【果実酢の作り方と楽しみ方】オリジナルの果実酢を自宅で作ろう

最終更新日:2024/07/28

【果実酢の作り方と楽しみ方】オリジナルの果実酢を自宅で作ろう

飲みやすく、健康や美容効果の高い果実酢。
スーパーなどで、さまざまな果物を使った果実酢を見かける方も多いのではないでしょうか。
実はこのような果実酢は作り方とコツさえ掴めば、自分好みのオリジナルのものが簡単に作れます。

この記事では、初心者の方にも簡単な基本の果実酢の作り方や、果実酢のおすすめの飲み方をご紹介します。
また、果実酢を使ったお菓子のレシピも合わせてお伝えします。

果実酢の作り方の基本は1:1:1

お好きな果物を、酢と砂糖に漬けるだけで完成する果実酢。
さまざまな健康効果が期待できるドリンクとして、評価されています。
近年では国内外を問わず、さまさまなメーカーから果実酢が発売されています。
そこで注目されているのが、果実酢の手作りする方法です。
手作りの果実酢は、果物と酢、そして砂糖の割合を覚えれば、初心者でも簡単に作れます。

その割合とは、【果物1:酢1:砂糖1】

この割合と手順をもとに、ぜひ果実酢を自宅で作ってみてはいかがでしょうか。

果実酢の健康効果

果実酢には、さまざまな健康効果が期待できます。

  • コレステロールや血圧の低下
  • 皮下脂肪や内臓脂肪の低下
  • 疲労回復やスタミナアップ

このように、果実酢は生活習慣病や肥満、そして疲れている方などにもおすすめです。

果実酢の保存方法

果実酢は常温での保存が可能です。
1年ほど日持ちさせるなら、冷蔵庫での保存が良いでしょう。
また、果実酢に漬けた果物は、1〜2週間を目安に取り出しましょう。
ただし、果物の香りを楽しむなら、1カ月以内に使い切るのがおすすめです。

ちなみに、果実酢から取り出した果物は、そのまま食べることが可能です。
もしくは、ヨーグルトのトッピングやジャムなどに加工することもできますよ。

さまざまな果物を使った果実酢の作り方とコツ

それでは実際に果実酢を作ってみましょう。

【材料】

  • お好みの果物:200g
  • 酢:200ml
  • 氷砂糖:200g

【作り方】

  1. 果物を洗い、水気を拭き取る
  2. 消毒した密封容器に果物と酢、氷砂糖を入れる
  3. 1日1回は密封容器を軽く振り、1〜2週間で果物を取り出す
  4. 氷砂糖が溶けたら完成

果実酢におすすめの果物

上記の作り方で、さまざまな果物を使って果実酢を作りましょう。
その中でもおすすめの果物は、以下のものたちです。

  • りんご
  • いちご
  • ブルーベリー
  • オレンジ・みかん
  • キウイフルーツ
  • ぶどう
  • バナナ
  • レモン・ゆず

この他にもパイナップルやさくらんぼ、梅なども人気があります。
また、冷凍フルーツを使用してもOKです。
複数の果物を組み合わせるのも、さまざまな味わいを楽しめるのでおすすめです。

果実酢用の果物の使い方のコツ

果実酢は、1〜2週間程度漬け込むと果実のおいしさが出ます。
また、氷砂糖も完全に溶けた状態ならいつでも飲めます。

しかし、果実酢をすぐに飲みたい時には、果物を加熱すると比較的早く果実酢が完成します。
果物の加熱方法は、鍋で煮る他、電子レンジでの加熱などが便利です。
加熱した果物で果実酢を作った場合は、1日後にはおいしくいただけるでしょう。

また、果実酢に使う果物は、皮のまま、もしくは皮を取り除いてカットする方法に分かれます。
例えば、りんごやぶどう、レモン、オレンジなどは皮のままがおすすめです。
そして、キウイやパイナップルなどは皮を取り除いて作ると、見た目がキレイに仕上がります。
ただし、果物を皮のまま使う時は、しっかりと水洗いをするようにしましょう。
また、無農薬の果物を使うと安心です。

果実酢作りに使う酢と砂糖の種類

果実酢に使う酢は、米酢やリンゴ酢、黒酢がおすすめです。

砂糖は、果実酢の腐敗を防ぐ効果のある氷砂糖が良いでしょう。
この他には、はちみつや黒糖、きび砂糖なども果実酢に向いています。

砂糖なしの果実酢の作り方

手作りの果実酢のメリットは、味や甘さの加減が調節できるところです。
特に、糖質に気を使っている方なら、砂糖を少なめに作りたいですよね。

このような方におすすめの果実酢の作り方は、砂糖を使わない方法です。
ただし、砂糖を使わない果実酢は、カビが発生しやすく、酸味が強い仕上がりになりやすいため、飲みずらいかもしれません。

砂糖なしの果実酢を作る時は、純米酢を使う作り方がおすすめです。
また、1日1回で良いので、果実酢の容器を混ぜるようにしましょう。
砂糖なしの果実酢が飲みずらい場合は、少量のはちみつを加えてから飲むと良いでしょう。
砂糖を使わない場合の果実酢の作り方も、基本は1:1の割合です。

果実酢をさまざまな飲み方で楽しもう

果実酢はさまざまな方法で飲めるところが魅力のひとつです。
そこで、果実酢の定番の飲み方とアレンジレシピをご紹介します。

果実酢の水(お湯)割り

定番の果実酢の飲み方です。
果実酢と水の割合はお好みで構いませんが、水200mlに対し果実酢大さじ2程度がおすすめです。
また、水をお湯に変えてホットにする方法も良いでしょう。

ソーダ割り

お好きな炭酸水200mlに、果実酢を大さじ1〜2程度入れる飲み方です。
果実酢の炭酸割りは、無糖のタイプで果実酢の味をダイレクトに味わえます。
フレーバータイプの炭酸水でも、味の変化を楽しめるのでおすすめです。

牛乳割り

水割りと同様、200mlの牛乳に大さじ2程度の果実酢を加える飲み方です。
牛乳で割った果実酢は、ヨーグルトのような味わいに仕上がります。

果実酢で楽しむおいしいお菓子の作り方

果実酢を使えば、いつものお菓子がおいしく変身します。

ゼリー

【材料】

  • 果実酢:100ml
  • 水:100ml
  • ゼラチン:5g

【作り方】

  1. 果実酢を水で薄める
  2. お湯で溶かしたゼラチンを加えて混ぜ合わせる
  3. 冷蔵庫で冷やし固めて出来上がり

お好みで砂糖やはちみつを加えても作れます。

ケーキ

【材料】

  • ホットケーキミックス:200g
  • 砂糖:大さじ2
  • 卵:2個
  • 果物酢:大さじ3
  • サラダ油:大さじ5

【作り方】

  1. ボールに全ての材料を入れて混ぜ合わせる
  2. ケーキ型に生地を流し込み180度に予熱したオーブンで30〜40分焼く

お好みで、生地に果物を加えるなどさまざまなアレンジが可能です。

最後に

手作りの果実酢を作る際、基本の割合は「果物1:酢1:砂糖1」です。
果実酢はさまざまな飲み方で楽しめ、お菓子作りにも使えます。
果物や酢、砂糖の種類を変えて、さまざまな味を楽しんでみてください。

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