【長野県のりんご】オリジナルの品種や特徴

最終更新日:2024/09/09

【長野県のりんご】オリジナルの品種や特徴

長野県と言えばりんごを思い浮かべる方も多いと思います。
収穫量がとても多い地域で、美味しいりんごがたくさん育てられています。

そんな長野県ではどんな品種のりんごが育てられているのでしょうか。
この記事では、長野県オリジナルの人気のりんごの品種や、暖かい時期に収穫できるりんごの品種、秋から冬にかけて収穫できるりんごの品種についてご紹介します。

また、長野県果樹試験場で育成されたりんごの品種や長野県でおすすめのりんごを使ったお土産もご紹介します。
ぜひ参考にして長野県の美味しいりんごを味わいましょう。

長野県オリジナルの人気のりんごの品種

りんごと言えば青森県を思い浮かべる方も多いと思いますが、長野県もりんごの生産量が多い地域です。

りんごにはいろいろな品種があり、長野県でもいろいろな品種のりんごが育てられています。

中でも有名なのが長野県オリジナルの品種の「秋映」「シナノゴールド」「シナノスイート」です。
この3種類のりんごは「りんご三兄弟」とも呼ばれます。
下記で特徴をご紹介します。

秋映

秋映は「千秋」と「つがる」を交配させて育成した品種で、1993年に品種登録されたりんごです。

果実は300gから350gほどの大きさで、果皮が濃い紅色をしています。
果肉はやや硬くしっかりとした歯ごたえがあります。

果汁が多く、香りも強いです。
甘みと酸味のバランスが良く、甘酸っぱい味わいです。
10月から11月頃が旬です。

シナノゴールド

シナノゴールドは「ゴールデンデリシャス」と「千秋」を交配させて育成した品種で、1999年に品種登録されたりんごです。

果実は350gほどの大きさで、果皮はきれいな黄色をしています。
果肉はやや硬めでパリッとした食感です。
香りがよく果汁も多いです。
甘みが強いですが、酸味もあるのでバランスがよく美味しいです。
10月から12月頃が旬の時期です。

シナノスイート

シナノスイートは「ふじ」と「つがる」を交配して育成させた品種で、1996年に品種登録されたりんごです。

果実は300gから400gほどの大きさで、果皮はきれいな赤色をしています。
果肉はやや柔らかめで、果汁が多く風味豊かです。
甘みが強く酸味が穏やかなので、甘みを感じやすいです。
旬の時期は10月から11月頃です。

長野県で暖かい時期に収穫できる主なりんごの品種一覧

長野県ではいろいろな品種のりんごが育てられていますが、8月頃の暖かい時期に収穫できる品種にはどのような品種があるのでしょうか。
暖かい時期に収穫できるりんごの品種を一覧でご紹介します。

  • 夏あかり
  • シナノレッド
  • シナノリップ
  • つがる

秋から冬にかけて長野県で収穫できる主なりんごの品種一覧

9月から12月ごろの秋から冬にかけて、収穫できるりんごにはどんな品種があるのでしょうか。
主なりんごの品種を一覧でご紹介します。

  • すわっこ
  • シナノドルチェ
  • シナノプッチ
  • シナノピッコロ
  • シナノスイート
  • サンふじ
  • アルプス乙女
  • あいかの香り
  • 紅玉
  • 秋映
  • 王林
  • シナノゴールド

中でもサンふじは人気が高く、蜜入りで大きくきれいな最高級品は贈答用として取り扱われることが多いです。

また、果肉が赤い珍しいりんごも栽培されています。
「ムーンルージュ」という品種で、2018年に品種登録されたりんごです。
まだ、栽培している農園が少ないので希少品種でもあります。
見かけたさいはぜひ購入することがおすすめです。

長野県果樹試験場で育成されたりんごの品種

長野県果樹試験場では1970年からりんごの品種改良を行っています。
今まで長野県果樹試験場で育成されたりんごの品種を、品種登録された年と一緒に一覧でご紹介します。

  • 高嶺(たかね)…1984年
  • シナノスイート…1996年
  • シナノレッド…1997年
  • シナノゴールド…1999年
  • シナノドルチェ…2005年
  • シナノピッコロ…2006年
  • シナノプッチ…2010年
  • シナノホッペ…2013年
  • シナノリップ…2018年

このように長野県果樹試験場では、数多くの新品種が作られています。

長野県でおすすめのりんごを使ったお土産

長野県のお土産としてりんごを購入するのもよいですが、りんごを使ったお土産もおすすめです。

中でもおすすめなのが、「りんご乙女」です。
スライスした生のりんごを、生地に乗せてプレスしてせんべいのように焼いた薄焼きのお菓子です。

りんごの爽やかな香りと甘酸っぱい味が特徴で、賞味期限は常温で製造日より約150日です。
日持ちしますし、1つずつ個包装されているのでお土産としても迷惑になりません。

生のりんごも良いですが、お土産として選ぶならりんごを使ったお菓子などもおすすめです。

まとめ

この記事では長野県のりんごの品種についてご紹介しました。
長野県は、りんごの生産量や栽培されている品種もとても多いです。

中でも人気なのが、りんご三兄弟と言われる「秋映」「シナノゴールド」「シナノスイート」。
この3種類はぜひ食べていただきたい品種です。

その他にもたくさんの品種があります。
暖かい時期に収穫されるりんごや秋から冬にかけて収穫されるりんご、長野県果樹試験場で品種改良されたりんごもご紹介しました。
ぜひ参考にして長野県の美味しいりんごの味の違いを楽しみましょう。

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