さまざまなモチーフやキャラクターで人気のうさぎ。
そのかわいいさで、ペットとしても人気があります。
この記事では、うさぎが食べられる果物と食べられない果物を、その理由とともにお伝えします。
また、うさぎに果物を与える時のポイントなどもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
うさぎが食べられる果物の種類一覧
うさぎを飼育する時、与えても良い果物、そして与えてはいけない果物があるのか気になるものです。
まずは、うさぎが食べられる果物をご紹介します。
- りんご
- いちご
- 梨（洋梨を含む）
- バナナ
- キウイフルーツ
- パイナップル
- ブルーベリー・ラズベリー・ブラックベリー
- 桃
- 柿
- メロン
この他にも、パパイヤやマンゴーなどの南国フルーツもOKです。
うさぎに果物を与えるメリット
うさぎにとって果物はおやつです。
そのため、人間と同じで甘くておいしいと感じています。
しかし、果物の栄養成分は、必ずしもうさぎにとって重要ではありません。
それでは、うさぎに果物を与えるメリットはあるのでしょうか。
うさぎは具合が悪くなると、食欲がなくなり、さらに病気の時には薬を投与する必要もあります。
このような時は、うさぎが餌を食べなかったり、薬を拒否する場合もありますよね。
ここで、果物が活躍します。
例えば、食欲がない時には、食べやすい大きさに切った果物を与えてみましょう。
また、薬を嫌がる時には、すりおろしたりんごやペースト状にしたバナナに薬を混ぜるといった工夫をするとよいでしょう。
うさぎは1日絶食すると大きな負担となり、最悪の場合、命にかかわることもあります。
そのため、食欲がない時は、食べられる果物を与えるのもひとつの方法です。
うさぎが好きな果物ランキング
うさぎの主な食事は牧草です。
そのため、果物を与えるのはあくまでおやつとしてです。
おやつといえば、人間にとっても楽しい至福の時間ですよね。
そうなると、うさぎにとっても甘い果物は、とてもうれしい時間です。
そこで、うさぎが好きな果物をランキング形式でご紹介します。
1位：いちご
2位：りんご
3位：バナナ
ただし、このうさぎの好きな果物ランキングは、うさぎによって異なります。
そのため、ご自身の飼育されているうさぎの好きな果物を探してみましょう。
うさぎが食べてはいけない果物の種類
うさぎは人の体の構造とは違い、果物の種類によっては食べられないものもあります。
これからご紹介する果物は、うさぎに与えると健康を害する可能性があるものです。
そのため、うさぎを飼育されている方は、注意をしましょう。
- アボカド
- 柑橘類（みかん・ゆず・グレープフルーツなど）
- ブドウ
- ナッツ類
これらの果物の中でも、特にみかんやブドウなどは、テーブルの上に置くこともあると思います。
しかし、うさぎを飼育している場合は、うさぎが誤って食べないように事前に対策をしておきましょう。
うさぎへの果物の与え方のポイント
うさぎに果物を与えるのは、主食ではなく、あくまでもおやつとしてです。
そのため、どのように果物を与えるかを知るのはとても重要です。
ポイント1：適切な量と頻度
うさぎが食べられる果物はあくまでも、適切な量を守った上でのことです。
そのため、大量に与えると、食べられる果物であってもうさぎの健康を害する場合があります。
また、おやつとして食べる果物は毎日与えずに、間隔を空けるのがおすすめです。
また、うさぎの体調が気になる場合は、果物を与えるのは控えましょう。
ポイント2：種や皮は取り除く
人間にとっては害のない種や皮でも、うさぎにとっては害を及ぼすものもあります。
特にりんごの種には、うさぎにとっては害なシアンが含まれています。
さらに、バナナやパイナップルの皮は必ず取り除いてから与えましょう。
ポイント3：しっかりと洗う
うさぎに与える果物は、人間が食べる時と同様にきれいに洗いましょう。
うさぎはいつから果物が食べられる？
まだ小さな子うさぎに、果物を与えるのはやめましょう。
子うさぎが離乳を終え、2週間以上主食の牧草を食べてから果物を与えます。
目安としては、生後3カ月以降、1口分ほどの少量を食べさせましょう。
この時、果物を食べないうさぎもいると思います。
しかし、果物はうさぎにとって、必ず必要なエサではありません。
あくまでおやつなので、果物を食べなくても心配しなくても大丈夫です。
まとめ
果物にはたくさんの栄養成分が含まれています。
しかし、うさぎにとっての主食は「牧草」で、副菜は「野菜」です。
そのため、果物はおやつで、飼育をする上で重要な食べ物ではありません。
しかし、人間と同様に、うさぎも果物の味や食感が大好きです。
このようなことから、うさぎに果物を与える時は、ごほうびやコミュニケーション、しつけの一環として与えるのがおすすめです。
