スーパーなどで購入できるフルーツ缶詰は、長期保存ができ、気軽にフルーツが食べられ、アレンジしやすいことから大変重宝しますが、その甘さから「カロリーが気になる」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「フルーツ缶詰はどのくらいカロリーがあるの?」の疑問にお応えしようと思います。
フルーツ缶詰のカロリーを抑えたおすすめの食べ方もありますので、最後までぜひご覧ください。
フルーツ缶詰のカロリー
人気のフルーツ缶詰の主なカロリー(100gあたり)は以下のとおりです。
- 【ももの缶詰】白桃82Kcal 黄桃83kcal
- 【みかんの缶詰】64Kcal
- 【パイナップルの缶詰】84Kcal
- 【ラ・フランスの缶詰】78kcal
- 【りんごの缶詰】78kcal
- 【フルーツミックス】81kcal
対して生のフルーツは、
- 【もも】白桃38Kcal 黄桃48kcal
- 【みかん】45kcal
- 【パイナップル】50kcal
- 【ラ・フランス】54kcal
- 【りんご】54kcal
と、ご覧の通り、フルーツ缶詰は生のフルーツよりも高カロリーなことがわかります。
フルーツ缶詰のカロリーが高い理由
フルーツ缶詰のカロリーが高い理由、それは、缶詰に入っている”シロップ”です。
缶詰は長期保存のための容器なので、缶の中にできるだけ空気が入らないよう隙間を作らないことが大切です。
フルーツは固形でどうしても隙間ができてしまうため、その隙間を埋めるためと、長期的においしく保存するためにシロップ漬けが採用されたのです。
フルーツ缶詰と他の食材とのカロリー比較
次に、フルーツ缶詰と他の菓子・食材とのカロリーを比較してみました。
- 【ショートケーキ】1個分366kcal 100gあたり346kcal
- 【醤油せんべい】1枚40kcal 100gあたり373kcal
- 【クリームチーズ】1個61kcal 100gあたり342kcal
こうして比べてみると、ショートケーキやクリームチーズはやはりカロリーが高く、醤油せんべいの方がカロリーが低いことがわかります。
フルーツの缶詰はシロップ漬けにより生のフルーツに比べるとカロリーは高いですが、それぞれ100gのカロリーは以外にも低いことがわかります。
ただし、フルーツの缶詰は腹持ちが悪いので、やはりダイエット中の方は控える方がいいでしょう。
缶詰と生のフルーツの1日に摂りたいカロリー
フルーツ缶詰は生のフルーツよりカロリーが高いことがわかりましたが、では、それぞれ1日に摂りたいカロリーはどのくらいなのでしょうか。
まず生のフルーツですが、1日の摂取量の目安は80kcal(200g〜300g)。
みかんなら2個、バナナなら1本程度で、量としては「手のこぶし1つ分」、または「片方の手のひらにのる量」と覚えておくといいでしょう。
食べ慣れない方は、1日100g以上摂ることを目標にするといいでしょう。
フルーツ缶詰は砂糖が添加されているのでカロリーが高くなりがちなので、グラム数やカロリーは極力抑え、そのまま食べるよりも、他の食材と合わせて摂取することをおすすめします。
フルーツ缶詰のカロリーを抑えたおすすめの食べ方
ではここで、フルーツ缶詰のカロリーを抑えたおすすめの食べ方をご紹介します。
また、1缶あたり61kcalのカロリーオフのフルーツ缶詰もありますので、カロリーを抑えたい方は活用してみてはいかがでしょうか。
ヨーグルト和え
フルーツ缶詰を相性抜群なのがヨーグルト。
誰でも簡単に作れますし、ヨーグルトと一緒に摂ることで、腸内環境も良くなりバランスが整った食事になります。
シロップを大さじ2〜3入れて甘さを調整できるのもポイントです。
牛乳寒天
フルーツ缶詰を入れることで見た目が華やかになる牛乳寒天。
寒天と低脂肪牛乳を使うことで、低カロリーながらも噛みごたえがある、満足感のあるデザートになります。
お好きなフツール缶を漬かってアレンジを楽しんでみてください。
くずきり風デザート
くずきりの代わりに春雨を使ったデザート。
作り方も簡単で、熱湯で戻した春雨に好みのフルーツ缶詰をのせ、黒蜜ときなこをかければ完成。
ダイエット中の方におすすめのデザートです。
カロリーが高いフルーツ缶詰は災害時に役立つ
長期保存が可能な缶詰は、地震や台風などの災害時にも役立つアイテム。
非常食の缶詰というと、パンの缶詰やクラッカー、肉や魚などの缶詰が一般的ですが、フルーツ缶詰も高カロリーで簡単にエネルギーがとれるのはもちろん、フルーツによるビタミンも摂取出来るので備蓄しておきたい1つ。何より美味しくて食べやすいので、高齢の方や小さなお子様にも最適です。
おすすめは「フルーツみつ豆」。
ももやパインなどの4種類のフルーツと寒天が入っているので、ビタミンと食物繊維を補えるので備蓄におすすめです。