「微笑みの国」タイでは、一年を通しておいしい果物を楽しむことができます。
そこで今回は、タイの有名な果物をはじめ、日本では珍しいタイの果物の種類についてご紹介します。
また、タイで果物を購入できる場所や、タイの果物の持ち込みなどについても併せてご覧ください。
この機会に、タイの珍しくておいしい果物を味わってみてはいかがでしょうか。
タイの有名な果物
一年中おいしいトロピカルフルーツを味わうことができるタイ。
まずは、日本でも人気の、タイの果物をご紹介します。
マンゴー
日本でもお馴染みのマンゴー。
タイでのマンゴーの旬は4〜7月で、さまざまな品種のマンゴーが生産されています。
完熟したオレンジ色のものはもちろん、完熟前の青いものも一般的です。
完熟マンゴーは、甘くて柔らかな触感が魅力です。
青いものは酸味があり、さっぱりとした味わいで、そのまま唐辛子をつけて食べたり、サラダとして味わうのも人気です。
ドリアン
果物の王様・ドリアンは、匂いが強烈なフルーツとしても有名ですよね。
私自身も観光でタイを訪れた際に、味わった果物のひとつです。
その味わいはクリーミーで濃厚です。
ほのかな酸味を感じますが、新鮮なものなら匂いも味もそこまでキツくはありません。
ただし、一般的には臭いと感じる方が多い果物です。
日本ではあまり見かけることのないドリアンですが、タイではとてもポピュラーな果物のひとつです。
タイに訪れた際にはぜひ、味わってみてはいかがでしょうか。
ドリアンの旬は、5〜9月頃です。
ドラゴンフルーツ
龍のウロコのような鮮やかな赤い皮に包まれたドラゴンフルーツ。
ドラゴンフルーツは、タイのホテルの朝食ブッフェなどにも必ずといっていいほど並んでいます。
旬は6〜10月で、赤や白の果肉には黒い小さな種がたくさん入っています。
さっぱりとした薄味で、梨のようなシャキシャキとした食感が特徴です。
その他、バナナやパイナップル、みかんなどの果物も季節を問わず味わえます。
また4〜5月なら、ジューシーな生のライチも楽しめます。
日本では珍しいタイの果物
タイのフルーツは、先程紹介したドリアンやドラゴンフルーツのように、日本でも有名なものがあります。
しかし、タイには日本ではほぼ見かけることのない珍しい果物がたくさんあります。
ここでは、日本では珍しい、タイの果物を旬と共にご紹介します。
ローズアップル
ギュッと握りつぶしたリンゴのような独特の形状で、ロウを塗ったようなツヤを持ちます。
旬は3〜7月です。
シャクシャクとした食感で、リンゴとナシを合わせたようなほのかな甘味とさわやかな酸味が特徴です。
ランブータン
赤い実に毛がたくさん生えた皮が印象的な、ランブータン。
旬は5〜9月です。
皮の中にはクリーム色の果肉があり、ライチに似た優しい甘みとほのかな酸味があります。
タマリンド
タマリンドは、大きな落花生のような見た目で、甘酸っぱく癖のある味です。
そのため、ジャムやドリンク、料理など加工して使われることが多く加工食品も多くそろいます。
旬は1〜2月です。
マンゴスチン
果物の女王マンゴスチンは、赤紫色の厚い皮に包まれています。
白い果肉は、クリーミーで甘く上品な酸味があります。
5〜9月に旬を迎えます。
ほかにもタイには、私たちにとって珍しい果物がたくさんあります。
- グァバ
- プラムマンゴー
- ジャックフルーツ
- カスタードアップル
- ロンガン
- サラクヤシ
- パッションフルーツ
- ポメロ
- パパイヤ
タイで果物を購入できる場所
では、タイで実際に果物を購入するならどこに行けば良いのでしょうか。
タイで果物を購入できる場所
- デパートなどのフルーツ売り場
- スーパー
- 果物専門店
- 屋台
- 市場
私がアップルマンゴーを初めて買ったのはデパートですが、二度目からはスーパーで購入しています。
また、タイでは屋台でも果物を買うことができ、バナナを使ったクレープなども屋台でもおなじみの味で、とてもおいしいです。
タイではお手軽価格で果物を買うことができるのも嬉しいですね。
果物の持ち込みについて
タイに行くと、特産品であるおいしい果物と出会うことができます。
そのため、タイの果物をお土産として持ち帰りたいと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、果物や野菜、花などは日本に持ち込むことはできません。
残念ですが、生の果物は現地でたっぷり楽しみましょう。
とはいえ、ドライフルーツなど加工されたものなら持ち帰ることができます。
果物をお土産にしたいなら、しっかりパッケージされたドライフルーツなどの加工品を選ぶようにしましょう。
タイの果物は通販で購入できるものも
果物や食品の輸入や輸出に関しては、細かなルールや法律があり、タイの果物を自分で輸入して購入することは難しいです。
しかし、アマゾンなどのショッピングサイトで購入できるタイ産の果物もあります。
例えばタイ産のドリアンやマンゴー、ポメロ、ジャックフルーツなどです。
これらは、アマゾンで購入することができます。
もちろん、現地価格とはいきませんが、懐事情が許すなら一度試してみても良いかもしれません。
まとめ
この記事では、タイの果物についてご紹介してきました。
トロピカルフルーツの宝庫とも言えるタイでは、数多くの果物を味わうことができます。
またタイには、一年を通していつでもおいしく楽しむことができる果物もありますが、果物には旬があります。
観光などで訪れる際には、旬を迎える果物を積極的に味わってみるのがおすすめです。
