家族で美味しい果物を食べている時、飼っている可愛いハムスターにも果物をあげてみたいと思ったことはないでしょうか。
そこで今回は、ハムスターが食べられる果物や、与えてはいけない果物、ハムスターに果物をあげる頻度や量についてご紹介します。
果物を食べる仕草が可愛いですが、小さなハムスターにとっては、ちょっとしたことが命取りになります。
与えすぎには注意しましょう。
ハムスターが食べれる果物
ハムスターが食べられる果物は、次の通りです。
- いちご
- みかん
- スイカ
- メロン
- クコの実
など。
ハムスターは雑食性のため、意外と食べられる果物は多いですが、果物を与える際は、以下のことに注意しましょう。
- 皮や種をしっかり取り除いてから与える
- スイカやメロンなど水分量が多い果物は与えすぎに注意する
- 食べ残しはそのままにせず回収する
果物を与える際は、上記の注意点を守って、ハムスターの健康に配慮して与えましょう。
ハムスターに与えてはダメな果物
次に、ハムスターに与えてはいけない果物をご紹介します。
- 柿
- さくらんぼ
- ビワ
- 桃
- ぶどう
など。
これらの果物は、いずれも、種子や皮に含まれている成分(アミグダリンやエムルシン、クエン酸、タンニンなど)が中毒を引き起こす可能性があります。
特に、さくらんぼなどのバラ科の果物の種子は危険です。
なお、ぶどうは皮や種を取り除けば与えても問題ないという意見もありますが、犬などはぶどうを食べると中毒症状を引き起こしてしまうため、ハムスターにも与えないほうがよいでしょう。
また、上記の他、グレープフルーツやパイナップル、マンゴーや梨なども注意が必要です。
ハムスターに与えてもいいが注意したい果物
ハムスターに食べさせてもよいですが、注意したい果物もあります。
それが、キウイフルーツとりんごです。
どちらも与えすぎに注意すれば、ハムスターのおやつとして与えても問題ありません。
特に、甘く食感も楽しめるりんごは、ハムスーターが好む果物の1つです。
ただし、どちらも与えすぎには注意し、種は必ず取り除いてから与えるようにしましょう。
果物を乾燥させたドライフルーツもハムスターにおすすめ
ハムスターには、いちごやみかんなどの果物を与えても大丈夫ですが、生の果物は鮮度や水分量が気になってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、ドライフルーツです。
ドライフルーツなら日持ちしますし、鮮度や水分量を気にする必要もなく、種や皮などを取り除く手間もありません。
オレンジやバナナ、パイナップル、キウイフルーツなど、ハムスター用のドライフルーツが販売されています。
ただし、ハムスターにも食の好みがあります。
せっかく購入したドライフルーツを与えても食べてくれないということも考えられますので、ハムスターの食の好みを知りたい場合は、ドライフルーツやナッツなどがミックスされたものを与えてみるのもおすすめです。
興味のないものは残しますので、どのおやつが好みなのかを知る目安になるでしょう。
ハムスターに果物をあげるのはいつから
ペットとしてハムスターをお迎えした後、いつからおやつとして果物を与えていいのでしょうか。
正確に「何日からOK」という答えはありませんが、目安はお迎えしてから1週間過ぎたあたりがベストです。
ハムスターをお迎えし、新しいお家に慣れてから与えるといいでしょう。
はじめは少量から与え、様子を見ながら適量まで増やすようにします。
また、ハムスターは生後2ヶ月で成人するので、赤ちゃんからハムスターを育てた場合は、生後2ヶ月経てばおやつとして果物を与えても問題ありません。
おやつとしてハムスターに果物をあげる頻度と量
最後に、おやつとしてハムスターに果物をあげる際の頻度と量についてご紹介します。
まず、おやつとして果物を与える際の頻度ですが、基本は1日1回程度です。
体重が増えていたり、ひまわりの種など他にも与えている場合は、2〜3日に1回程度を目安にしてみましょう。
もっと言えば1〜2週間に1回など、時々与える程度に、食後のおやつとして果物を与えましょう。
次に、ハムスターにあげる果物の1回分の量ですが、ハムスターが手に持てる量、大きさでいうと5mm角以下が目安です。
これ以上与えてしまうと、体調を崩してしまう可能性がありますのでご注意ください。
まとめ
今回は、ハムスターが食べれる果物やダメな果物、与える頻度や量についてお伝えしてまいりました。
ハムスターは基本的に水分とハムスター用のエサを与えれば十分です。
果物を与えた方がいいというわけではありません。
甘くて美味しい果物を与えすぎると体調を崩してしまったり、普段与えているエサを食べなくなってしまう可能性がありますので、与える頻度や量にも注意しましょう。