【旬を味わおう】季節ごとでみる愛媛県産の旬の柑橘系果物

最終更新日:2024/01/10

【旬を味わおう】季節ごとでみる愛媛県産の旬の柑橘系果物

愛媛県の果物と言えば何をイメージしますか?

「愛媛と言えばみかん」という方が多いと多いと思いますが、それもそのはず、愛媛県はみかん栽培が盛んなのはもちろん、柑橘系の果物の栽培が盛んな「かんきつ王国」とも言われています。

そこで今回は、季節ごとでみる愛媛県の旬の柑橘系果物や旬に食べたい人気ランキング上位の果物、愛媛県産の果物を旬に味わう魅力などご紹介します。

季節ごとでみる愛媛県の旬の柑橘系果物

愛媛は「かんきつ王国」と呼ばれるほど、名産のみかんをはじめ、いよかんやポンカン、日向夏など柑橘類が多く作られています。
愛媛県収穫量日本一の果物をみていきましょう。

  • いよかん(伊予柑)
  • ポンカン
  • カワチバンカン(河内晩柑)
  • キヨミ(清見)
  • キウイフルーツ
  • セトカ(せとか)

以上のように柑橘類が多くを占めており、かんきつ王国と呼ばれる理由がおわかりいただけるのではないでしょうか。

そこで、いつ旬の果物が食べられるのか、愛媛県の旬の柑橘系果物を季節ごとにご紹介します。

春が旬の柑橘系果物

3月〜6月の春が旬の柑橘系の果物は以下のとおりです。

  • 清見(3月〜5月)〜みかんにオレンジを交配した果物で、豊富な果汁とまろやかな果肉が特徴。
  • 河内晩柑(4月〜6月)〜和製グレープフルーツと呼ばれ、ジューシーで爽やかな味わいが特徴。
  • カラ(4月中旬〜5月)〜みかんのような柑橘でジューシーで濃厚な味わいが特徴。

夏が旬の柑橘系果物

6月〜9月の夏が旬の柑橘系果物は「温室みかん」です。
昭和48年頃から、伊予市南伊予地区にて栽培されたみかんで、昼夜の温暖差と排水性の良い傾斜地で栽培されることにより、糖度が高く甘いみかんになります。
夏の贈答品に人気です。

秋が旬の柑橘系果物

秋〜冬(10月〜3月)にかけて旬を迎える柑橘系果物は「温州みかん」です。
温州みかんは、味と食べやすさを兼ね揃えた、愛媛県を代表するみかんです。
温州みかんには様々な品種があり、10月の極早生(日南1号)を皮切りに、宮川早生、南柑20号、南柑4号と出荷が続きます。

冬が旬の柑橘系果物

12月〜2月の冬が旬の柑橘系果物は以下のとおりです。

  • はれひめ(12月中旬〜1月上旬)〜清見とオセオラと宮川早生みかんを交配した柑橘で、爽やかなオレンジ風味が特徴。
  • いよかん(1月〜3月)〜明治22年に松山で生まれた柑橘で、爽やかな甘みと香りが特徴。
  • ポンカン(1月中旬〜3月上旬)〜手で皮を剥くことができ、甘みの強さと香り、内袋ごと食べられるのが特徴。
  • デコポン(1月中旬〜4月)〜清見とポンカンを交配した歯ごたえのある甘い果実で、上部にある凸が特徴。
  • はるみ(2月〜3月)〜デコポンの妹と言われている柑橘で、手で皮が剥け、甘くてジューシーな味わい。
  • せとか(2月〜4月上旬)〜贈答品にも最適な今注目の柑橘で、ジューシーで濃厚な甘さが特徴。
  • 八朔(2月〜4月)〜根強い人気の、ほのかな苦味と独特な食感が特徴。
  • 甘夏(2月〜6月中旬)〜甘みと酸味のバランスが良い爽やかな味わい。
  • はるか(2月中旬〜3月)〜日向夏の偶発実生で、後味さっぱりの爽やかな甘さが特徴。
  • ブラッドオレンジ(2月中旬〜5月中旬)〜インパクトある赤い果実とコクのある甘さ、すっきりとした酸味が特徴。

