しりとりや山手線ゲームなどで「く」から始まる果物が来たら、なんと答えたら良いでしょう。
パッと浮かぶものがないという方も多いかもしれません。
そこでこの記事では、「く」から始まる果物についてご紹介します。
すぐに思い浮かべることはできないけれど、「く」で始まる果物はちゃんとあります。
ぜひこの記事を参考にして、「く」から始まる果物にも強くなってみてはいかがでしょう。
「く」から始まる果物−クランベリー
「く」から始まる果物といえば、クランベリーがあります。
小さな赤色の実を持つクランベリーは、酸味が強くエグみもあるため生の果実はほとんど流通していません。
一般的にはジャムやジュース、果実酒をはじめ、ドライフルーツがケーキやパンなどに使われています。
また、酸味がアクセントになった料理のソースなどにも利用されています。
さらにクランベリーの果実は、古くから医薬品としても活用されていました。
現在でも、その豊富な栄養分で「スーパーフルーツ」のひとつにも挙げられます。
特に抗酸化作用のある「アントシアニン」と美白効果のある「アルブチン」の効果が注目されています。
優れた殺菌効果にも期待が集まっています。
「く」から始まる果物−グレープフルーツ
「く」から始まる身近な果物といえばグレープフルーツもあります。
ブンタンとオレンジが自然交配したグレープフルーツ。
ぶどうのように大きな実を1本の枝にたくさんつけることからその名が付きました。
やや苦味のある果実は、甘みと酸味のバランスが良いのが特徴。
生で食べるのはもちろんおいしいですが、ジュースや酎ハイなどでも人気ですよね。
ビタミンCの含有量が多いので、1/2個で1日の必要量以上のビタミンCを摂取できます。
しりとりや山手線ゲームの際には、なかなかパッとは思いつかないという方も多いかもしれません。
しかし、グレープフルーツを覚えておけば、グレープもすぐに思い出せますね。
「く」から始まる果物−グーズベリー
夏のはじめに緑や赤紫色の小さな実をつけるグーズベリー。
北海道では「グスベリ」の名前でもおなじみのベリー類の落葉低木です。
ヨーロッパが原産地で、寒冷な気候に適しており、イギリスではお菓子作りにも利用されています。
果物として流通することはありませんが、熟していれば生で食べるのも可能。
その味は、青みがかった早熟なブドウに似ているとされています。
栄養成分は、疲労回復に効果があるといわれるクエン酸やβカロテン、ビタミンEやカリウムなど。
健康維持はもちろん、美容にも効果的な成分が豊富です。
鶏肉を使った料理のソースとして相性が良いため、「Gooseberry」という名前がつけられました。
「く」から始まる果物にはグァバもある
グァバは、緑色の皮の中の鮮やかな赤やピンクの果肉が印象的なトロピカルフルーツです。
海外では、ハワイやブラジル、インド、台湾など熱帯・亜熱帯地域で広く生産されています。
日本国内では沖縄県や鹿児島県で作られています。
旬を迎えるのは8~10月ころで、旬の時期には生のグァバを味わうことができます。
食感は、梨に似たシャリシャリとしたものや桃のようなとろみのあるものも。
熟すと甘い香りが広がり、リンゴと桃を合わせたような甘さにさわやかな酸味を楽しめます。
ビタミン類をはじめ、食物繊維やポリフェノールなどの栄養たっぷりで「熱帯のリンゴ」とも呼ばれています。
栗や桑の実も「く」から始まる果物
秋の味覚である栗は、分類上は果物とされます。
栗には他の果物同様にビタミンCやカリウム、食物繊維が含まれ、また渋み成分であるタンニンも豊富です。
ビタミンCといえば、美肌効果や抗酸化作用で有名です。
栗に含まれるタンニンにも抗酸化作用があるのも嬉しいですね。
また落葉高木である桑の果実も、「く」から始まる果物です。
英名は「Mulberry(マルベリー)」と呼ばれ、生のほかジャムなどでも親しまれています。
木苺のような小さな粒を集めた形状で、赤色から黒に変わると食べ頃です。
桑の実には、抗酸化作用があるビタミンEやポリフェノールが豊富。
肌に良い栄養素ビタミンAやビタミンCも含まれています。
そのため、桑の実もスーパーフードのひとつと言われ注目を集めています。
まとめ
この記事では、「く」から始まる果物についてご紹介しました。
パッと思いつくものは、あまりないという方が多いかもしれません。
しかし、クランベリーやグレープフルーツ、グーズベリーをはじめ、トロピカルフルーツのグァバなどがあります。
少し意外に感じるかもしれませんが、栗も分類上は果物です。
また、桑の実も「く」で始まる果物です。
それぞれの特徴や栄養などについてもこの記事でご紹介したので、これらを頭のすき間に入れておいてはいかがでしょう。
きっとしりとりや山手線ゲームなどでも強くなれるはずです。