【台湾で親しまれている果物レンブ】味や栄養、食べ方など

最終更新日:2024/11/22

【台湾で親しまれている果物レンブ】味や栄養、食べ方など

台湾で人気のレンブという果物をご存じですか?

リンゴをギュッと縦につぶしたような見た目が特徴的なレンブは、味がおいしいだけでなく栄養価も高い注目の果物のひとつです。
そこでこの記事では、台湾の果物レンブの味や栄養成分についてたっぷりとご紹介します。

また、レンブのおいしい食べ方や、台湾産のレンブは通販でも買えるのかについてもお伝えしていますので、ぜひ参考にしてください。

台湾で人気の果物レンブとは

台湾では、ほぼ一年を通して食べられるポピュラーな果物レンブ。

そんなレンブは、マレー半島が原産のフトモモ科ジャワフトモモの常緑小高木の果実です。
生産しているのは台湾をはじめ、インドやフィリピン、マレーシアなど亜熱帯から熱帯気候の地域です。
日本では、沖縄県でも栽培されています。

レンブのサイズは3~7cm程度。
見た目は、真っ赤なリンゴをギュッと握りつぶしたような形状で、ロウを塗ったようなツヤを持ちます。
そのため、英語では「ワックスアップル(Wax Apple)」や「ローズアップル(Rose Apple)」と呼ばれます。
ちなみに台湾語では「レンブー」、沖縄では「デンブ、デンブー」と呼ぶ人もいます。

台湾では市場やスーパーをはじめ、夜市でも買うことができるので、旅行で訪れた際にはぜひ味わってみるのもおすすめです。

台湾で親しまれている果物レンブの味

最初に、レンブは台湾ではほぼ一年を通して食べられる果物と書きました。
とはいえ、旬の時期はあり台湾のレンブは5月から7月、11月から翌年3月が旬となります。

その味わいは、リンゴとナシを合わせたようなほのかな甘味とさわやかな酸味があります。
サクサクとした軽い歯ごたえが心地よく、一度食べると手が止まらなくなるという方も多いようです。

品種はもちろん、時期によって見た目や味わいは異なります。
夏は淡紅色、冬は赤黒くなり、黒みが強いほど甘みが強くなると言われています。

台湾では皮の色が赤やピンク色をしているものが一般的ですが、緑色や白色のものもあります。

台湾の果物レンブの栄養成分

味わいは淡白ながらも、レンブに以下のようにさまざまな栄養成分が含まれています。

  • ビタミンC
  • ビタミンA
  • ビタミンB(ナイアシン)
  • 鉄分
  • カルシウム
  • 食物繊維

ビタミンCは、美肌効果や免疫力アップ効果が期待できます。
ビタミンAには目や皮膚の粘膜の健康を維持する効能があります。
また食物繊維も豊富なので、腸内環境の改善に役立ちます。

台湾の果物レンブのおいしい食べ方

皮ごと食べることができるレンブは、水洗いをしてそのまま食べることができます。
しかし、へたと下部のくぼみ部分は通常は食べません。

そのため、半分にカットするか、4分の1に切って、下のくぼみ部分は切り落とすと食べやすくなります。
種が入っている場合は、種だけでなく周囲のフワフワとした部分も取り除きましょう。
また、渋みが気になるというときは、皮をむいてから少し水にさらすと渋みが抜けます。

レンブをよりおいしく食べるなら冷蔵庫でしっかり冷やすのがおすすめです。

基本は生食ですが、台湾ではお酒やハチミツに漬けたものも楽しまれています。
あっさりした味わいから、サラダや炒め物などのレシピもあるようです。

台湾のレンブは通販でも買えるのか

本場台湾のレンブを食べてみたいと思ったら、通販などでも購入することはできるのでしょうか。
通販といえば、Amazonや楽天市場がパッと思いつきます。
しかし、どちらも2024年2月現在、生のレンブの取り扱いはないようです。

果物や食品の輸入に関しては、細かなルールや法律があり、台湾のレンブを通販で買うことは難しいです。

ですが、沖縄県産のレンブなら通販で買うことができます。
「沖縄 レンブ 通販」や「レンブ 果物 通販」などで検索してみましょう。
沖縄県の果物を取り扱う通販サイトを見つけることができるので、興味のある方はぜひ。

まとめ

この記事では、台湾で人気の果物レンブについてご紹介してきました。
あっさりとした甘みと酸味を持つレンブは、サクサクの食感も楽しく、私たち日本人とっては珍しい果物です。

また栄養もとても豊富だということがお分かりいただけたと思います。

現地台湾産のものを通販などで購入することは難しいですが、沖縄県産なら購入可能です。
この記事を読んで気になった方は、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょう。

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