【けから始まる果物は珍しいものばかり】特徴や栄養成分について

けから始まる言葉はいくつも思い浮かびますが、けから始まる果物と言われ、すぐに名前が思い浮かびますか？
実は、けから始まる果物はあまりメジャーなものがなく、知っている方も少ないワードです。

この記事では、けから始まる果物の名前を調査し、その特徴や産地などをご紹介します。
また、それぞれのけから始まる果物の栄養成分についても触れていますので、ぜひ一度ご覧ください。

けから始まる果物「ケラジ」
けから始まるフレッシュな果物「ケープフェア」
けから始まる逆輸入された果物「ケルシー」
けから始まる北海道の高級な果物「けんたろう」
けから始まる南国の果物「ケント」
まとめ

けから始まる果物「ケラジ」

けから始まる果物、一つ目は、鹿児島県喜界島の花良治（けらじ）集落で発見されたみかん科に属する果物「ケラジ」。
高知県で開催される祭りで面白い柑橘とも呼ばれるケラジは、喜界島の特産品として、ギフトなどに人気があります。

ケラジはスパイシーな香りがとても際立ち、上品な香りをしています。
また、収穫し始めの味は酸味が強く、その後は甘みの強い味に変化します。
一般的なケラジの食べ方は、そのまま皮をむいて食べる、もしくは輪切りや刻んで料理の薬味としておすすめです。
また、お菓子の材料にもベストマッチします。

このように、みかんやゆずのような楽しみ方ができるケラジにはビタミンCなどの栄養成分が含まれています。
その中でも特に注目されているケラジの栄養成分が「ポリメトキシフラボノイド」です。

けから始まるフレッシュな果物「ケープフェア」

けから始まる果物、二つ目は、サザンハイブッシュ系と言われるブルーベリーの品種「ケープフェア」。
6〜7月に収穫される早生品種で、たくさんの実がつくことで人気のある果物です。
また、ケープフェアは成長が早く、土壌適応性があるので、庭木として育てている方も多いです。

比較的大きな果実のケープフェアの特徴は、酸味がほどよく、フレッシュ感のある味をしています。
そのため、そのまま食べる、もしくは、ヨーグルトやスイーツのトッピングにおすすめです。

ケープフェアに含まれる栄養成分は、ビタミンAやビタミンEの他、食物繊維。
さらに、ミネラルやアントシアニンが豊富です。

けから始まる逆輸入された果物「ケルシー」

けから始まる果物、三つ目は、栽培が難しいとされ、日本国内では生産量の少ないスモモの品種のひとつ「ケルシー」。
ケルシーはもとは山梨県や岡山県で栽培されていた日本古来のスモモで、その名も「甲州大巴旦杏（こうしゅうだいはたんきょう）」がベースです。
この甲州大巴旦杏を明治時代にジョン・ケルシー氏がアメリカに持ち帰り広めました。
その後、ケルシーという名で日本に逆輸入された形になったそうです。

緑色の見た目から、酸味のある果物と思われがちなケルシーですが、酸味はほぼありません。
また、ほどよい果汁と甘味で、皮が薄いので、そのまま食べられます。
ただし、ケルシーは出回る時期が短いため、店頭に並べられることはまずありません。
そのため、ネット通販などで予約をして買うのが1番おすすめです。

ケルシーの果肉にはリンゴ酸やクエン酸が多く含まれます。
また、食物繊維やカリウムも含まれています。