【フルーツパラダイス】台湾の特産品の果物18種と旬の時期

最終更新日:2024/08/07

【フルーツパラダイス】台湾の特産品の果物18種と旬の時期

台湾の特産品の果物の多くは、熱帯や亜熱帯のフルーツです。
果物好きな方にとって台湾は、たまらないフルーツパラダイスと言えるでしょう。
ここでは、台湾の特産品である果物の旬と、それぞれの季節に収穫される果物の特徴などについてご紹介します。

1年中台湾で楽しめる果物

四季を通して温暖な気候に恵まれている台湾は、さまざまな南国フルーツが採れることで知られています。
日本にも数多く輸出されている、台湾バナナなどが有名ですね。
台湾では季節ごとに収穫できる果物のほかに、通年収穫できる果物も多いです。
1年中台湾で楽しめる果物は、以下のようになります。

レンブ

ワックスアップルとも呼ばれるレンブは、5月から7月と11月から3月に収穫できますが、台湾では季節を問わず食べることができます。

スターフルーツ

スターフルーツは、楊桃とも呼ばれる星のような形をした黄色い果物です。

その他

こちらも台湾では、1年中食べることができます。

  • グァバ
  • スターフルーツ
  • パイナップル
  • パパイヤ
  • レンブ

台湾の特産品:春から夏が旬の果物

春から夏にかけて収穫できる、台湾の特産品として有名な果物をご紹介します。

ビワ

3月から4月にかけて収穫できる、短期で成熟するビワで、白肉と赤肉があります。
白肉の品種はソフトな口当たりで甘く果汁にあふれジューシーです。
のどを潤す効果があるとされ、ビワのどシロップやのど飴などの原料にもなります。

ウメ

梅花は台湾の国花でもあり、その実のウメは台湾でも有名な特産物です。
台湾のウメは、3月から5月にかけて熟します。
酸味があり甘みが少ないため、砂糖漬けの食品に加工されます。
砂糖漬けのほか、茶梅といってお茶漬けにするのも人気です。

台湾の特産品:夏から秋が旬の果物

夏から秋にかけて収穫できる、台湾の特産果物をご紹介します。

スイカ

大西瓜と小西瓜に分けられる台湾スイカは、4月から8月に旬を迎えます。
直径50cmほどにもなる大西瓜(ダーシーグワ)は、日本であまり見られないでしょう。

スモモ

台湾のスモモは10種類以上あり、赤肉プラムの品種が主です。
収穫時期は5月から8月で、果樹園やスモモ園で果物狩りをすることもできます。

龍眼

日本ではなかなか見かけることがない珍しいフルーツ、龍眼(リュウガン)。
中国南部が原産と言われていますが、主な産地は台湾です。
収穫時期は7月から8月で、小さなライチにも似ています。
龍眼の半透明の果肉の中には、黒い種が入っています。
それが龍の目のように見えることから、龍眼と呼ばれるようになったそうです。
この時期に台湾を訪問されたら、ぜひお土産にしたい台湾の特産果物のひとつです。

ライチ

中国の美人、楊貴妃が愛したとされるライチは、台湾では5月から8月に収穫されます。
春と冬は乾燥し、夏と秋は雨が多い台湾の気候はライチの生育に最適です。
ビタミンやクエン酸、鉄分やタンパク質などを含んでいます。

マンゴー

台湾には15種類以上ものマンゴーがありますが、甘くて非常に人気があるのは愛文芒果(アーウィンマンゴー)です。
アップルマンゴーとも呼ばれ、日本にも多く輸出されています。
収穫時期は5月から9月ですが、最も品質の良いマンゴーが採れる旬の時期は6月から7月です。

パッションフルーツ

パッションフルーツには、表皮が紫色と黄色のものがあります。
そのうち、台湾で出回るのは紫色のものです。
未熟なうちは緑色ですが、完熟すると紫色になります。
パッションフルーツは追熟しますので、店頭に並ぶものは緑色やピンク色をしているものも多いでしょう。
7月以降になると台湾のスーパーに並び、旬は9月くらいまでです。

ドラゴンフルーツ

台湾のドラゴンフルーツは、2種類あります。
赤い表皮で白い果肉のものと、赤い表皮で果肉も赤紫色のものです。
収穫時期は6月から11月で、サクサクした食感を楽しめます。

早春に開花する台湾のは、収穫時期は4月から8月で夏に食べ頃になります。
りんごのような赤い密桃は、皮ごと食べてもとても甘く美味しいです。

台湾では、「百果の宗(ひゃっかのそう)=果物の王様」として親しまれています。
果実は袋に入れられて栽培されるので、農薬などの影響が心配されることはありません。
6月から10月に収穫できます。

台湾の特産品:秋から冬が旬の果物

秋から冬に旬を迎える、台湾の特産果物をご紹介します。

釈迦頭

バンレイシとも呼ばれる釈迦頭(しゃかとう)は、砂糖のように甘いことが特徴です。
甘いだけではなく、ビタミンやマグネシウム、食物繊維やカルシウム、葉酸などが含まれます。
釈迦頭は、7月から翌年2月が収穫時期です。

みかん、キンカン、オレンジ

20種類以上ある台湾のみかんは、晩秋から冬にかけて熟します。

みかんの一種で皮ごと食べられるキンカンは、12月から翌年2月にかけて収穫できます。
砂糖漬けにしたものは、台湾のお土産としても人気です。

オレンジも、台湾では12月から翌年2月にかけて収穫されます。

台湾のは、渋柿と甘柿に分けられます。
ジューシーな甘柿は渋抜きしなくても、そのまま食べることができます。
収穫時期は、10月から12月です。

いちご

台湾では、いちごは「草莓」と表記され「ツァオメイ」と読みます。
生産地は台湾の中部にある苗栗県に集中しており、苗栗大湖郷が有名です。
大湖郷はいちごの名産地で、いちご狩りができる農園がたくさんあります。
12月から3月のいちごの旬の時期に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

なつめ

なつめ(蜜棗)は緑色のりんごのような見た目をしている、台湾では身近な果物です。
日本では、乾燥した赤い果物のイメージがあるかもしれません。
しかし、台湾では蜜棗(ミーザウ)と呼ばれる生なつめが主流です。

台湾ではポピュラーな果物ですが、選びぬかれた上級品は高級フルーツとしてギフトにも使われます。
緑の真珠とも呼ばれるなつめには、ビタミンCとカリウムが含まれています。
旬は12月から翌年2月で、味は甘いですがさっぱりとしています。

台湾産の果物を購入するには

台湾産の美味しい南国フルーツを日本で購入する場合は、ネット通販が便利です。
次のようなサイトが、楽しくショッピングができるでしょう。

TAIPEINAVI

果物などの特産品が購入できるだけでなく、台湾のトレンドなども知ることができます。

Taiwan Love

台湾の伝統的なお菓子や人気の食品・雑貨などを購入でき、ギフト対応も可能です。

まとめ

台湾の果物には、たくさんの特産品がありました。
ご紹介した果物のほかにも、サポジラやジャックフルーツ、カニステルやペピーノなどが収穫できる台湾は、まさにフルーツパラダイスです。
現地の人気観光地、士林夜市などの屋台で台湾の特産果物を味わったりするのも良いですが、食べ歩きできない場合はネット通販も利用してみるのがおすすめです。
外出しにくい状況でも、旅行に行ったような気分を味わえるでしょう。

こちらも合わせてご覧ください。