お弁当にフルーツを持っていきたいけど、傷んでしまわないか心配という方も多いかもしれません。そんな時は、冷凍したフルーツを活用することをおすすめします。
この記事では、お弁当にもぴったりな冷凍に向くフルーツの種類や切り方、冷凍フルーツの作り方のコツについてご紹介しています。
またお弁当に入れる冷凍フルーツの傷まない入れ方についても解説しているので、ぜひ参考にしてお弁当でもおいしいフルーツを楽しんでください。
お弁当には冷凍フルーツがおすすめ
お弁当にフルーツが入っていると、見た目も華やかになるので子供はもちろん、大人でも思わずテンションが上がってしまうという方も多いのではないでしょうか。
フルーツにはビタミンなミネラルなどの栄養もたっぷり含まれているので、お弁当でも楽しめたら嬉しいですよね。
しかし、糖分や水分が多いフルーツには、雑菌が繁殖しやすいという特徴があり、お弁当に持っていくにはちょっとした工夫が必要です。
冷凍したフルーツなら保冷材代わりにもなりますし、自然解凍で食べるころには程良く溶けておいしくいただけます。最近ではコンビニなどでも人気の冷凍フルーツをそのまま利用するのも良いですし、生のフルーツを冷凍して持っていくこともできます。
ただし、生のフルーツの場合は解凍した時に水分が出て食感が悪くなったり冷凍に向かないものもあるので、下で詳しくお伝えしていきます。
お弁当に最適!冷凍に向いているフルーツと切り方
冷凍に向いているフルーツといえば、ブドウをはじめ、メロンやオレンジ、グレープルーツ、パイナップル、マンゴーなどです。
特にブドウは冷凍すると食感がシャリシャリとしてアイス感覚でつまむことができるので、冷凍ブドウ自体も人気です。また解凍後もみずみずしくおいしくいただけるので、お弁当にもぴったりです。
メロンやオレンジ、グレープルーツ、パイナップル、マンゴーは一度冷凍して解凍しても風味や味に変化がなく、おいしく味わうことができるのでお弁当でも活躍してくれます。
切り方は、メロンやパイナップル、マンゴーは一口大など食べやすいサイズにしてから冷凍しましょう。オレンジ、グレープフルーツは外側の皮だけでなく薄皮もむいておくことで食べやすくなります。
逆に冷凍に向かないフルーツは、お弁当のフルーツの定番であるリンゴのほか、水分の多いイチゴ、キウイ、スイカなどです。
リンゴは解凍すると食感が変わってしまいますし、水分量の多いフルーツは時間が経つと水分が出てきてしまうので、そもそも傷んだり腐る可能性が高くおすすめできません。
ブドウやパイナップル、マンゴーなどスーパーやコンビニの冷凍食品売り場でよく見かけるフルーツは、やはり冷凍にも向いていますし、そうしたものを常備しておくのも良いでしょう。
お弁当に入れる冷凍フルーツは缶詰でもOK
お弁当に冷凍フルーツを安心して入れたいなら、お値段も手頃な缶詰のフルーツもおすすめです。パインや桃、ミカン缶をはじめ、いろいろなフルーツがセットになっているものもあり、缶詰のフルーツなら変色や型崩れの心配もありません。
缶詰のフルーツを冷凍する方法は、シロップからフルーツだけを取り出し、サイズの大きなものはこちらも一口サイズにカットしてから、ひとつひとつを容器に並べて冷凍します。製氷機などに入れてほかのものとくっついてしまわないように冷凍すること、水分をしっかりと切ってから冷凍するのがポイントです。
お弁当に入れる冷凍フルーツレシピ
ここではお弁当の保冷剤代わりにもなる冷凍フルーツの作り方をご紹介します。
材料は先述した冷凍に向くフルーツ、缶詰のフルーツです。
作り方のコツ
- フルーツは食べやすいサイズにカットし余分な水分をキッチンペーパーなどで取り除いておきましょう。
- オレンジやグレープフルーツは皮をむいておきます。
- ブドウは皮ごと食べられるものは房から取ったものを洗っておきます。皮が食べられないものはむいておきます。
- 缶詰のフルーツもシロップの汁気を切り、さらにキッチンペーパーで水分を取り除きます。
- フルーツはひとつひとつ並べて冷凍するのが基本ですが、最初からお弁当用のカップに適量を入れて凍らせる方法もあります。カップを使う場合はしっかりと凍らせてから容器に入れたり、ジップ袋に入れて冷凍保存すると日持ちします。
お弁当に入れる冷凍フルーツの傷まない入れ方
冷凍フルーツをお弁当に持っていくときにもっとも気を使うのは、やはり傷まずおいしく食べられるという点ではないでしょうか。
お子さんが0歳などの赤ちゃんや、2歳~4歳ごろの幼稚園などに通っているなら、なおさら気になりますよね。
冷凍フルーツを傷まないようにお弁当に入れるには、先ほどから書いているように冷凍に向いているフルーツを使うこと、そして余分な水分を取り除くことのほか、温かいおかずと一緒の容器に入れることで傷む可能性が高くなってしまうためおかずとは別の容器に入れることが大切です。
容器を別にすることでほかのおかずに味やにおいが移ってしまうことも防ぐこともできます。
また暑い夏には冷凍フルーツに保冷剤を付けることで冷たさをキープしておいしく安心して食べることができます。
当然ですが、冷凍フルーツを作る際には、手や包丁、まな板などの調理器具を清潔にしておくことも重要です。