【春に植えるおすすめの果物】一覧や選び方、育て方のコツを紹介

最終更新日:2022/09/21

春 植える 果物

家庭菜園やガーデニングを楽しんでいる方なら、春の庭がどんどん華やいでいくのを見るととても嬉しいものですよね。
しかし長年野菜や花は育てているけれど、果物作りに挑戦したことがないという方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、春に植えるおすすめの果物をはじめ、春に植える果物一覧、春に植える果物の選び方のコツについてお伝えします。
また春に植える果物の育て方のコツについてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

春に植えるおすすめの果物

旬を迎えた季節の果物は、味がおいしいだけでなくビタミンやミネラルなどの栄養価も豊富で健康的。また値段も安く買えるのが嬉しいですよね。

では3月、4月といった春ごろに植える果物にはどんなものがあるかご存じですか?
春に植える果物は春に旬を迎える果物とは限らないので、パッと思い浮かべるのは難しいかもしれません。

以下で春に植えるおすすめの果物についてお伝えしていきます。

春に植える果物一覧

では、春に植え付けを行う果物の種類を一覧でご紹介していきます。

3月に植え付けを行う果物

  • スイカ
  • メロン
  • ブルーベリー
  • ラズベリー
  • プラム(スモモ)
  • ミカン(夏みかん)
  • ブラッドオレンジ
  • リンゴ
  • さくらんぼ
  • キウイフルーツ
  • イチジク

など

このほかビワの苗木は2月下旬~4月、種は5~6月と言われています。果物に分類される梅は苗植えは12月~3月です。

4月に植え付けを行う果物

  • スイカ
  • メロン
  • マンゴー
  • ミカン(夏みかん)
  • ブラッドオレンジ
  • リンゴ

など

トロピカルフルーツの代表格である甘くジューシーなマンゴーは4月~5月に苗植えを行うのが最適だと言われています。種の場合はもう少し遅く6~7月になります。
上記では一般的な植え付けの時期として3月、4月と分けてご紹介していますが、地域や気候によって多少の差はあります。

春に植える果物の選び方のコツ

では実際に家庭菜園に挑戦しようと思ったら、どのようなことに気を付けて育てる果物を選べば良いのでしょう。

果物を栽培するのは一般的なトマトやキュウリといった野菜に比べるとハードルが高いというか、難しいと感じてしまう方も多いと思います。
しかし、果物によっては農家さんなどの専門家でなくても簡単に育てられるものもあるので、まずはあまり手間のかからない果物から始めてみるのがおすすめです。

特に植えたらそのまま育ってくれる果樹なら、難しいことはいらずに果物を育てることができます。

選び方のポイントは、自然受粉する果樹であること。自然受粉してくれる果樹なら、ミツバチなどの昆虫や風が花粉を運んでくれ、勝手に受粉してくれます。
一方の人工授粉が必要な果樹の場合は、人工的に受粉をさせなければ結実しませんので、その分の手間はかかってしまいます。

また果樹はあまり高く育たない低木を選ぶことでも手間をかけずに果物を育てるポイントとなります。おすすめは果樹栽培初心者にも人気のブルーベリーです。
ブルーベリーなら、地植えできますし、肥料を与えることや水やり、必要な栄養を届けるため、また病害虫を予防するための剪定の最低限の3つのお世話をきちんとすることでおいしい実を付けてくれます。

ブルーベリーはプランターでも育てることができますし、ラズベリーやキウイフルーツなども鉢やプランターで栽培でき、近年人気を集めています。

春に植える果物の育て方のコツ

ここではプランターでも育てることができるラズベリーとキウイフルーツの育て方のコツをご紹介します。

ラズベリーの育て方のコツ

ラズベリーは、プランターでも簡単に育てることができます。真っ赤な実には高い栄養価があり、病害虫が付きにくいもの嬉しい点です。

プランターで育てるなら、ベリー用の専用培養土に3月頃に植え付けをしますが、植え付けは秋でも可能です。追肥は5月、8月頃の年に2回が目安です。白い花が咲いてから約1カ月で収穫可能となります。

キウイフルーツの育て方のコツ

栄養が豊富でおいしいキウイフルーツも病害虫に強い果樹で、無農薬でも育てることができます。

プランターには11月~3月に間に植え付けを行います。キウイは雄花と雌花が別の木に咲く性質を持つため、結実するためには雌木と雄木をそれぞれ育てる必要がありますが、人工授粉することで良質な実を楽しむことができます。収穫時期は10月~11月の秋ごろになります。

春に旬を迎える果物

最後にここでは、春に旬を迎える果物をお伝えします。

春に旬を迎える果物といえばイチゴです。甘酸っぱくてジューシーな旬のイチゴは最高の味わいです。このほか、ブルーベリーやキウイ、さくらんぼ、スモモなどが旬を迎えます。またビワやマンゴー、夏みかん、梅、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富なブラッドオレンジも春に収穫されます。

最初に書いたように旬の果物はおいしいだけではなく栄養価も高いので、そのまま食べるのはもちろんですが、旬の果物を使ったケーキなどおいしいレシピで味わうのもおすすめです。

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