コスパの良い缶詰のフルーツはついつい買ってしまうものの、使い道が見当たらずキッチンで眠らせたままにしているという方も多いかもしれません。
ここでは、実はたくさんある缶詰フルーツの使い道について詳しくご紹介します。使い道一覧や、簡単おすすめの缶詰フルーツを使ったレシピ、お子さんに人気のレシピのほか、余ったシロップの使い道、開封した缶詰フルーツの賞味期限・日持ちについてもお伝えしているので、ぜひ参考にして眠ったままの缶詰フルーツを活用してください。
実はたくさんある!缶詰フルーツの使い道
昔は缶詰のフルーツがご馳走だったという時代もあり、年代によっては今でも少し懐かしい雰囲気の缶詰みかんなどがたまに食べたくなるという方もいらっしゃるでしょう。
お値段も安く、手に取りやすいフルーツ缶詰ですが、ついついキッチンのストック棚などに入れたままにして賞味期限を過ぎてしまったりと無駄にしてしまうこともあるかもしれません。
そのまま食べる以外の使い道としてはヨーグルトと合わせたり、ケーキのデコレーションに使うくらいしかわからないという方も多いかもしれませんが、実は缶詰フルーツをの有効な使い道はほかにもたくさんあるのでご紹介していきます。
気になる栄養については、フレッシュな旬のフルーツを缶に閉じ込めるため、旬ではないフルーツよりも栄養価が高い場合もあるそうですよ。
缶詰フルーツの使い道一覧
ここでは生のフルーツに比べ、格段にコスパの良い缶詰フルーツの使い道を一覧でご紹介します。
- ジャム
- フルーツポンチ
- ケーキ
- フルーツサンド
- パフェ
- ゼリー・寒天
- ムース
- プリン
- ジュース
- 蒸しパン
など。
糖度が高くとても甘いシロップは、砂糖などを煮溶かしたものなので、余った場合には砂糖代わりに使うのがおすすめです。
ヨーグルトにかけたり、ホットケーキミックスにシロップを足すことでいつもとは少し違うフルーツ風味のおいしいホットケーキができます。缶詰フルーツが大量に余っていたとしても、これだけの使い道がわかれば、上手に活用していけそうですね。
手づかみ食べが楽しい1歳ごろのお子さんにはカットした缶詰フルーツとシロップを加えてレンジでも簡単に作ることができる蒸しパンなどもおすすめです。
簡単おすすめの缶詰フルーツの使い道
もっとも簡単な使い実のひとつが、ミキサーでさっと作ることができるフルーツジュースです。
材料(2人分)
- お好きな缶詰フルーツ 200g
- 缶詰フルーツのシロップ 大2
- 牛乳 150㏄
作り方
- フルーツはザルなどでシロップを切っておきます。
- ミキサーにフルーツとシロップ、牛乳を入れてミキサーにかけるだけで完成です。
お好みでバナナを加えるとさらに健康的で濃厚な味わいが楽しめます。飲み物としてはもちろん、小腹が空いたときのおやつとしてもおすすめです。
子供に人気の缶詰フルーツの使い道
缶詰フルーツのシロップに含まれる酢酸には、たんぱく質と反応すると固まる性質があるため、余ったシロップに牛乳を入れるとフルーチェのように少しプルンとした状態になります。
フルーチェが大好きな幼児さんには、桃などの缶詰フルーツを使ってフルーチェ風のデザートを手作りしてみてはいかがでしょう?
もう少し本格的に作りたいという場合には、粉ゼラチンを加えることでさらにプルプルのフルーチェ風のデザートを作ることができます。
缶詰フルーツを使ったデザートスープレシピ
缶詰フルーツの使い道は、まだまだあります。
こちらは生クリームとヨーグルトを加えた大人の贅沢なデザートスープです。
材料(4人分)
- 白桃缶 1缶
- 白桃缶のシロップ 50㏄
- 飾り用の黄桃缶 少々
- 生クリーム 100㏄
- プレーンヨーグルト 150g
- レモン汁 大1
作り方
- 白桃、黄桃のどちらもザルなどでシロップを切っておきます。
- 白桃とシロップ、生クリーム、プレーンヨーグルトをミキサーに入れ、一度攪拌(かくはん)してから、レモン汁を加え再度攪拌したら、スープ皿に移し入れます。
- 黄桃をミキサーにかけ、ソースを作ったらスープの上に飾り完成です。
このほか、みかん缶や桃缶と生のバナナ、キウイなどのフルーツを生クリームとマヨネーズで和えるフルーツサラダや、水で割ったシロップを使ったサツマイモの甘露煮など、ちょっとした料理でも缶詰フルーツは役立ってくれます。
余った缶詰フルーツの賞味期限・日持ち
ここまでで、缶詰フルーツの使い道がたくさんあることをお分かりいただけたと思います。しかし、それでも使い切れないこともありますよね。そんな時に気になるのは余った缶詰のフルーツの賞味期限ではないでしょうか?
ヤフー知恵袋などでも余った缶詰フルーツの賞味期限についても質問を見かけますが、その答えは、やはり2~3日中には食べ切ってしまうのがベストということです。
使い道はいろいろあるので、3日以内を目安においしくいただいてしまいましょう。当然臭いなど異変を感じる場合は迷わずに捨ててくださいね。