【3月に食べたい春の果物特集】おすすめの種類や選び方のコツ

最終更新日:2022/09/17

春 果物 3月

3月のイメージと言えば、出会い、旅立ち、新たなスタートなど、わくわくするような体験ができる季節です。寒い冬から温かく明るい季節へ移り変わる時なので、旬を迎える食べものを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。今回の記事では、春の始まり3月に旬を迎える果物の種類、そして購入方法や保存方法をご紹介します。また、春の果物を楽しむさまざまな方法もお伝えします。

3月に旬を迎える春の果物

果物の季節と言えば、収穫の秋を思い浮かべる方は多いでしょう。実は春の始まり3月に旬を迎える果物もいろいろな種類があることご存じですか?最近では栽培方法の進化により、季節感を問わずさまざまな果物が出回りますが、せっかくなら、「旬」と呼ばれる果物で、楽しみたいですよね。そこで冬の寒さから解放され、気温も上がりつつある春に堪能できる果物をピックアップしてみました。

3月に収穫される春の果物の種類と特徴

3月に収穫とは言え、果物の収穫時期は1〜3カ月と期間が長いものが多いです。そのため、1月から3月までが収穫の時期を迎える果物などさまざまです。そこで今回は、3月が収穫時期。もしくは冬から春にかけて収穫の時期を迎える果物を特徴とともにご紹介します。

いちご

真っ赤なカラーが印象的ないちご。実はこの赤い部分は果実ではなく花托と呼ばれる花の一部です。いちごの果実は、種やごまのように見える部分を指します。いちごはビタミンCを多く含み、多くの果物の中でもトップクラスと言われています。

柑橘類

春に旬を迎える柑橘類は、レモンやみかん、ゆずや伊予柑などが代表的です。このような柑橘類はビタミンCの他、カリウムなどを多く含むものが多いところが特徴です。中でもカリウムは体内の塩分の排出を助けるので、むくみ防止や健康効果が高いとされています。

キウイ

秋にも収穫時期を迎えるキウイは、品種によっては3月が旬のものもあります。特に12月ごろから店頭に出回るキウイは2月〜3月がおいしい時期と言われています。キウイはビタミンCやEを始め、多くの栄養素もバランス良く含みます。中でもキウイ特有の成分アクチニジンは、タンパク質の分解と消化を助ける働きをします。

メロン

メロンと言えば贈答品として有名な果物です。また、温室で栽培されるメロンも多いため、1年中収穫が可能です。一般的にメロンの旬は初夏ですが、3月頃に出回るメロンは風味が良いと言われています。メロンには食物繊維やカリウム、そしてビタミンCが多く含まれています。特にメロンの食物繊維にはペクチンと呼ばれる水溶性の食物繊維が含まれ、便秘などに効果があると言われています。

春や3月の果物は日本全国でさまざま

北は北海道から南は沖縄まで、同じ日本国内でも3月は平均気温や気候が大きく異なります。特に3月は沖縄では桜の時期も終わっていますが、北海道ではまだまだ雪の残る時期です。そのため、北海道で3月が旬の春の果物を楽しむには、ハウス栽培のもの、もしくは、地元以外の産地の果物を購入することになります。しかし、最近の輸送スピードや技術の向上によって、時期を迎えていない地域でも旬の果物は堪能できます。

春の果物を購入する時のポイントと保存方法

春、特に3月は桃の節句やお彼岸、そして卒業式など、果物を取り入れる機会も多くなります。そこで大切なポイントは、果物の選び方と保存方法です。

春の果物の選び方と保存方法

いちご

選び方:果実が全体的に赤い・甘い香りがする・ヘタがしなびていない
保存方法:ポリ袋に入れて野菜室で保存・ヘタを下にして並べる

柑橘類

選び方:果皮に張りとツヤ、弾力がある・重量感のあるもの
保存方法:冷暗所もしくは野菜室

キウイ

選び方:ほどよい弾力・傷や変色のないもの・重量感のあるもの
保存方法:かたいものは常温・食べ頃のものは野菜室

メロン

選び方:甘い香りがするもの・食べ頃はツルがしなびているもの・おしりに弾力がある
保存方法:かたいものは常温・食べ頃のものは野菜室

気になる春の果物の値段

3月頃に店頭に出回る春の果物は、地域によって値段がバラバラです。これは栽培方法、もしくは輸送コストによるもの。もしくは品種や糖度によっても異なります。一般的に旬の果物は数が多く流通するので、値段は低めに設定されています。また、地元の直売所を利用すると、通常よりも安い値段で春の果物を購入できる可能性があります。このようなことから、旬の時期ではない果物は、特別に栽培されているものが多いので、値段は高い傾向にあります。

