【イチジクの品種】カドタの特徴と食べ方について

最終更新日:2024/07/26

【イチジクの品種】カドタの味の特徴と食べ方について

私たちが普段食べてるイチジクは、世界で200を超える品種が栽培されています。
その数多いイチジクの品種のひとつ「カドタ」は、イチジクが好きな方の間でとても人気のある品種です。

この記事では、イチジクの品種「カドタ」について、味の特徴や食べ方などをご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。

小さなイチジク「カドタ」の特徴

カドタはイチジクの品種のひとつで、原産国はイタリアです。
また、熟した後も果皮が黄緑色の白イチジクで、小粒の品種です。
一般的なイチジクの大きさが80g前後とすると、カドタの大きさは約30g程度です。

カドタの主な特徴は、以下の通りです。

  • 果皮が薄く、皮ごと食べられる
  • 種がほとんどない
  • 独特の風味と甘味が強い
  • 酸味が少ない
  • ジャムやサラダなどにも使いやすい
  • 耐寒性があり、育てやすい

カドタは、皮が薄く、種が少ないため、皮ごと食べることができます。
また、独特の風味と甘味が強く、酸味が少ないため、そのまま食べるだけでなく、ジャムやサラダなどの加工にも適しています。

さらに、カドタは耐寒性があり、育てやすい品種です。
寒冷地でも栽培が可能です。

カドタはどのような味のイチジク?

それでは、気になるイチジクの品種「カドタ」の味についてご紹介します。

カドタは蜜が浮き上がるほどジューシーで、糖度が高い品種です。
そのため、ジャムを食べているかのようなトロリとした食感が特徴です。
そしてその甘さは、砂糖などに例えられるほどです。

ほかのイチジクの品種の味と比較すると、酸味が少なく、甘さがあります。
コクがあり、ジューシーな味わいを楽しめます。

カドタの食べ方

カドタは、皮ごと食べられるので、そのまま食べるのがおすすめです。
そのほか、おすすめの食べ方は以下の通りです。

  • 生でそのまま食べる
  • ヨーグルトやチーズと一緒に食べる
  • サラダに入れる
  • ジャムやコンポートにする
  • ドライイチジクにする

カドタは、生で食べると、その風味と甘みを存分に味わえます。
また、ヨーグルトやチーズと一緒に食べると、酸味と甘味が合わさって、より美味しくいただけます。

さらに、サラダに入れたり、ジャムやコンポートにしたり、ドライイチジクにしたりと、様々な加工にも適しています。

イチジクの品種カドタの育て方

カドタの収穫時期は、環境により異なりますが、8月中旬〜10月下旬です。
また、カドタは耐寒性や耐暑性があり、収穫量も多く見込めます。
さらに、半日陰でも育つとは言われていますが、日当たりが悪いと味の品質が下がるのでおすすめしません。

カドタを始め、イチジクは自家結実性の果物なので、苗木一本で実ります。
また、鉢植えで育てることが可能なので、室内でも育てられます。

イチジクの苗は、苗木を取り扱う園芸店やホームセンターなどで購入できます。
さらに、ネット通販でも購入ができるのでとても便利です。

日本国内で栽培できるイチジクの系統

イチジクの系統は大きく分類すると、花の構造や受粉の状態により4つに分かれます。
その中でも日本国内で栽培できるものは「普通系」と「サンペドロ系」です。
そのため、それ以外の系統「スミルナ系」や「カプリ系」は、日本国内での栽培はできません。

まとめ

イチジクの品種「カドタ」についてご紹介しました。
味は砂糖のような甘さがあり、ジャムのようなトロリとした食感が楽しめます。
食べ方は、そのまま皮ごと食べる他、ドライイチジクや加工品のおすすめです。

ぜひ一度、カドタを味わってみてください。

こちらも合わせてご覧ください。