缶詰のフルーツは封を開ければそのまま食べることができ、大変便利ですが、残ってしまったときにどうしたらよいのかわからないという方も多いと思います。
缶詰のフルーツは冷凍保存することができるのでしょうか。またどのように冷凍保存できるのでしょうか。
この記事では、缶詰フルーツの冷凍についてや、冷凍方法、冷凍以外の保存方法についてご紹介します。
冷凍フルーツがお弁当におすすめなことについてや冷凍フルーツの戻し方についてもご紹介するのでぜひ参考にしてください。
缶詰フルーツを冷凍しよう
フルーツは食べたいと思っても、皮を剥いたりカットしたりなど食べるのが面倒に感じる方もいらっしゃると思います。
缶詰のフルーツはこのような手間がなく簡単に美味しいフルーツを食べることができ人気があります。
スーパーなどの店舗や楽天などの通販などでも売られていて、気軽に手にいれることが可能ですし、長期保存ができるので保存食としてもおすすめです。
また、缶詰のフルーツは旬の時期以外でも、値段は変わらずに食べられるのもメリットです。
しかし、封を開けたあとにどのように保存したら良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。
缶詰は残ったものをそのまま入れて保存してはいけません。そのままにすると缶の内側が空気に触れスズが溶けるので体によくありません。缶詰の注意事項にも書かれています。缶詰の封を開けたら、別の容器に移して保存しましょう。
封を開ける前は賞味期限が長く、長い期間保管できます。ですが、封を開けたら日持ちしません。
保存期間を延ばしたい場合は、冷凍するのがおすすめです。冷凍方法については下記でご紹介します。
缶詰フルーツの冷凍方法
冷凍方法には大きく分けて2つあります。缶詰フルーツにはシロップが入っています。
このシロップと一緒に冷凍する方法と、シロップの水気を切って冷凍する方法があります。
シロップと一緒に冷凍する場合は、浅めのタッパーなどに入れて冷凍しましょう。一緒に入れれば乾燥を防いだり、風味を守ることができます。
また、シロップも飲めるのでそのままヨーグルトに入れたり、スムージーにしたりして楽しむことも可能です。
シロップの水気を切る場合は、キッチンペーパーで水分を拭き取り、クッキングシートに並べラップをかけて冷凍します。
完全に凍ったら、クッキングシートから剥がしジップロックなどにいれ空気を抜いて冷凍庫で保存しましょう。
冷凍したときにいつまでもつのか気になる方もいらっしゃると思います。缶詰は未開封の場合長期保存ができますが、封をあけたら冷凍させてもどんどん品質は落ちてしまいます。できるだけ早めに食べましょう。
缶詰フルーツの冷凍以外の保存方法
缶詰を冷凍以外で保存する場合は、缶詰にそのままいれて保存してはいけません。上でも説明したように他の容器に入れ替えて保存しましょう。
容器に移しかえる時はシロップも一緒に移しかえるのがおすすめです。缶詰のフルーツは保存料や殺菌剤が使われていません。このシロップが酸化などから守ってくれます。
ですが、容器に入れてしっかり保存していても冷凍する場合とは違いそこまで日持ちはしません。何日という決まりはありませんが、2~3日程度が目安です。
ただし、変色していたり臭いがおかしい場合など異変を感じたら食べるのはやめておきましょう。封をあけたらすぐ食べるのが基本だと言うことを頭に入れておきましょう。
冷凍した缶詰のフルーツはお弁当におすすめ
お弁当にいれるフルーツに缶詰のフルーツがおすすめです。缶詰のフルーツは、皮を剥いたり、食べやすい大きさにカットしたり手間がかかりません。忙しいお弁当作りに大変ありがたいものです。
また、缶詰のフルーツは生の果物よりも傷みにくいですし、旬を気にせずにいれることが可能です。
冷凍した缶詰フルーツは、保冷剤代わりにもなります。缶詰のフルーツはシロップにつけてあり水気が出やすいものです。別の容器に小分けにしていれるのがおすすめです。
冷凍の缶詰フルーツの戻し方
冷凍したフルーツはスムージーにしたり、かき氷にしたりいろいろなレシピで楽しむことが可能です。
解凍せずに使う場合は気になりませんが、ケーキなどのトッピングとして使う場合解凍することになります。解凍して使う場合どのように解凍したら良いのかわからない方もいらっしゃると思います。
レンジなどで解凍すると、急激な温度変化によって香りや食感が悪くなりまずいフルーツになってしまいます。
おすすめの温め方は冷蔵庫でじっくり戻すことです。冷凍フルーツはいろいろな料理に使うことができますが、解凍したフルーツで調理する場合はゆっくり時間をかけて解凍してから使いましょう。
缶詰のフルーツは一年中簡単に美味しいフルーツをいただけ大変便利です。そのまま食べるだけでなく、冷凍していろいろな食べ方に挑戦してみましょう。