3月に収穫できる春の果物を育てる

家庭菜園やお庭のあるご自宅なら、3月に収穫できる果物を育ててみませんか?上記の果物は、育てやすいものや収穫までの時期が短いものもあります。また、収穫までに時間のかかる果物でも、その成長を待つ時間も思い出として残ります。植え付け(種まき・苗植え)の時期は果物の種類や品種により異なります。そのため、種や苗を購入する時は、最適な時期や、育て方のポイントなど調べておきましょう。

育てやすい春の果物は「いちご」

春の果物の中でも比較的育てやすいいちごは、9月〜10月が苗植えに最適です。もちろん種まきで育てることも可能ですが、時間がかかるところがネックです。また、いちごは水はけの良い土が向いています。土が乾燥してから水やりをするところがポイントで、肥料は植え付けの時に混ぜ込むと良いでしょう。また、いちごはプランターなどでも栽培が可能なので、ベランダで育てることもできます。

3月に体験できる春の果物狩り

果物狩りは、環境や施設の設備によって1年中楽しめます。また、旅行会社やホテルで企画されているツアーを利用すると、送迎バスなども用意されているので便利です。果物狩りの施設は、摘み取りしやすいように栽培しているところも多いので、お子様から高齢者まで年齢を問わず楽しめます。3月に体験できる果物狩りは、その場所によりさまざまですが、いちごやみかんなどを収穫できます。果物狩りは、予約が必要な場合と当日受付OKな施設があります。そのため、ドライブがてら果物狩りをしようと思った時は、事前に予約をしておくと良いでしょう。旅行予約サイトや、観光サイトなどを利用するとお近くの果物狩りの施設を検索できます。

子ども連れで果物狩りを楽しんだ後は

お子様を連れての果物狩りは、とても良い思い出として残ります。そのため、楽しく果物狩りを行った後は、食べた果物の絵を描く。または折り紙で表現すると、印象深い思い出を残せます。さらに、お子様が楽しめるように、描いた絵で絵本を作ったり、ぬりえにしてみたりなど方法はいろいろあります。もしも、言葉を覚え始めたをお子様がいるご家庭なら、果物の名前を英語で教える方法もおすすめです。例えば「果物はフルーツ」、「いちごはストロベリー」など、その日に食べた果物を1日に1個覚えていくのはいかがでしょうか。

果物狩りに行く時は他の楽しみも見つけておく

せっかく果物狩りに出かけるなら、他に楽しめることや場所を見つけておきましょう。例えば、近くに温泉がある。もしくは動物園があるなど、他にできることも探しておくと便利です。また、果物狩りの施設には、パークゴルフや釣りができる場所もあります。そのような施設なら、一日中家族で楽しめます。

3月に楽しむ春の果物のおすすめレシピ

春の果物はそのまま食べる。もしくはアレンジをして食べる方法がおすすめです。そこで春の定番メニューに加えてほしい果物を使ったレシピをご紹介します。

フルーツサラダ

サラダは、材料をカットし、マヨネーズ、もしくはドレッシングで和えるだけでできる簡単レシピです。春の果物でサラダを作るなら、柑橘類やいちごがおすすめです。作り方は、まず春の果物と野菜をカットします。次にマヨネーズとヨーグルトを混ぜて塩こしょうで味を整えます。最後に全ての材料と調味料を混ぜ合わせると出来上がりです。

フルーツポンチ

炭酸に好きな果物を入れるだけで完成するフルーツポンチ。多くのフルーツレシピの中でもとても簡単に作れるところが魅力です。そのため、お子様と一緒に作ると、とても良い経験になると思います。作り方はカットしたフルーツを容器に入れて、炭酸を注ぐだけです。お好みでアイスクリームを乗せたり、缶詰の果物を加えるなどアレンジが楽しめます。

3月に旬を迎えるものは春の果物以外もある

3月と聞いて思い浮かべるのは春の果物だけではありません。例えば、花粉症の方なら、花粉に悩まされる季節でもありますよね。しかし、春、特に3月は新しい出会いの季節でもあるので、わくわくされる方も多いでしょう。そこで、3月が旬と言われる果物以外のものをピックアップしてみした。

3月が旬の魚

  • あさり
  • にしん
  • こはだ

3月が旬の野菜

  • きゃべつ
  • あさつき
  • うど

3月が旬の花

  1. チューリップ
  2. アネモネ

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