「り」から始まる果物といえば何を思い浮かべますか?多くの方はりんごを思い浮かべると思いますが、りんご以外に「り」から始まる果物はあるのでしょうか?そこでこの記事では、りんご以外になかなかパッと思いつくことができない「り」から始まる果物について調べてみました。数は少ないですが、「り」から始まる果物にはぶどうもあり、また中国や東南アジアで食べられる「り」から始まる果物も見つけることができましたので、ぜひ参考にしてください。
「り」から始まる果物といえばりんご
しりとりや山手線ゲームなどで「り」が来たら、まず最初に思い浮かべるのはりんごではないでしょうか。
私自身も「り」から始まる果物としてはもちろん、まず第一にりんごを思い浮かべます。
逆にいうと、りんご以外で思い浮かべることができる果物があるという人は稀ではないでしょうか。
実はりんごは、人類が食べた果物の中でもっとも歴史のあるもので、起源はなんと約8000年前。
栄養価に優れ、ほのかな酸味と甘みのバランスが良く食べやすいため、日本はもちろん世界中で愛されています。
そんなりんごは、「一日一個食べるだけで医者いらず」といわれており、低カロリーでヘルシーな果物です。
国内で生産量ナンバーワンのりんごの品種は「ふじ」です。
そのほか「紅玉」「ジョナゴールド」「王林」「サンつがる」などさまざまな品種が育てられています。
「り」から始まる果物にはぶどうもある
「り」から始まる果物は、調べてみるとぶどうにもありました。
それは、「リースキング」というドイツで主に生産されているぶどうです。
このリースキングは、白ワインを作る際に使用されるブドウの品種です。
果物としてそのまま生で食べることがないため、スーパーなどの店頭で見かけることはありません。
しかし、ワイン好きの方ならご存じの方もいらっしゃるでしょう。
しりとりなどのゲームで「リースキング」をさらっと出すことで知識が豊富な人だという印象を与えられるかもしれません。
中国や東南アジアで食べられる「り」から始まる果物
ムクロジ科の果物で、同じムクロジ科の果実であるライチやレイシにも似た「龍眼(リュウガン)」。
これは、中国や東南アジアで食べられる「り」から始まる果物のひとつです。
リュウガンは、国内では沖縄県でも生産されています。
沖縄県で生産されるリュウガンは高さ10m以上にもなる常緑高木です。
結実樹齢になるまでは早くても7〜8年かかります。
おいしい食べ方は、実を手で軽くむいて広げたら、そのまま果肉を口で吸い上げるというもの。
酸味がなく、甘みが強いのでよく冷やしてから食べるのがおすすめです。
ライチと同じように種がありますので、食べる際には注意しましょう。
リュウガンは、市場にはほとんど出回ることがないとても貴重な果物です。
しかし、時期によってはネット通販などで購入することができます。
気になる方はぜひチェックしてみてはいかがでしょう。
「り」から始まる果物ではなく野菜
ここでは「り」から始まる野菜をご紹介します。
まずひとつめは、サラダなどの定番「リーフレタス」です。
フリルのような見た目で、緑色のリーフレタスをはじめ、栄養価が高い赤みがかったものも人気です。
みずみずしく新鮮なものはサラダでいただくのが一番です。
しかし、少し時間が経ってしなびたものでも、さっと火を通すことで生とは違ったやわらかな食感を楽しむことができます。
このほか、野菜なら地中海沿岸原産の「リーギ」や、「緑豆」、「緑豆もやし」などがあります。
太めの長ネギのような見た目の「リーギ」は、地域によっては「ポロネギ」や「ポワロー」とも呼ばれています。
「り」から始まる果物はあまりない
「り」で始まる果物は、りんごのほかは実はとても少ないということがわかりました。
そのため、あとはりんごから派生させたものに頼ってしまうことが多くなるかもしれません。
例えば、「りんごジュース」や「りんご飴」、「りんごジャム」などですね。
まとめ
この記事では、「り」から始まる果物についてご紹介してきました。
「り」といえばりんごが定番ですが、それ以外はあまり知られていないですし、数もあまりないようです。
そのため、白ぶどうの一種である「リースキング」とライチに似た「リュウガン」を覚えておくといいでしょう。
「り」で始まる果物はとても少ないので、日頃から意識して「り」から始まる果物を新発見してみてはいかがでしょう。