし)の汁にハチミツや砂糖を入れて、朝鮮松の実をむいて浮かべたものです。
歴史ある飲み物ですが、現代では五味子は使われず、フルーツを入れたものが一般的です。
また、現代の日本のフルーツポンチは子供も食べられるものですが、ポンチというのはお酒が由来になっています。
ポンチは、もともとインドや中国で、水・砂糖・酒・ライム果汁・スパイスの5種類の材料から作られたカクテルのことを指していました。
しかし、日本に伝わり明治時代頃になると、砂糖や果汁を混ぜたお酒全般をポンチと呼ぶようになったのです。
そして、そのお酒にフルーツをいれて提供を始め、次第にアルコールが抜かれるようになり現代のようになりました。
このように、韓国のフルーツポンチと日本のフルーツポンチは、似ていますが、由来は違います。
同じような作り方をしますが、歴史は違うということを覚えておきましょう。
韓国のフルーツポンチはスイカを入れる
日本のフルーツポンチは、好きなフルーツを入れて作りますが、韓国のフルーツポンチはスイカを入れるのが一般的です。
スイカは水分量が多く暑い夏にピッタリの果物です。
そのため、韓国でのフルーツポンチは、夏の暑さをしのぐために食べられることが多いです。
スイカ以外でも夏のフルーツが使われます。
韓国のフルーツポンチの味付けは牛乳とソーダ
韓国のフルーツポンチは、牛乳とソーダを使うのが一般的です。
日本のフルーツポンチは、レモン汁やサイダーなどの炭酸、りんごジュースなどを使うため、牛乳を入れることに驚く方も多いのではないでしょうか。
意外な組み合わせですが、牛乳とソーダとスイカはよく合います。
クリーミーな牛乳の味とさっぱりとしたスイカの味、爽快感のあるソーダがマッチしとても美味しく食べられます。
ぜひご自宅でも作って、韓国の味を楽しんでください。
韓国風フルーツポンチの作り方
韓国風フルーツポンチのおすすめレシピをご紹介します。
必要なもの
- スイカとお好みの果物
- 牛乳…1人分100m
- ソーダ…1人分50ml
- 砂糖もしくはハチミツ…大さじ1ほど
- お好みでみかんなどのフルーツ缶詰
作り方
- スイカを半分に切り、丸くくり抜きます。
くり抜けない果物は、食べやすい大きさにカットしましょう。 - フルーツ缶詰を使う場合は、果物と汁を分けておきましょう。
- 牛乳と砂糖を混ぜ、さらにソーダを追加し混ぜます。
- 果物を器に乗せ、牛乳ソーダを注げば完成です。
砂糖やハチミツの代わりに、缶詰のシロップをいれても作ることができます。
量は調節し、甘くなりすぎないよう気をつけましょう。
フルーツポンチ以外にもある韓国のおしゃれなスイーツ
スバクファチェ以外にも、韓国にはおしゃれなスイーツがたくさんあります。
人気のおすすめスイーツを2つご紹介します。
ピンス
つ目におすすめなのは、暑い夏に楽しまれている韓国版のかき氷「ピンス」です。
ふわふわのかき氷の上に小豆やフルーツ、アイスなどが乗せられ、とてもボリューミーなのが特徴です。
インパクトのあるものが多く、写真映えします。
フルーツボンボン
2つ目におすすめなのは、「フルーツボンボン」です。
フルーツボンボンは、フルーツをふんだんに使ったパフェです。
高さが20cm以上あり、見た目に驚く方も多いです。
写真映えするだけでなく、季節の果物を使用しているので味も良いです。
いちごやブドウ、マンゴーなどのフルーツを使ったもの以外にチョコレートを使ったものもあります。
まとめ
この記事では、韓国のフルーツポンチについてご紹介しました。
韓国のフルーツポンチはスイカを使うのが一般的で、入れる飲み物は牛乳とソーダです。
日本の一般的なフルーツポンチの味わいとは少し違った味わいが楽しめます。
作り方もご紹介したので、ぜひ参考にして韓国の味わいを楽しんでみてください。