「い」から始まる果物の種類:栄養素や期待できる効果も解説

最終更新日:2024/09/29

いから始まる果物のまとめ-勘違いしやすいものや食べ物も

今回は、「い」から始まる果物に注目し、その種類、栄養素、期待できる効果について解説します。

旬の時期に味わうと、より栄養価が高く、美味しくいただけます。

ぜひ、今回ご紹介する果物を、食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

「い」から始まる果物:いちご

いから始まる果物と言われて、まず「いちご」を思い浮かべる方が多いことでしょう。

甘くて美味しく、見た目も可愛らしいいちご。
そのまま食べられるだけでなく、ケーキなどのトッピングとしてもよく使われます。

種類も豊富にあり、人気の品種は「とちおとめ」です。
スーパーなどでよく出回っている品種で、香り高く、甘さと酸味のバランスがよい、食べやすい大きさのいちごです。

また、「あまおう」も人気があります。
あまおうは、あかい・まるい・おおきい・うまいの頭文字をとって名前がつけられました。
1粒が大きくて、酸味が少ないのが特徴です。

いちごには、ビタミンCや葉酸が多く含まれています。
美容効果や免疫力を高める働き、貧血予防や胎児の成長に重要な働きをするなど、多くの効果が期待できます。

「い」から始まる果物:いよかん

いよかんは、強い甘みと酸味のバランスがよくジューシーな果肉が特徴です。

果皮は厚いですが、手でむくことが可能です。
また、果肉を包む袋(じょうのう膜)も厚いです。
そのため、むいて中の果肉だけを食べるのがおすすめです。
果肉は柔らかく果汁がたくさん含まれています。

いよかんは、ビタミンCや食物繊維のペクチンが多く含まれています。
生活習慣病の予防や免疫力を高める働き、美容効果、疲労回復、腸内環境を整える働きなどの効果が期待できます。

「い」から始まる果物:いちじく

いから始まる果物には「いちじく」もあります。
紫色の果皮と、優しい甘さが特徴の果物です。

果皮は柔らかく手でむくことが可能です。
果肉がついてこないよう果皮をめくると白い果肉があり、さらに中心部には赤い部分が出てきます。

いちじくは「不老不死の果実」と言われるほど、体に嬉しい栄養が豊富に含まれています。
中でも多く含まれているのは、食物繊維、鉄、カリウム、カルシウムなどです。
腸内環境を整える働きや、貧血予防、高血圧予防、むくみ予防、骨を強くするなど、多くの効果が期待できます。

「い」から始まる「いちょう」は果物ではない

いから始まる果物で、いちょうの実をあげる方もいらっしゃると思います。
銀杏として親しまれていて、独特な香りとほどよい苦味があります。

いちょうの木に実のようになっているので、果実のように思われますが、実ではなく種子です。

目に見えている部分は外種皮で、その中に内種皮があり、中に種子が入っています。
そのため、果物ではないのです。

ちなみに、いちょうの種(銀杏)には、ビタミンやカリウムが豊富に含まれています。
美容効果、高血圧予防、滋養強壮、強精効果、頻尿や夜尿症の改善などの効果が期待できます

まとめ

「い」から始まる果物には、ビタミンCや食物繊維、カリウムなど、様々な栄養素が豊富に含まれています。
これらの栄養素を摂取することで、美肌効果や免疫力向上、疲労回復、便秘解消など、多くの健康効果を期待できます。
ぜひ、旬の「い」から始まる果物を味わって、健康的な生活を送りましょう。

こちらも合わせてご覧ください。