【梨】シャキシャキとした食感を楽しめる品種と特徴をご紹介

最終更新日:2024/04/08

【梨】シャキシャキとした食感を楽しめる品種と特徴をご紹介

日本には、甘みと酸味のバランスがよく、シャキシャキとした食感が楽しめる梨が数多くあります。

今回は、そんな梨の中から、特におすすめの品種とその特徴をご紹介します。

ぜひ、お気に入りの梨を見つけて、旬の味覚を堪能してください。

シャキシャキとした食感が魅力の和梨の品種一覧

梨にはさまざまな種類があります。
大きく分けて、和梨と洋梨と中国梨に分けられるでしょう。
中でも和梨といえば、シャキシャキとした食感が魅力です。
シャキシャキした食感が魅力の和梨の品種について、一覧でご紹介します。

  • 愛甘水(あいかんすい)
  • あきあかり
  • 秋甘泉(あきかんせん)
  • あきづき
  • 愛宕(あたご)
  • 天の川
  • 稲城(いなぎ)
  • 王秋(おうしゅう)
  • 晩三吉(おくさんきち)
  • かおり
  • 加賀しずく
  • 甘太(かんた)
  • 菊水(きくすい)
  • 喜水(きすい)
  • きらり
  • 恵水(けいすい)
  • 幸水(こうすい)
  • 彩玉(さいぎょく)
  • 秀玉(しゅうぎょく)
  • 秋泉(しゅうせん)
  • 新王(しんおう)
  • 新甘泉(しんかんせん)
  • 新興(しんこう)
  • 新水(しんすい)
  • 新星(しんせい)
  • 新美月(しんみづき)
  • 瑞秋(ずいしゅう)
  • 爽甘(そうかん)
  • 長寿(ちょうじゅ)
  • 長十郎
  • 日の出梨
  • なつひめ
  • なつしずく
  • 南月(なんげつ)
  • 南水(なんすい)
  • 新雪(秋峰)
  • 新高(にいたか)
  • にっこり
  • 豊水(ほうすい)
  • 豊月(ほうげつ)
  • 陽水(ようすい)

シャキシャキした食感が魅力の和梨の3大品種

食感がシャキシャキしている和梨の品種は、数多くあります。
ここでは、梨の3大品種と言われる「幸水」「豊水」「新高」について、特徴をご紹介します。

幸水(こうすい)

1959年に「菊水」と「早生幸蔵」をかけ合わせて誕生した梨です。
果皮が褐色から黄緑がかっており、赤梨に分類されます。

250〜300g程度の重さで、和梨の約4割を占める代表的な品種です。
底に大きなくぼみがあるのと、甘い果汁を多く含んだ柔らかい果肉が特徴です。
7月下旬頃から出回ります。

豊水(ほうすい)

重さが350g〜400gになる大玉の赤梨です。
生産量の多い品種で、栽培量は幸水と並びます。

果肉は柔らかくジューシーで、保存期間が比較的長い梨です。
13~14度くらいの糖度で、甘さの中に適度な酸味があり、食味は抜群と言われます。
出回り時期は、8月下旬頃からです。

新高(にいたか)

「天の川」と「長十郎」をかけ合わせ、1927年に生まれた赤梨です。
ビッグサイズの梨で、重さは約600gで、中には1kgにもなるものもあります。

ジューシーな食感と、酸味を抑えた風味豊かな甘さが特徴で、糖度は13度前後です。
9月中旬頃から11月頃まで出回ります。

シャキシャキ感と甘さが特徴的な和梨の品種

和梨には、シャキシャキ感や甘さに特徴があるものがあります。
ここでは、非常に甘く食感の良い「南水」についてご紹介しましょう。

南水(なんすい)

「越後」と「新水」をかけ合わせた、1990年に品種登録された赤梨です。
350g前後で重さは豊水と同じぐらいですが、中には500gを超えるものもあります。

甘みの強い梨で、酸味がほとんどありません。
糖度が15度前後と高く、甘い梨の代表格と言えるでしょう。
9月中旬ごろから出荷が始まります。

シャキシャキした食感の中国梨の品種

食感がシャキシャキしている、中国梨の品種もご紹介していきましょう。
中国梨は、国内では生産量が少ないですが、味も香りも良いのでギフトに人気です。

鴨梨(ヤーリー)

明治時代に中国から日本へ伝わった梨です。
お尻が大きめで洋梨のような形をしていますが、果肉はシャキシャキとしています。
出回り時期は10月上旬です。

慈梨(ツーリー)

大正時代に中国から伝わった梨です。
鴨梨と同じように形は洋梨のようですが、果肉は和梨のようにシャキシャキとしています。
果皮は黄色から黄緑色で、茶色の点があることが特徴です。
熟すと独特の良い香りがします。
出回り時期は、9月下旬から10月中旬です。

【洋梨の品種一覧】なめらかな食感の果肉が特徴

和梨と洋梨との違いは、まず形でしょう。
和梨は丸く球形のものが多いですが、洋梨は上部が細くてお尻が大きいひょうたんのような形をしています。

また、和梨と洋梨との違いには、食感も挙げられます。
和梨はさっぱりとした甘さでシャキシャキとしていますが、洋梨は果肉がなめらかで甘さは濃厚です。
食感がシャキシャキしないことも、洋梨の大きな特徴ですね。

ここでは、なめらかな果肉と濃厚な味わいが魅力の洋梨の品種について、一覧でご紹介します。

  • エスティバル
  • エルドラド
  • オーロラ
  • カリフォルニア
  • グランドチャンピオン
  • ゴーラム
  • コンフェレンス
  • スタークリムソン
  • シルバーベル
  • ゼネラル・レクラーク
  • ドワイエンヌ・デュ・コミス
  • バラード
  • ブランデーワイン
  • プレコース
  • ブリックリング
  • フレミッシュ・ビューティ
  • フロンティア
  • マルゲリット・マリーラ
  • メロウリッチ
  • メープルレッド
  • ラ・ネージュ
  • ラ・フランス
  • リーガル レッドコミス
  • ル・レクチェ

おいしい洋梨の見分け方

洋梨は熟しても果皮の色があまり変わらず、熟したものの見分け方が難しいことも和梨との違いかもしれません。

おいしい洋梨を見分けるには、軸の周りを押してみましょう。
弾力があり、良い香りがするものが熟した洋梨です。

購入する際は、手に持ってしっかりと重みを感じるものが良いでしょう。

まとめ

本記事では、シャキシャキとした食感が楽しめる梨の品種と特徴をご紹介しました。

シャキシャキとした食感は、梨の魅力のひとつです。
ぜひ、ご自身好みの品種を見つけて、シャキシャキとした梨を堪能してみてください。

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