フルーツ飴作りで重要な砂糖と水の割合−レンジでの簡単な作り方

最終更新日:2024/09/30

フルーツ飴作りで重要な砂糖と水の割合−レンジでの簡単な作り方

キラキラと輝く宝石のような見た目と、パリパリで甘い飴の食感、ジューシーなフルーツのハーモニーが最高のフルーツ飴。
ここでは、フルーツ飴作りに大切な砂糖と水の割合について詳しくご紹介していきます。

また、レンジで簡単に作ることができるフルーツ飴の作り方や、水と砂糖の割合以外にフルーツ飴作りがうまくいかない原因、フルーツ飴におすすめの果物と上手に作るコツもお伝えしていきますので、併せてご覧ください。

フルーツ飴を手作りするなら砂糖と水の割合がポイント

お祭りの屋台をはじめ、今では原宿や渋谷、大阪など日本各地に専門店ができるほど人気のフルーツ飴
カラフルなフルーツとキラキラと輝く飴の相性も抜群で、お家でもフルーツ飴作りに挑戦したいと思う方も多いのではないでしょうか。

しかし、飴を作るのは難しそうに感じませんか?
実はフルーツ飴作りを成功させるには、砂糖と水の量の割合がとても大切なポイントとなります。

フルーツ飴を作った際に、飴が固まらない、砂糖がジャリジャリのまま固まってしまう、硬すぎて噛めないなどの失敗は、砂糖と水の割合をしっかり覚えることで解消することができます。

以下で詳しく解説していきますので、初めてフルーツ飴作りに挑戦するという方はもちろん、失敗の経験がある方もぜひチェックしてみてください。

フルーツ飴作りに最適な砂糖と水の割合

フルーツ飴作りに大切な砂糖と水の割合は、ずばり「砂糖:水=4:1」です。

例えば

  • 砂糖200gを使うなら水は50ml
  • 半分の砂糖100gなら水は25ml
  • 砂糖大さじ4なら水は大さじ1

になります。

この黄金比率をしっかりと守ることができれば、比率通り計算することで量をどれだけ増減しても構いません。

料理レシピサイト内にはさまざまなレシピがあり、中には「3:1」を目安としているものもあるかもしれませんが、この「砂糖:水=4:1」がベストです。
この割合を守ると、きれいに固まりパリパリの食感を楽しめますので、失敗したくない方はこの割合で作ってみてください。

レンジで簡単にできるフルーツ飴の作り方

フルーツ飴は、一般的には鍋に砂糖と水を入れ火にかけて作りますが、この作り方は飴を焦がしてしまうなど温度管理が大変です。
また、使った鍋に飴がこびりついてしまい、片付けの手間もかかります。

そこでおすすめなのが、電子レンジを使った簡単な作り方です。
砂糖と水の割合さえしっかり守れば、お好みのフルーツと家にある材料で、お家でも簡単にフルーツ飴を作ることができます。

材料

  • イチゴ(またはお好みのフルーツ):適量
  • 砂糖:200g
  • 水:50ml

このほか、竹串、マグカップや耐熱容器を用意しておきましょう。

作り方

  1. 洗ったイチゴの水気をキッチンペーパーなどでしっかり拭き取ってから、ヘタを取り、竹串に3個程度刺しておきます。
  2. マグカップまたは耐熱容器に砂糖と水を入れ、スプーンでしっかりと混ぜます。
    このとき、カップのフチに砂糖がついたままにしておくと、ザラザラした再結晶の原因になってしまうので、きれいにふき取ってください。
  3. 電子レンジ500wで7分30秒~8分、600wで2~3分半加熱し、砂糖が溶けて飴が黄色く色づいてきたらレンジから取り出します。
  4. 串に刺したイチゴをマグカップに入れて飴を絡めたら、余分な飴を落としクッキングシートを敷いた皿の上に並べ、そのまま冷ませばツヤツヤのフルーツ飴が完成します。

水と砂糖の割合以外にフルーツ飴作りがうまくいかない原因

砂糖4:水1」の割合がベストとお伝えしましたが、これを守っていてもなぜが失敗してしまうという場合があります。
失敗の原因のひとつが、余分な水分が加わることで、砂糖と水の割合が崩れ、飴が固まらなくなってしまうというものです。

この問題を防ぐには、洗ったフルーツの水分をキッチンペーパーなどを使ってしっかりと切ることが大切です。

また、失敗する原因には、加熱時間もあります。
加熱しすぎると戻すことができないので、初めて作るときは、こまめに様子を確認しましょう。

このほか、フルーツ飴にはあまり向かないフルーツもあるので、次項でご紹介します。

フルーツ飴におすすめの果物と上手に作るコツ

砂糖と水の割合が重要なように、フルーツの選び方も大切なポイントのひとつです。
フルーツ飴作りにおすすめの果物は、皮のある果物です。

フルーツ飴の定番であるリンゴをはじめ、ブドウ、薄皮付きのミカン、サクランボなどなら、水分が表面に出てこないため、飴が上手にコーティングされ、パリパリに仕上がります。

イチゴはヘタを切り落とさないでちぎることで、余分な水分が出るのを防ぐことができます。
カットして使うバナナやパイナップル、キウイなどは水分が出てきてしまうので、慣れないうちは避けたほうがいでしょう。

なお、飴作りに使うマグカップは、深さのあるものを使うと、一度で全体に飴を絡めることができるのでおすすめです。
また、飴はとても熱いので、やけどには十分注意してください。

まとめ

ここでは、甘くておいしいスイーツとして大人気の、フルーツ飴の砂糖と水の割合についてご紹介しました。
フルーツ飴作りに大切な砂糖と水の割合は、「砂糖:水=4:1」です。
この黄金比率を守れば、電子レンジでも簡単においしいフルーツ飴を作ることができます。

ただし、フルーツ飴にはおすすめの果物と、あまり向かない果物があります。
まずは、成功しやすい果物で挑戦してみてくださいね。
やけどに注意すれば、お子さんと一緒に楽しむことができますよ。

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