旬に食べたい人気ランキング上位の愛媛の果物

晴れの日が多く、豊富な養分と水はけが良い土地の愛媛県。
太陽の光をたくさん浴びた果物は、自然の恵みを凝縮した、ジューシーで美味しい果物へと育ちます。

そこで、美味しい果物が豊富な愛媛県で、特に人気の果物を厳選してご紹介します。
愛媛県は柑橘系以外にも、桃やぶどう、梨などの果物も栽培され高い人気を誇っていますので、購入の際の参考にしてみてください。

紅まどんな

2005年に生まれた比較的新しい愛媛のオリジナル品種で、旬は11月下旬〜1月上旬です。
実が柔らかくジューシー、ゼリーのような食感と、プルプルとした弾力が特徴的で、内皮が薄く実がたっぷりと詰まっているので、半分に切ってスプーンで食べるのもおすすめです。
強い甘みの中に柑橘らしい酸味も感じられる、クセになる味わいです。

伊台・五明こうげんぶどう

松山市のまつやま農林水産物ブランドにも認定されている、松山市を代表するぶどうで、品種は、大粒で種がなく、濃厚で強い甘みと爽やかな酸味を持つニューピオーネ。
旬は7月〜10月で、日持ちが良いことから、贈答品としても人気があります。

せとか

清見にアンコールを掛け合わせたものに、更にマーコットを掛けて育成された、それぞれの品種の長所を併せ持った究極の柑橘と言われています。
実がやわらかくて種もなく、ジューシーで濃厚な甘さが特徴。
旬は2月〜3月で、市の特産品にも認定されています。

愛媛県産の果物を旬に味わう魅力

瀬戸内海の美しい海と温暖な気候に恵まれた愛媛県の果物は、愛媛みかんをはじめ、ジューシーで美味しい柑橘系の果物が豊富に栽培されています。

果物は旬に味わうのが良いと言われていますが、下記のような理由があります。

  • 栄養価が高い
  • 甘味や香りが豊か
  • 収穫量が多いため価格が手頃

また、旬の果物が店頭に並ぶことで、果物から季節を感じることも、旬の果物を味わう魅力でしょう。

愛媛県産の旬の果物を味わうならネット通販がおすすめ

果物は旬に味わうのがベストですが、実際に愛媛県へ行けない方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが、ネット通販です。

ネット通販なら、愛媛県の定番の果物から、スーパーでは目にすることがない愛媛県特産の果物や珍しい果物、高級な果物も、新鮮なまますぐにお家に届きます。
ネット通販の中には、厳選した旬のフルーツを毎月1種類届けてくれる「フルーツ定期便」もあり、毎月どんな果物が届くかワクワク感も味わえます。

人気お取り寄せサイトもありますので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

旬の果物を味わえる果物狩りもおすすめ

愛媛県へ観光へ訪れるなら、スケジュールに果物狩りも入れてみてはいかがでしょうか。
最近は、レストランやカフェが併設している農園や、果物を使った美味しいソフトクリームもある農園もあり、老若男女問わず楽しめるスポットとして人気があります。
何より、自分でもぎ採った新鮮な果物は格別です。
愛媛では、10月中旬から12月上旬にかけてみかん狩りが体験できる農園があり、収獲したみかんで果汁100%のジュースを飲める場所もあります。
また、果物狩りにランチや観光もセットになった日帰り果物狩りツアーもあり、お手軽価格で丸一日遊べるのでおすすめです。

おわりに

今回は、愛媛県の旬の果物についてご紹介してまいりました。
愛媛県は「かんきつ王国」と言われるほど、柑橘系の果物が豊富な地域です。
今回は柑橘系の果物を中心にご紹介しましたが、みかんだけでなく、桃やキウイ、びわなど、愛媛が名産の果物はたくさんあります。
旬の果物カレンダーをチェックして、愛媛県の美味しい果物をぜひ味わってみてください。

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