冬が旬の安くて美味しい果物-冬の季節は朝食にもおすすめ

最終更新日:2022/07/31

冬 果物 旬

スーパーへ行くと季節問わず色々な果物が並ぶようになりましたが、できれば旬の果物を食べたいもの。
特に冬は風邪も引きやすく免疫力が低下しやすいので、様々な栄養を豊富に含んだ旬の果物を積極的に食べたいものです。
そこで今回は、冬が旬の安くて美味しい果物や地域別でみる冬が旬の果物、冬が旬の果物りんごの保存方法などご紹介します。

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冬が旬の安くて美味しい果物とその栄養

寒い冬の時期は果物が少ないイメージがありますが、実は冬に旬を迎える果物もたくさんあり、どれも安くて美味しいものばかり。
そこで、冬が旬の安くて美味しい果物を人気順にランキングでご紹介します。

【1位】りんご

青森県をはじめ、全国で栽培されているりんごですが、りんごは品種によって旬の時期は異なります。
冬が旬のりんごは「王林」。1年を通して手に入る品種ですが、王林の旬は11月頃から2月頃の冬の時期で、酸味が少なく、爽やかな香りが特徴。
りんごは栄養価が高く、ビタミンやミネラル、ポリフェノールなどの栄養が豊富に含まれています。

【2位】みかん

冬は柑橘類の果物が多く出回りますが、中でも人気なのがみかんでしょう。冬は一箱買いするという方も多いのではないでしょうか。
最も収穫量が多いのが温州みかん(うんしゅうみかん)で、収穫時期によって種類が異なり、11〜12月に収穫されるみかんを「中生(なかて)」と呼びます。
中生は糖度が高く甘みが強いのが特徴。みかんには、ビタミンCや食物繊維、カリウムなど様々な栄養素が含まれています。

【3位】いちご

いちごは本来3〜4月の春が旬でしたが、農家の方たちがクリスマスニーズに合わせてハウス栽培や品種改良を重ね、今では12月〜5月と冬から春にかけて一番多く出回り旬となりました。最も美味しいのは1月で、品種にかかわらず一番甘く美味しいいちごができます。
いちごにはビタミンCをはじめ、カリウム、カルシウム、鉄、葉酸など多くの栄養素が含まれています。

地域別で見る冬が旬の果物

果物は全国各地で作られており、特産品の果物はふるさと納税の返礼品として選ばれることも。
そこで、冬が旬の果物を北海道、熊本、沖縄と地域別でご紹介します。

北海道の冬が旬の果物

北海道は夏をメインに、春から秋がもっとも果物が出回る季節。
冬は北海道産の果物は少ないですが、12月頃には西洋梨やりんご、 冬ぶどうと呼ばれているスチューベンなどの果物が楽しめます。
中でも冬ぶどうのスチューベンは糖度が20度前後と甘みが強く、貯蔵性があるのが特徴。10初旬から中旬にかけて収穫したものを低温で貯蔵することで2月いっぱいまで食べることができます。
スチューベンは寒冷地を好む果物なので、北海道の他、東北でも栽培されています。

熊本の冬が旬の果物

冬の熊本では、晩白柚(ばんぺいゆ)やデコポンといった柑橘類が1月〜3月に旬を迎えます。
晩白柚は熊本県の柑橘奨励品種の一つで、直径20〜25cm、重さ平均1.4kgと大きく、サッカーボールのような見た目とは裏腹に果肉はグレープフルーツほどと少なく、薄い黄色でさっぱりとした風味が特徴。
さわやかな香りを放つので、室内に置いて香りを楽しむのもおすすめです。

沖縄の冬が旬の果物

沖縄は春や夏はパッションフルーツやパイナップル、マンゴーなどの有名な果物が旬を迎えますが、冬は料理にも使うことができるスターフルーツ、柑橘系フルーツのタンカン、アイスクリームのような味わいのアテモヤ、かぼちゃやスイートポテトのような甘さのカニステルといった珍しい果物が旬を迎えます。
夏の沖縄も楽しいですが、珍しい果物を味わえる冬の時期もおすすめです。

毎日でも食べたい-冬が旬の果物は朝食におすすめ

冬はインフルエンザなどの風邪が流行り、年末年始の疲れがどっと出てくる時期。
疲れが溜まりやすい冬を乗り越えるためにも、ビタミンCなどの栄養を多く含む果物は最適です。

朝食に果物を食べるメリット

  1. 忙しい朝でもそのままサクッと食べられる
  2. 必要な栄養素を手軽に摂ることができる
  3. 消化しやすいので体に負担がかからない

冷たい果物は身体を冷やしやすいので、一緒に白湯を飲むなどの工夫も必要ですが、果物は低カロリーで食べすぎてしまう年末年始には最適です。

冬が旬の果物りんごの変色を防ぐ正しい保存方法

冬が旬のりんごは寒い環境で育つ果物なので、冬なら室温の低い場所に置くだけで1ヶ月程度は美味しく食べることができます。
ただ最近の家は高気密・高断熱の家が多いので、暖房が入った暖かい部屋で常温保存するのはおすすめしません。

温度の低い場所がないという方は、野菜室に入れて保存するのがおすすめ。
ただし、そのまま野菜室に入れてしまうと、りんごから放出されるエチレンガスが他の野菜や果物を傷めてしまうので、新聞紙やキッチンペーパーなどで包み、空気を抜いた密閉袋に入れてから野菜室で保存するといいでしょう。大体2ヶ月程度は日持ちします。

【相性抜群】冬の果物と野菜を使った料理

果物と言えば、ジャムやケーキのトッピングなどお菓子に合うイメージがありますが、冬の果物は冬の野菜とも相性抜群。

果物と野菜の組み合わせが苦手な方も多いと思いますが、おすすめは果物を入れた”サラダ”。
サラダに合うおすすめの冬の果物は、りんご、みかん、柿。
シンプルにキャベツと一緒にドレッシング和えたりポテトサラダに入れたり、細切りにした白菜の芯と、りんご、みかん、柿と一緒にマヨネーズベースのドレッシングで和えたフルーツサラダなどもおすすめ。ぜひお試しください。

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