心地良い、もしくは脳をゆさぶる音として注目されているASMR。
ASMRは通常の音楽とは異なり、何かの音を聞くものです。
その中でも人気がある音は、「咀嚼音」です。
今回は、咀嚼音のなかで人気の「フルーツ飴のASMR」ついてご紹介します。
まず、ASMRとは何なのか、そしてASMRでなぜフルーツ飴が人気なのかを解説していきます。
そして、フルーツ飴の動画の探し方についてや、ASMR向けのフルーツ飴の作り方についても併せてご覧ください。
最近注目のフルーツ飴のASMRとは
カフェやエステなどでよく耳にするジャズやクラシック。
そして、自宅でリラックスする時に気持ちの良いヒーリングミュージックなどのBGM。
このようなシーンで使用される音楽は癒やし、そして心を落ち着かせる効果があります。
このようなBGMの中でも、最近テレビやメディアで注目されるASMR。
このASMRは、聞くだけで心地よくなれる音や、癒やされる音を意味します。
ASMRの正式名称は「Autonomous Sensory Meridian Response(オートノマス センサリー メリディアン レスポンス)」です。
また、略語であるASMRは「エーエスエムアール」と読みます。
現在、ASMRの日本語訳はありませんが、直訳は、「自立感覚絶頂反応」です。
ASMRはヒーリングミュージックとは違う?
それでは、一般的なヒーリングミュージックとASMRの違いは、どのようなところなのでしょうか。
まず、ヒーリングミュージックは、一般的に多くの人が気持ちが良いと感じる自然の音を取り入れた音楽です。
一方、ASMRは、人が心地良いと思う、そして脳に訴えかけるような感覚を覚える音です。
この音は環境音ではなく、ひとつのものから生じる音にフォーカスしています。
このようなことから、ASMRは感じる感覚にはまる人が聴けば心地よい音と言えます。
そのため、ASMRは人によって気持ちよさを感じる感覚が異なります。
ASMRで人気の音
ASMRで人気の音は、たき火の音や、ささやき声です。
そして、タイピング音や咀嚼音、麺をすする音、さらに、耳掃除やハサミで切る音など、珍しい音も注目されています。
なぜフルーツ飴のASMRが人気なのか
先ほど触れた、ASMRで人気の音の中のひとつ、咀嚼音。
この咀嚼音のASMRは、料理やお菓子などを食べている音を取り入れたものです。
その中でも注目を集め、人気があるもののひとつがフルーツ飴です。
フルーツ飴は、フルーツを飴でコーティングしたお菓子です。
そのため、表面をかじった時に、パリパリとした音が出ます。
この、パリパリとした音と、フルーツによる音の違いが、フルーツ飴のASMRが人気の理由です。
フルーツ飴のASMR動画を探す
フルーツ飴のASMR収録した動画は、さまざまなサイトやSNSで視聴することができます。
その中でも人気があるのが、YouTubeやTikTokなどです。
このようなサイトでフルーツ飴のASMRを探す場合は、#(ハッシュ)タグの後にキーワードを入れて検索してみましょう。
例えば「#フルーツ飴」「#ASMR」「#咀嚼音」などです。
また、ASMRに最適なフルーツ飴の作り方について解説している動画もあります。
ASMR用のフルーツ飴で人気の種類
ASMR用として使われるフルーツ飴は、数種類あります。
その中でも、フルーツ飴として定番のりんごやいちご、みかんが人気です。
また、ぶどうやキウイフルーツ、メロン、もも、バナナなども使われます。
このようなフルーツ飴は、お祭りの屋台で良く見かけます。
さらに、スーパーや楽天などのネット通販でも購入することができます。
また、果物を多く扱うケーキ屋さんでも、おしゃれで味にこだわったのフルーツ飴が販売されていることもあります。
もしもフルーツ飴を使って、ASMRを自分で録画して保存するなら、お好きなフルーツ飴を用意しましょう。
そして、レコーダーマイクや集音マイクなどを使って、音を保存する方法がおすすめです。
また、個人的に楽しむだけなら、スマホなどを使っても良いでしょう。
このように、個人でもフルーツ飴を使ったASMRを楽しむことができます。
手作りのフルーツ飴でASMRを体験する
せっかくフルーツ飴のASMRを体験するなら、手作りのフルーツ飴で楽しんでみませんか?
フルーツ飴の作り方は、水に砂糖を溶かしたものに果物をくぐらせるだけです。
また、フルーツ飴のASMRの最大の魅力は、パリパリとした音です。
そのため、フルーツ飴をパリパリにさせるコツは主に次の3つです。
- 砂糖をしっかりと加熱して溶かす
- フルーツの表面の水分はしっかりと拭き取る
- 砂糖を溶かしている最中は混ぜない
こちらの方法を覚えておくと、パリパリとしたフルーツ飴に仕上がります。
ASMRに最適なパリパリフルーツ飴の作り方
フルーツ飴でASMRを楽しむポイントは、表面のパリパリ感が重要です。
このパリパリ感は、砂糖と水の割合と果物の処理で仕上がりが変わります。
【準備するもの】
- お好きな果物:適量
- 砂糖(もしくはグラニュー糖):200g
- 水:80ml
【作り方】
- 果物をよく洗い、しっかりと水分を拭き取り、串にさします。
- 鍋に水を入れ、火にかけて砂糖を溶かします。
- 150〜160度まで加熱して火からおろします。(大きな泡が立ち煮詰まっている状態)
- 素早く串にさした果物を飴にくぐらせ、クッキングシートの上に置き冷やします。
手作りのフルーツ飴は、飴でコーティングされている分、日持ちがすると思われがちです。
しかし、手作りのフルーツ飴は時間をおかずにすぐに食べましょう。
その理由は、表面の飴が溶けてしまったり、果物自体が痛むからです。
このようなことから、手作りのフルーツ飴はその日のうちに食べきりましょう。
まとめ
さまざまな音を楽しむASMR。
その中でも、フルーツ飴のASMRはパリパリとした音が魅力です。
ただし、この咀嚼音は人によっては不快になる方もいます。
そのため、フルーツ飴に限らず、ASMRを楽しむ時は1人のときや、イヤホンなどを使い楽しみましょう。
また、ASMR用のフルーツ飴を作る時は、砂糖と水のバランスと、果物の処理も重要です。