【初心者用】夏の果物を使って絵手紙を描くための方法とアイデア

最終更新日:2022/06/30

最近はスマホやパソコンでメッセージを送る機会が多いと思いますが、たまには手紙で気持ちを伝えてみませんか?

しかし、手紙を書くとなると、文章を考えるのが難しくてなかなか始められない方もいるでしょう。
そのような時に便利な方法は絵手紙です。

絵手紙は果物や花など季節を感じるものをモチーフとして、少しのメッセージを添えるだけで気持ちが伝わる便利なツールです。

そこで今回は、夏の果物を使った絵手紙の描き方やおすすめのメッセージをご紹介します。今年の夏に絵手紙を送ろうと思っている方はぜひ一度ご覧ください。

夏の絵手紙におすすめの果物

夏のご挨拶に旬の果物を題材にして送る絵手紙。
このように季節を感じる絵手紙はいつもらっても嬉しいものです。
それでは絵手紙にぴったりの夏の果物とはどのうような種類があるのでしょうか。

絵手紙に描きやすい夏の果物

  • スイカ
  • さくらんぼ
  • メロン
  • パイナップル
  • マンゴー
  • バナナ
  • もも

この他にも杏や、ブルーベリー、ライチなども描きやすい夏の果物です。

夏の絵手紙を送る時期

季節を感じるような夏の絵手紙はいつから送るの良いのでしょうか?
1番のおすすめは梅雨明け時期から8月初旬です。

この時期は暑中見舞いのシーズンなので、夏の絵手紙にはベストです。
また、夏はお中元などで地元の名産品の果物などをいただくこともあると思います。

そのような時は、いただいた果物をモチーフにして感謝の気持ちを添えた絵手紙もおすすめです。
さらに、自宅の庭で果物を育てている方は、夏に収穫を迎える果物もあるでしょう。

そのような時は、時期に関係なく採れたての果物を題材にして絵手紙にする方法も良いと思います。

絵手紙に夏の果物を描くには

手紙に絵を描く絵手紙。まずどのような道具をそろえたら良いのか悩みますよね。
そこで絵手紙におすすめの道具をご紹介します。

雰囲気の出る夏の果物を絵手紙に描ける道具

  • 筆(数本)
  • 墨(墨汁でOK)
  • 顔彩(水彩絵の具でOK)
  • 水入れ
  • 和紙のはがき
  • 絵の具用のお皿

このように、自宅にあるもので簡単に絵手紙は始められます。

墨以外の画材でも絵手紙は描ける

基本的に絵手紙を描く道具にルールはありません。
そのため、自宅に色鉛筆やパステルがあるなら、それを使うのもひとつの方法です。
お子さんの使っている色鉛筆やパステルがあるなら、ぜひ活用しましょう。

また、イラスト用のペンなども絵手紙におすすめです。このような画材を絵手紙に使用する場合は、和紙以外のはがきを使用してもOKです。

絵手紙セットを購入する

これから本格的に絵手紙を趣味とするなら、道具をセットで一式そろえてみましょう。
絵手紙の道具は、画材店、もしくは文房具店などで購入できます。
また、amazonや楽天などのネット通販でも購入が可能です。このような商品は、絵手紙セットとして販売しています。

夏の果物を絵手紙に描いてみよう

それでは実際に夏の果物を題材にして絵手紙を描きましょう。
ここからは、絵手紙を描く手順やポイントなどを順番にご紹介します。

題材にする夏の果物を決める

絵手紙に夏の果物を描く時は、目の前に実物を置くとイメージしやすくなります。
そのため、これから食べる予定の果物があるなら、ぜひ題材にしましょう。
また、果物はそのままの形で描く。もしくはその果物の代表的な食べ方にカットをして描く方法がおすすめです。

墨(墨汁)で果物の輪郭を描く

はがきを置き、果物を描く位置を決めます。
筆を使って描く作業はなかなか難しいかもしれませんが、失敗を気にせずに描きましょう。

もしも線の太さがばらばら、もしくは途中で切れてしまっても気にすることはありません。
なぜなら、そのアンバランスさも手作りの絵手紙ならではの良さだからです。

色を塗る

色の塗り方も、輪郭を描く時と同じように思い切り塗りましょう。
ただし、墨を使った筆は使わずに、他の筆に交換して塗ります。
もしも果物のつや感を出す場合は、塗らない場所を作ると上手に表現できます。

最後の仕上げ

最後はメッセージや、あれば落款印などを押して仕上げます。
落款印はなくても良いですが、消しゴムなど簡単に作れます。

どうしても納得のいく絵手紙が描けない場合は

果物のイラストがなかなか上手に描けない。
もしくはやり方はわかっていても人に送れる絵手紙ではない場合。

このような時は無料のイラストを利用する方法も良いでしょう。
無料のイラストサイトは、商用に使用しなければ使えるものがたくさんアップされています。
このようなサイトで夏の果物を見つけて絵手紙に使用してみましょう。

