【フルーツ缶詰の賞味期限】期限切れについてや開封後の期限

封を開ければ美味しい果物が簡単に食べられるフルーツ缶詰。あると便利な缶詰ですが、長期保存できるので、保存しているうちにいつの間にか賞味期限が切れてしまうこともあると思います。

フルーツ缶詰の賞味期限が切れてしまったら食べることはできないのでしょうか。

この記事では、フルーツ缶詰の賞味期限についてや賞味期限切れは食べられるのか、開封後の賞味期限についてをご紹介します。

また、おすすめレシピもご紹介するので手作りし美味しくフルーツ缶詰をいただきましょう。

フルーツ缶詰の賞味期限について

長い期間保存ができ、安い価格で手に入るフルーツ缶詰。開ければ簡単に美味しい果物を食べることができ、自宅にある方も多いのではないでしょうか。

長期間保存できるフルーツ缶詰ですが、賞味期限がいつまでなのかわからないという方もいらっしゃると思います。

種類にもよりますが、フルーツ缶詰の賞味期限はラベルではなくふたに表示されていることが多いです。

例えば、2022年1月1日が賞味期限の場合「2022.01.01」や「220101」などと記載されています。また、年月日の順が逆になったものや月が英語表記になっているものなどもあります。間違わないように気をつけましょう。

種類などによって変わりますが、一般的に缶詰の賞味期限は製造されてから2～3年ほどに設定されています。

フルーツ缶詰は、空気を抜いて密封し真空の状態で加熱して殺菌し無菌状態にしています。

直射日光や湿気など外部からの影響がない適切な場所で保存されていれば、長期間保存できます。

フルーツ缶詰は、長期間保存できるのでいつの間にか期限が過ぎてしまったということがあると思います。

ですが、缶詰に記載されている表記が賞味期限の場合、期限が切れても食べられます。

期限の記載には賞味期限と消費期限があります。賞味期限は、美味しく食べられる期間をさします。長く保存できる食品に表示されていることが多いです。

一方、消費期限は安全に食べられる期間をさします。お弁当や生菓子など早く食べなくてはいけない食品に表示されることが多いです。

同じような言葉ですが、意味が違うので間違わないようにすることが大切です。基本的にフルーツの缶詰は賞味期限が表示されているので、期限が過ぎても食べることができるのです。

フルーツ缶詰は賞味期限が過ぎても食べられるということを説明しました。ですが、いつまで食べることができるのか気になりますよね。

消費期限の場合は1日でも過ぎたら、安全に食べることができないので食べられません。ですが、きちんと保存されたフルーツ缶詰の場合、半年過ぎても風味の違いなどを感じず食べることができます。1年～2年ほど過ぎたものでも、違いがわかるという方は少ないと思います。

3年～5年ほど過ぎた缶詰でも食べることは可能な場合が多いですが、中のフルーツに変化が見られることがあります。

保管状態が悪いと中が腐っていることもあります。ぬめりがあったり、においがおかしかったり、中身が黒いなど異変を感じた場合は食べるのはやめましょう。

缶詰は最長で114年保存されていたという記録があるほど長期間保存できます。ですが、保存状態によって変わりますし、何年まで食べられるという目安はありません。期限が過ぎた缶詰を食べる場合はにおいや見た目を確認し、自己責任で食べましょう。

フルーツ缶詰は長期間保存できますが、これは缶を開けない場合です。缶を開けると、生の食品の扱いと同じになります。

空気にふれることで変色したりどんどん劣化していきます。冷蔵庫で保存して2日以内には食べ切るようにしましょう。

また、残ったフルーツをそのまま缶に残して放置してはいけません。フルーツ缶の内側のスズが溶け出してしまいます。

必ず別の容器にいれ、酸化しないようラップなどでふたをして保存しましょう。

シロップを抜き、水気をとって冷凍する方法もあります。冷凍した場合は2週間～1カ月ほどを目安に食べきりましょう。

フルーツ缶詰は日持ちするので、いつの間にか期限がギリギリになっていることもあると思います。たくさん量がある場合はそのまま食べるだけでは飽きてしまいます。そこでおすすめのレシピを2つご紹介します。

ボウル以外の型で作ることも可能です。型にゼリーがつく場合は、温めたタオルを型の周りに当てて温めてからひっくり返すと外れます。