おいしくて人気のフルーツ飴の種類とフルーツ飴の作り方のコツ

最終更新日:2024/07/31

おいしくて人気のフルーツ飴の種類とフルーツ飴の作り方のコツ

生の果物を飴でコーティングしたシンプルなお菓子、フルーツ飴。
お祭りの屋台で食べるフルーツ飴は、特に格別な味がします。
この記事では、フルーツ飴で人気の果物や、フルーツ飴の作り方。
そして、フルーツ飴に向いている果物の種類についてご紹介します。
また、市販のフルーツ飴を購入できる場所や、人気のフルーツ味の飴についても触れていますので、ぜひ一度ご覧ください。

人気のあるフルーツ飴の種類

お祭りの屋台で定番の甘いお菓子といえば、フルーツ飴です。
カラフルな果物に飴がコーティングされた、見た目も綺麗でおいしいお菓子です。
フルーツ飴を片手に浴衣姿で縁日を歩く様は、これぞ日本の祭りですよね。

このようなフルーツ飴の中で、特に人気の果物の種類は以下の通りです。

  • りんご
  • いちご
  • パイナップル
  • みかん
  • キウイフルーツ
  • ぶどう

この他にも、バナナやブルーベリー、さくらんぼ、レモンなども人気です。
特に、いちごはSNS映えがすると韓国でブームに火がつき、日本でも注目されています。

気になるフルーツ飴の種類別のカロリーや成分

おいしいフルーツ飴ですが、気になるのはカロリーですよね。
そこで、フルーツ飴の中でも人気のりんごと、いちごのカロリーについてご紹介します。

りんご飴のカロリーと成分

りんご飴のカロリーは、小さなサイズ1個で約284Kcalです。
また、りんごには銅やカリウムなどの成分が多く含まれます。

いちご飴のカロリーと成分

いちご飴のカロリーは1個で約42Kcalです。
また、いちごにはビタミンCが多く含まれています。

自宅で簡単にできるフルーツ飴の作り方

フルーツ飴は、果物と飴を組み合わせた簡単なお菓子です。
そのため、手作りのフルーツ飴なら、好きな時に、好きな果物でいつでも楽しめます。
また、作り方に慣れてくれば、アレンジすることもできます。

【材料】

  • お好きな果物:適量
  • 砂糖:180g
  • 水:150cc

【準備するもの】

  • 竹串
  • クッキングシート(皿の上に敷いておく)
  • キッチンペーパー

【作り方】

  1. 果物をよく洗い、キッチンペーパーでしっかりと水分を拭き取ります。
  2. 竹串に果物をさします。
  3. 鍋に水と砂糖を入れて加熱します。(火加減は中火)
  4. 7分ほど加熱して大きな泡になり、色がついてきたら串で飴をすくい、水につけます。
  5. 飴をつけた竹串を水に入れて、すぐに固まれば火を止めます。
  6. 串にさした果物を飴にくぐらせて、クッキングシートを敷いた皿にのせて冷まします。

砂糖の他に、蜂蜜を加えるとコクがアップします。
また、砂糖の代わりに、グミを使ってもおいしいフルーツ飴が作れます。
大きな果物や複数の果物で作る場合は、砂糖と水の量を同じ比率で増やしましょう。

フルーツ飴をパリパリに仕上げるコツ

初めてフルーツ飴を手作りする時の悩みといえば、飴が固まらないことこです。
フルーツ飴が固まらない原因は、砂糖と水の比率の他にも要因があります。
そこで、フルーツ飴をパリパリに仕上げる3つのコツをご紹介します。

  • 果物の表面の水分をしっかりと取る
  • 砂糖と水を加熱したら色がつくまで待つ
  • 砂糖と水の加熱中は絶対に混ぜない

特に水分の多い果物を使う場合は、水分が残っていると飴が固まりにくくなります。
また、砂糖と水の加熱が足りないこともその原因のひとつです。
さらに、砂糖と水を加熱している最中にまぜてしまうと、飴が結晶化してしまうので要注意です。

思わず写真が撮りたくなるフルーツ飴のアレンジ

フルーツ飴は、さまざまな素材と組み合わせて、さらに見た目を華やかにすることができます。

例えば、違う果物を交互に竹串にさしたり、果物の間にマシュマロを挟むなどです。
さらに、出来上がったフルーツ飴の上にいろいろなものをトッピングする方法もおすすめです。
中でも、チョコレートや練乳をかけたフルーツ飴は、見た目も良い上、おいしいと評判です。
また、残った飴は、クッキングシートに糸のように広げると、飴細工のようにおしゃれに仕上がります。