また、本屋などには絵手紙に使用できるぬりえタイプの冊子が販売されています。
このような冊子を使えば、色を塗るだけで絵手紙が送れます。

夏の果物を組み合わせて絵手紙に描く

絵手紙に使用する夏の果物は2種類以上を組み合わせて描いてもOKです。
また、果物以外のものを組み合わせる。
もしくは果物を使ったスイーツを題材にする方法もおもしろいでしょう。

絵手紙おすすめの果物や他のものとの組み合わせ方

夏に送る絵手紙は、鮮やかな色や、元気の出るデザインがおすすめです。
そのため、果物の色の組み合わせ方が重要です。
そこでおすすめの果物の組み合わせをご紹介します。

果物と果物の組み合わせ

スイカとみかんは赤とオレンジ色で栄養満点のビタミンカラーです。
このような明るい色を組み合わせると元気なイメージのある絵手紙が描けます。

また、りんごとバナナの組み合わせもおすすめです。
果物と果物の組み合わせは夏に限らず季節を無視した色の組み合わせも良いと思います。

果物と野菜の組み合わせ

真っ赤なトマトにパステルカラーの果物の組み合わせもおすすめです。
桃やさくらんぼでグラデーションにする。
もしくはメロンなどで色の対比を楽しむ方法も良いでしょう。

また丸い果物に、細長い果物などを組みあわせて構図のバランスを取るのもひとつの方法です。

果物と花の組み合わせ

夏の果物と花の組み合わせは絵手紙のデザインを華やかにします。

例えばひまわりとスイカの組み合わせ。
またはハイビスカスとパイナップルの組み合わせなど、イメージに合う組み合わせがおすすです。

夏らしいスイーツと果物の組み合わせ

ケーキに乗っている果物。
もしくは果物がメインのスイーツなども絵手紙に向いています。

例えばフルーツゼリーやフルーツポンチなど涼しさを感じさせるスイーツは涼感効果が抜群です。

夏の絵手紙に果物と一緒にメッセージを添える

せっかくなら絵手紙に添えるメッセージは相手の心に響くものをを書きたいですよね。
そこで絵手紙に添えるおすすめのメッセージをピックアップしてみました。

お子様のいるご家庭へのメッセージ

赤ちゃんやお子様のいるご家庭へのメッセージは、家族に関することが良いでしょう。例えば「元気ですか?」と書く場合は、「元気」の部分だけを大きな文字にすると、インパクトがあります。
また、お子様が好きそう童謡などの歌を添える方法もおすすめです。

果物の漢字名や由来を添える

果物はカタカナ表記のものがたくさんあります。
そこで、このような果物を漢字で書いてみるのはいかがでしょうか。

例えばブルーベリーな「藍苺」と表記し、読み方は「らいめい」です。
このようにカタカナで見る果物を漢字で絵手紙に書くと、雰囲気の違うイメージに変身します。

また、夏に限らず果物の名前には由来があります。
その由来は見た目に関すること。
さらにどのように果物が成長するかなどに由来しています。
由来の中には元気になれる言葉などが含まれていますものあります。
このようなことから由来の意味を絵手紙にメッセージとして使用する方法もいかがでしょうか。

夏の果物の漢字表記一覧

  • スイカ:西瓜
  • さくらんぼ:桜桃
  • メロン:甜瓜
  • パイナップル:鳳梨
  • マンゴー:檬果・芒果
  • バナナ:甘蕉

この漢字表記は代表的なもので、他にもあります。

絵手紙に夏の果物を描く時のアイデア

絵手紙を送る時は、一般的にはがきを使用するイメージがあると思いますが、はがき以外でもOKです。
例えば、グリーティングカードや便箋などでも絵手紙にはおすすめです。
このようなはがき以外の素材を使う場合は、絵を描く以外の表現方法もおすすめです。

中でもおすすめは飛び出す絵手紙です。

作り方は、厚みおある紙に折り紙やくり抜きの絵を貼り付ける。
または毛糸を貼り付けるなどで夏の果物やイメージを表現できます。
飛び出し絵手紙はお子様と一緒に作業をすれば、楽しみながら飾り付けができますよ。

夏の絵手紙の保管方法

夏の絵手紙は送ることもあれば、もらうこともあると思います。
せっかく心のこもった絵手紙をもらったなら、上手に保管をしましょう。

  • 飾る
    いただいた絵手紙を飾るなら、写真立てやフレームを使って飾る方法が1番です。
    季節ごとに玄関や壁など人の目につくところに飾りましょう。
  • 専用のファイルを作る
    はがき専用のファイル、または、クリアファイルなどを利用して保管する方法も便利です。
    はがき専用のファイルは100均ショップなどでも販売しています。
  • スマホに保存する
    絵手紙を始め、手紙などは捨てることがためらわれ、どんどん増えていきます。しかし、いつまでも保管しておくわけにはいきません。そこでおすすめの方法がスマホに保存する方法です。スマホのカメラで絵手紙を撮り、日付や差出人などの情報を保存しておけば、いつでも絵手紙を見返せます。

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