【青森の果物】生産量1位はりんごだけじゃない-果物狩り情報も

最終更新日:2022/11/14

青森 果物

青森といえば、りんごの産地として有名ですが、それ以外にも生産量日本一を誇る果物が青森にあるということをご存じですか?
この記事では、青森で収穫される有名な果物をはじめ、青森で栽培されているりんごの品種一覧、青森県が生産量日本1位の果物についてご紹介します。

また季節ごとに楽しめる果物狩りや、お土産にもおすすめの青森の果物とスイーツについてもお伝えしているので、ぜひ参考にしておいしい青森の果物を味わってください。

青森県で収穫される有名な果物

青森といえば、言わずと知れたりんごの名産地ですが、果樹の育成に適した気候である青森県では、りんご以外にもブドウやいちご、桃、さくらんぼ、梨、メロンなどさまざまな果物が栽培されています。

青森で生産されるりんごは、定番の「ふじ」「つがる」「王林」「ジョナゴールド」といった4品種のほか、「紅玉」や「世界一」など約50種類の品種が栽培されており、そのうち約40種類が市場に出荷されています。

青森で栽培されているりんごの品種一覧

ここでは、青森で栽培されている数あるりんごの品種の中から15種類を一覧にまとめました。

  • ふじ
  • サンふじ
  • 早生ふじ
  • つがる
  • ジョナゴールド
  • 王林
  • シナノスイート
  • 紅玉
  • 世界一
  • 陸奥(むつ)
  • 北斗
  • 未希(みき)ライフ
  • きおう
  • シナノゴールド
  • 星の金貨

定番からあまり耳なじみのない品種もあり、また青森のりんごには、8月下旬頃までに収穫する「極早生種」、9月下旬頃までに収穫する「早生種」、10月下旬頃までに収穫する「中生種」、10月下旬以降に収穫する「晩生種」があり、ほかの地域よりも長くおいしい旬のりんごを楽しむことができます。

青森県が生産量日本1位の果物

青森県がりんごの生産量日本1位ということは、広く知られていますが、実はりんご以外にも青森県が全国生産量日本一の果物が存在しています。

糖度20度以上のブドウの極甘品種「スチューベン」や、青森市を中心として栽培されている「カシス」、ジャムやシロップ漬けはもちろんそのまま生で食べてもおいしい「杏(アンズ)」は青森県が生産量1位の果物です。

このほか、「西洋梨」や、西洋かりんとも呼ばれる「マルメロ」、「プルーン」、「ネクタリン」、「メロン」、「スモモ」、「ブドウ」、「ブルーベリー」なども生産量ランキング上位に入るほど数多く収穫されている果物の一大産地となっています。

青森で春から夏に楽しめる果物狩り

多くの果物が生産されている青森では、季節により、色々な種類の果物狩り体験ができます。

4月、5月といった春はハウス栽培のいちご狩りを、夏を迎える6月、7月、8月、9月には、さくらんぼ狩りが楽しめます。

またカシスやラズベリーは7月、ブルーベリーやスモモは7月~8月、桃は8月から9月頃まで食べごろを楽しむことができます。

このほか、りんごの旬は一般的に秋から冬とされていますが、先述した通り青森のりんごには夏でも楽しめる極早生種があり、場所によっては夏でもりんご狩り体験も可能なのも嬉しいですね。

また果物狩りを行っている農家さんや果樹園では、直売所も併設されていることが多く、市場に出回る価格よりも安い値段で旬の果物を購入できるので、お出かけの際にはお土産の購入もおすすめです。

青森で秋から冬に楽しめる果物狩りスポット

秋から冬に青森で楽しめる果物狩りといえば、やはりりんごです。
食べ放題で思い切り味わえる農園から、数多くの品種を取り扱う農園など、さまざまな場所があります。
ここではおすすめの3カ所をご紹介します。

  • 8月から11月:つがる、早生ふじ、王林、サンふじ、未希ライフ、北斗、ジョナゴールド、レッドゴールドなど26種を味わえる「青森観光りんご園 まるせん川村(青森県青森市田茂木野字大沢35)」。
  • 9月初旬~10月下旬:つがる、紅玉、ジョナゴールド、ひろさきふじ、トキ、シナノスイート、シナノゴールド、ふじを味わえる「津軽ゆめりんごファーム(青森県弘前市大字小沢宇山崎44-4)」。
  • 9月中旬~11月上旬:サンつがる、北斗、ジョナゴールド、王林、サンふじを味わえる「道の駅なみおかアップルヒル(青森県青森市浪岡大字女鹿沢字野尻2-3)」。

青森には上記のように多くの果物狩りを楽しめる農園がありますので、ぜひお出かけしてみてください。

このほか秋はブドウや梨、マルメロも味わえる人気の果樹園もありますし、ハウス栽培のいちごは1月からスタートしているところもあります。

お土産にもおすすめの青森の果物とスイーツ

果物の栽培が盛んな青森のお土産なら、青森でとれた新鮮なりんごやブドウ、桃、梨、メロン、スモモなどの特産品もおすすめですが、おいしい果物を使ったスイーツなら、持ち運びも便利です。

特におすすめなのは以下になります。

  • 青森産のふじりんごを丸ごと1個パイで包んで焼き上げた『ラグノオ 気になるリンゴ』。
  • ふわふわのスポンジの中にとろとろのカスタードクリームとりんごソースが入った『いのち(アップル10個入)』。
  • スティック型のアップルパイ『パティシエのりんごスティック12本入』。

このほかねぶた祭りのラベルが印象的な『JAアオレン りんごジュース』も濃厚な味わいでお土産の名物としても人気です。

まとめ

この記事では、青森の果物についてご紹介してきました。
青森というとりんごのイメージが強いですが、実はリンゴ以外にも生産量日本一のおいしい果物があり、また数多くの果物が栽培されていることがわかりましたね。

果物狩りもほぼ1年を通してでき、それぞれの旬の味をたっぷりと楽しめそうです。
ぜひ青森に出かけた際には、りんごはもちろん、りんご以外の果物にも注目してみてはいかがでしょう。

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