【台湾のりんごみたいな果物の正体とは】2種の果物の名前や特徴

最終更新日:2024/11/28

【台湾のりんごみたいな果物の正体とは】2種の果物の名前や特徴

台湾といえば、屋台のグルメやデザートなどがとても有名です。
さらに、台湾はフルーツ天国とも呼ばれるほど、果物の種類が多い国です。
その中でも、台湾で食べたりんごみたいな果物の名前が思い出せないという方も多いようです。

そこで、この記事では、台湾のりんごみたいな果物について解説していきます。
最後までご覧いただけると幸いです。

台湾のりんごみたいな果物は「台湾ナツメ」

台湾の家庭でよく食べられている、りんごみたいな果物といえば、台湾ナツメです。
日本ではほとんど見かけることのない、りんごみたいな果物の台湾ナツメ。
この台湾ナツメの原産国はインドなどで、その原産国のインドナツメを品種改良したものです。
また、世界三大美女の1人として知られる楊貴妃が、毎日食べていたとされる果物でもあります。

それではなぜ、台湾ナツメがりんごのような果物とされているのでしょうか。
考えられる理由は、台湾ナツメの見た目です。
台湾ナツメは青リンゴのような色とサイズで、丸いフォルムをしています。
そのため、見た目は青リンゴそのものです。
さらに、台湾ナツメは食感や味もりんごに似ていますが、どちらかというと食感は梨に近いでしょう。

そして、味はりんごやライチに似た甘さと酸味を感じます。
一般的な台湾ナツメの食べ方は生食、もしくは料理やデザートの材料として使われます。
台湾ナツメはビタミンCがとても豊富です。
また、カリウムやカルシウム、マグネシウム、リン、亜鉛などのさまざまな栄養成分が含まれています。

台湾のりんごみたいな果物は「レンブ」の可能性も

台湾を始め、インドネシアやフィリピン、ハワイなどの亜熱帯地域で栽培されているレンブ
このレンブも、台湾のりんごみたいな果物と思わるもののひとつです。
また、日本では沖縄県で栽培されているので、見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。

赤い色の果実のレンブは、形は円錐形で、見た目はピーマンに少し似ています。
また、外皮がワックスを塗ったかのように艶があるので、英語では「ワックスアップル」と表記します。
このようなことから、レンブはりんごみたいな果物と思われる方もいるのでしょう。
気になる味は、軽やかで爽やかな味で、みずみずしさが魅力です。

レンブは生食の他、サラダにも使え、炒め物にも向いています。
また、現地台湾では、はちみつに漬け込む方もいるそうです。

このように、さまざまなシーンで活躍するレンブはビタミンCやビタミンB群、ナイアシンやミネラルなどの栄養成分を含んでいます。

台湾のりんごみたいな果物を購入するには

上記でご紹介した、台湾ナツメとレンブ。
この2種類のりんごみたいな果物は、新鮮なものなら台湾で味わうのが1番です。
しかし、そう簡単に台湾までは行けませんし、日本で手に入りにくい問題があります。

そこでおすすめの購入方法は、ネット通販の利用です。
例えば、楽天市場やアマゾンなどで購入するなら、果物の名前で検索してみましょう。
また、「台湾 フルーツ」で検索してみると、これらの果物のを購入することができます。

台湾のりんごみたいな果物の台湾ナツメやレンブは、もとは南国フルーツです。
そのため、日本の南国、沖縄県で栽培されているケースも珍しくありません。
このようなことから、沖縄県への旅行先で購入したり、もしくは沖縄県の農産物のサイトで購入できる場合もあります。

台湾でおすすめの果物

台湾はフルーツ王国と言われるほど、おいしい果物がそろっています。
その中でも特におすすめの果物は、次の通りです。

  • マンゴー
  • ライチ
  • パパイヤ
  • 釈迦頭
  • リュウガン
  • 文旦
  • スターフルーツ

この他に、台湾のみかん「茂谷柑」やオレンジの「柳丁」。
さらに、台湾のメロン「香瓜」、別名「美濃瓜」なども人気があります。
また、ドラゴンフルーツパッションフルーツなど、南国の定番果物も台湾にはあります。
そして、このような台湾の果物は、コンビニでカットフルーツとして売れらているものもあります。
台湾を訪れた際には、ぜひチェックしてみてください。

台湾以外のりんごみたいな果物

りんごみたいな果物は、台湾以外にもあります。
その代表的な果物は、ベトナムの果物「ミルクフルーツ」や中国が原産の「ネクタリン」です。

ミルクフルーツ

まず、ミルクフルーツは、なんと言っても見た目がりんごにそっくりです。
丸いフォルムで色は緑や赤など、まさにりんごのようです。
また、ミルクフルーツは横にカットすると、星のような形に見えることからスターアップルとも呼ばれます。
このように、見た目や呼び名がりんごみたいな雰囲気のミルクフルーツは、あっさりと甘く、ジューシーさがあり、柿に似ています。
しかし、食感はとてもやわらかく、スプーンですくって食べられるほどです。

ネクタリン

次に、ネクタリンですが、桃の表面のうぶ毛が退化し、つるつるした桃の一種です。
そのため、真っ赤な果皮と丸いフォルムがとてもりんごに似ています。
味は、酸味が強く、桃に比べて果肉はしっかりとしています。
ネクタリンの生産量は原産国の中国が1位ですが、日本なら長野県や山梨県、福島県を中心に栽培されています。

まとめ

台湾のりんごみたいな果物、台湾ナツメとレンブの2種類の果物をご紹介しました。
しかし、台湾はフルーツ王国と称させるほど、たくさんの果物で溢れています。
そのため、今回ご紹介した果物が正解ではない場合もあります。
もしも上記以外の果物でりんごみたいな果物があれば、それは新しい発見です。

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