フルーツ缶詰でできるケーキのデコレーションレシピやアレンジ

最終更新日:2022/09/06

ケーキ デコレーション フルーツ 缶詰

クリスマスや誕生日、記念日などの特別な日に用意するケーキは、見た目も華やかなデコレーションケーキだと嬉しいですよね。しかしイチゴなどの生のフルーツは一年中いつでも手に入るものではありません。
そこでおすすめなのはフルーツの缶詰です。この記事では、ケーキのデコレーションにフルーツ缶詰がおすすめの理由をはじめ、桃のフルーツ缶詰だけで華やかなケーキにデコレーションするレシピ、フルーツ缶詰を使ったロールケーキのアレンジ方法などをお伝えします。またフルーツ缶詰でケーキのデコレーションをするときのコツと注意点もご紹介しているので、ぜひ参考にしておいしいケーキを作ってください。

ケーキのデコレーションにはフルーツ缶詰がおすすめ

ケーキのデコレーションといえば、真っ赤なイチゴを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、イチゴの旬は冬から5月上旬頃まで。時期によってはスーパーなどの店頭で売っていないことも多く、売っている場所を探すもなかなか大変です。

しかしせっかくケーキをデコレーションするなら、華やかな見た目にはこだわりたいですよね。
そんな時に大いに役立ってくれるのが、スーパーやコンビニなどでも買え、値段も安いフルーツ缶詰です。

フルーツ缶詰があれば、イチゴがなくてもカラフルで目にも鮮やかなケーキにデコレーションすることができます。

フルーツ缶詰には黄桃、白桃などの桃やパイナップル、さくらんぼ、ミカンにフルーツミックスなどがそろい、生のフルーツと違ってカットしてからの変色などを気にしなくて良いのも嬉しい点です。季節を問わずいつでも手軽に手に入れることができるフルーツ缶詰は、ケーキのデコレーションにも最適なのです。

手作りのバースデーケーキのデコレーションにも缶詰は◎

年に一度の誕生日を祝うバースデーケーキは特別なものですよね。誕生日だからとスポンジケーキから手作りをする方もいらっしゃるでしょう。

しかし、ケーキ作りは初心者にとっては意外とハードルが高いですし、デコレーションにも凝ると結構大変なものです。
そんな時にも手軽に用意できるフルーツ缶詰があれば、デコレーションだけでも簡単に華やかなバースデーケーキを作ることができます。

バースデーケーキなら、とにかく見ただけで喜んでもらえるような見栄えが大切なので、フルーツ缶詰は何種類か用意すると良いでしょう。

コツは生クリームを塗ったケーキの上にまずは白桃などの色の薄いフルーツを先に飾り、手前や上部には色鮮やかなサクランボやパイナップル、ミカンなどを真ん中が高くなるようなイメージで少し立体的に飾り付けるとより華やかになります。
この時のフルーツの切り方はすべてのフルーツの大きさが同じくらいになるようにカットしましょう。
そして色が似たものはできるだけ隣り合って偏ってしまわないように配置することもポイントです。最後にミントの葉などでグリーンを足すと、さらにバランスが良くなります。

桃のフルーツ缶詰だけで華やかなケーキにデコレーションするレシピ

ここでは、桃の缶詰だけで作るゴージャスなバラの花のデコレーションの作り方をご紹介します。

材料

  • 桃の缶詰(白桃または黄桃) 1缶
  • スポンジケーキ(市販のものでも手作りでもOK) 400~500g
  • 生クリーム

作り方

  1. ザルにあげてシロップを切り、キッチンペーパーなどで水分をしっかり拭き取った桃を薄くカットしたら冷蔵庫で冷やしておきます。
  2. スポンジを2段になるようにカットして一段目に生クリームとスライスした桃を並べたら、もう一枚のスポンジをそっと重ねて生クリームを全体に塗ります。
  3. 薄切りにした桃を生クリームの上に外側から放射状に並べながら中央が少し盛り上がるように飾り付けたら完成です。真ん中に置く桃はカットしたものの中から小さめのもの選んでおきましょう。

桃缶を使ったデコレーションなら土台をヨーグルトムースケーキにしたり、レアチーズケーキにしてもおいしくいただけます。また手軽にホットケーキミックスで作っても大丈夫です。土台が変わってもバラの花を作るやり方は同じです。

お子さんの年齢によっては黄桃や白桃をひとつだけハートや星など、お子さんの喜びそうな形に型抜きをして、添えてあげると特別感が増します。また桃缶を使った花のデコレーションは人気なので、より詳しく知りたい場合は「桃缶 ケーキ デコレーション」などで検索するとイメージが沸きやすいでしょう。

フルーツ缶詰ならロールケーキのデコレーションなどアレンジも簡単

ここまでの記事で、フルーツ缶詰でも華やかですてきなケーキのデコレーションができるということをお分かりいただけたと思いますが、フルーツ缶詰を使うことでロールケーキのデコレーションなどアレンジもとても簡単にすることができます。

市販のロールケーキに1カットを横にして中央に生クリームをホイップし、スライスした桃や小さめにカットした缶詰のフルーツを盛り、再度生クリームで絞るだけでプチケーキが完成します。

またロールケーキをいくつか使いピラミッド状に並べたとことに生クリームや缶詰のフルーツを飾り付けることでも大きさ自在のケーキを作ることができます。飾りつけはミントの葉ではなく、お子さんの好きなチョコやメープルシロップなどをかけてフルーツにツヤを出すのも良いでしょう。ロールケーキのはしにサイコロ状にカットした缶詰のフルーツとメレンゲを添えてもおしゃれなケーキが超簡単にできあがりますので、一度試してみてはいかがでしょう。

フルーツ缶詰でケーキのデコレーションをするときの注意点

最後にここでは、フルーツ缶詰をデコレーションに使うときの注意点をご紹介します。

使うフルーツはシロップを含んだそのままで使うと、クリームがべちょべちょになってしまいます。そのためザルやキッチンペーパーなどで水分を切る必要がありますが、その時間の目安は5分程度です。

また残った缶詰のシロップをスポンジケーキに塗っておくことでしっとり感を持続させることができるので、捨ててしまわず賢く利用しましょう。シロップは生クリームを塗るすべての面に塗っておくと良いでしょう。

そのほかフルーツ缶詰の温度にも気を配りましょう。フルーツの温度が常温だと、せっかくの生クリームを溶かしてしまうこともあるため、カットしたフルーツはデコレーションに使う直前まで冷蔵庫で冷やしておくことをおすすめします。

そして気になるフルーツ缶を使ったデコレーションケーキの日持ち、賞味期限はいつまでかというと、おいしく味わえるという点から考えても当日または翌日までに食べ切るのが最適です。

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