のどに潤いがほしい時や、のどの調子が悪い時は、最初にのど飴を舐めるという方も多いでしょう。
なかでも、果物の果汁を加えたフルーツのど飴は、おやつ感覚で舐められるものも多いので、リフレッシュしたい時などに気軽に活用している方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、フルーツのど飴の種類や、口コミなどで人気の商品についてまとめました。
また、フルーツのど飴を舐める時の注意点についてもご紹介します。
飴とフルーツのど飴の違いや特徴
のどがイガイガするときなどに活用する、のど飴。
実は、のど飴と普通の飴との違いには、特にはっきりとした定義はありません。
一般的にのど飴とは、砂糖や水飴でコーティングされ、種類によっては有効成分が含まれているものを指すようです。
のど飴にはたくさんの種類があり、それぞれ効果や成分、味などが異なります。
中でも人気があるのが、ゆずやレモン、カリンやみかんなどの果汁に、はちみつマヌカハニーなどを加えたフルーツのど飴です。
フルーツのど飴は風味も豊富で、いちごや梅、桃やりんごなどさまざまな果物の果汁を加えたものがあり、好きなものを選ぶことができるのも魅力です。
甘くないフルーツのど飴がお好みの方や、カロリーが気になる方は、無糖のものやノンシュガー、糖質ゼロのものなどを選ぶこともできます。
フルーツのど飴の種類
フルーツのど飴の種類は、医薬品、医薬部外品、食品の3つに分けられます。
医薬品
医薬品に当たるフルーツのど飴は、飴に含まれる有効成分による効果効能が期待できるドロップ剤です。
製造、販売とも国の認可が必要で、薬局やドラッグストアでしか購入することができません。
医薬部外品
医薬品に準拠した有効成分を配合したドロップです。
製造には国の許可が必要ですが、販売には許可が不要です。
薬局やドラッグストアだけでなく、コンビニやスーパー、通販などでも手軽に購入することができます。
食品類のフルーツのど飴
フルーツのど飴の中には、効果効能が認められる有効成分が含まれないため、お菓子など食品扱いになるものもあります。
はちみつやハーブ、果汁やしょうがなどの成分が含まれています。
いろいろな味や食感を楽しめますので、のどの乾燥対策や、リフレッシュなどに良いでしょう。
フルーツのど飴を舐める時の注意点
フルーツのど飴を舐める時は、2時間以上空けるようにし、連続して何個も舐めないようにしましょう。
のどの不快感を改善したいあまり、立て続けに何個もフルーツのど飴を舐めると、のどの粘膜に生えているせん毛の働きを弱める場合があります。
そのほか、医薬品や医薬部外品のフルーツのど飴の場合は、何個も続けて舐めることで飴の有効成分が過剰になり、のどの粘膜に悪い影響を及ぼすケースもあります。
フルーツのど飴はおやつのような感覚で気軽に口に入れやすい飴でもありますが、食べ過ぎには注意が必要です。
おすすめのフルーツのど飴
ランキングサイトや口コミで人気がある、おすすめのフルーツのど飴をご紹介します。
デザート感覚で舐められるフルーツのど飴
- UHA味覚糖：e-maのど飴 フルーツチェンジ（青みかんパウダー配合）
- カバヤ：フルーツのど飴（ピーチ・グレープ・オレンジ・青りんご濃縮果汁配合）
- カンロ：ノンシュガー果実のど飴（ぶどう・レモン・いちご・オレンジ濃縮果汁等配合）
- ライオン菓子：デコポンのど飴（でこぽん果汁配合）
- ロッテ：フルーツのど飴（国産カリンエキスエキス、オレンジ・シトラスミックス果汁等配合）
ハーブやはちみつを配合したフルーツのど飴
- アサヒ：シーズケースフルーツのど飴糖類ゼロ（オレンジ・アセロラ濃縮果汁、ハーブエキス配合）
- カンロ：ボイスケアのど飴（ハーブエキス、オレンジ・りんごの果実エキス等配合）
- グリコ：フルーツのど飴アソート（ハーブエキス、ラフランス・パイン・ゆず・りんご果汁等配合）
- 佐久間製菓：はちみつと果実ののど飴（りんご・ゆず果汁、梅エキス、はちみつ、ハーブエキス配合）
- 森永製菓：inのど飴 りんご味（濃縮りんご果汁、ハーブエキス、黒みつ等配合）
カリンの手作りフルーツのど飴のレシピ
原材料や作り方にこだわって、オリジナルのフルーツのど飴を手作りするのも良いですね。
ここでは、ビタミンCやクエン酸、食物繊維などの成分を豊富に含むカリンを使った、手作りフルーツのど飴のレシピをご紹介します。
カリン液が余ったら、ヨーグルトソースにするのもおすすめです。
ヨーグルトの栄養も摂取できるので、一石二鳥ですね。
なお、加熱中や調理直後はとても熱いので、やけどに気をつけてください。
熱いうちは、手で触ったり、味見をしないように注意しましょう。
【材料：2人分】
- カリン：4〜5個
- 水：適量
- はちみつ：20g
- 砂糖：60g
- グラニュー糖：大さじ1
【作り方】
- カリンを洗い皮をむき、半分に切る。
- 細かくカットしたカリンを鍋に入れる。
- カリンが浸る程度の水を鍋に入れ、中火で赤茶色になるまで加熱する。
- 鍋の中身をザルにあけ、カリン液からカリンの実を取り出す。
- カリン液に砂糖を加え、よく混ぜながら鍋で強火で加熱する。
- 粘りが出てきたら火を止め、バットへ流し入れる。
- 冷めてきたらティースプーンでクッキングシートの上に落とし、丸めて並べる。
- 固まったら表面にグラニュー糖をまぶす。
まとめ
フルーツのど飴の種類には、医薬品と医薬部外品、食品がありました。
デザート感覚で舐められるフルーツのど飴ですが、舐める時は立て続けに舐めないようにしましょう。
適量を守って、フルーツのど飴を上手に活用してくださいね。