このように、スタンダートなフルーツ飴をアレンジしてその違いを楽しめるのが手作りのメリットです。

フルーツ飴に向いている果物の種類

フルーツ飴は、基本的に飴がからまるものなら、どんな果物でもOKです。
そのため、季節ごとの果物を楽しめるところもフルーツ飴の魅力です。
数ある果物の中でも、フルーツ飴が作りやすい種類は、次の3種類です。

  • りんご
  • いちご
  • ぶどう

理由は、果物の表面に水分が出にくいからです。
先ほどご紹介したフルーツ飴の作るコツでは、果物の水分をしっかり拭き取ることをお伝えしました。
これは、飴をからませるタイミングの他、時間が経過した後に水分が出てくることを想定しています。
そのようなことから、初めてフルーツ飴に挑戦するなら、作りやすい上記の3つの果物で試してみてはいかがでしょうか。
そして、フルーツ飴作りに慣れてきたら、水分が多い桃やスイカなどにも挑戦してみましょう。

ちなみに、みかんを使う場合は、皮をむき、小房に分けると水分が出にくく、キレイに仕上がります。

冷凍フルーツもフルーツ飴におすすめ

コンビニやスーパーなで気軽に手に入る冷凍フルーツは、保存期間も長いのでとても便利です。
冷凍フルーツをフルーツ飴に使う時は、解凍した後にしっかりと水分を拭き取りましょう。
凍ったままの果物を使うと、中から水分が出て、飴が固まりません。

【フルーツ飴に使える冷凍フルーツ一覧】

  • マスカット
  • いちご
  • メロン
  • マンゴー
  • ブルーベリー
  • レモン
  • グレープフルーツ
  • さくらんぼ
  • オレンジ

日本では珍しいフルーツを使って中国のフルーツ飴を作る

中国の伝統的なおやつ「タンフールー」は、サンザシを水飴などでコーティングしたお菓子です。
その作り方は、フルーツ飴とほぼ同じです。
この、タンフールーに使われているサンザシは、赤いリンゴのような果実で、ローズヒップに似た酸っぱい味がします。
サンザシは、生の果物として購入するのは現在のところとても難しいですが、長野県など一部の地域で手に入れることができます。
もしもこのようなチャンスがあれば、サンザシを使ったフルーツ飴を試してみましょう。

市販のフルーツ飴を購入するなら

フルーツ飴は、スーパーやネット通販でも購入することができます。
また、デパートに出店している和菓子屋の催事やフルーツ飴専門店もおすすめです。

特にフルーツ飴専門店なら、厳選した果物のフルーツ飴が堪能することができます。
おすすめのフルーツ飴専門店をご紹介します。

ポムダムール

日本初のりんご飴の専門店で、東京と大阪にお店があります。
プレーンなタイプから、シナモンやココア味など進化系のりんご飴が楽しめます

D CAFE

愛媛県松山市に2019年にオープンしたフルーツ飴の専門店です。
いちごやりんご、ぶどうなどのフルーツ飴の他、サンドイッチなども人気です。

フルーツ味で人気の飴

フルーツ味の飴は、子供から大人まで人気のお菓子です。
また、さまざまな味を楽しめるので、商品選びに悩む方も多い思います。
そこで、市販のフルーツ味の飴で売り上げランキング上位の人気商品をご紹介します。

  • ブルボン:キュービィロップ
    異なるフルーツ味の四角い飴が2つで1袋になった昔から人気の飴です。
  • 大丸本舗:味彩フルーツ
    6色の和飴は、それぞれ違うフルーツの味が楽しめます。
  • 大阪屋製菓:フルーツアソート塩飴
    オレンジ、グレープ、ピーチ、メロン、レモンの5種の果汁入りの塩飴です。
  • ロッテ:カリンのど飴
    国産のカリンエキスと、13種のハーブがミックスされたのど飴です。
  • 朝日グループ食品:バヤリースとろける果実のど飴
    バレンシアオレンジ、マンゴー&パイン、赤りんご&青リンゴ、ぶどう&ピーチの4種の味が楽しめるのど飴です。
  • 森永:ハイチュウ
    さまざまなフルーツ味に出会えるソフトキャンディです。
    定番のストロベリーやグレープ、そして青リンゴ味が人気です。

まとめ


フルーツ飴は、手軽にフルーツの美味しさを楽しめるだけでなく、見た目も可愛く、子供から大人まで幅広い世代に人気のスイーツです。
近年では専門店も増えており、様々な種類のフルーツ飴を楽しむことができます。
また、フルーツ飴は、自宅で簡単に作れるので、ぜひ挑戦してみましょう。
フルーツの美味しさを存分に味わってみてください。

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