ヘルシーでおいしいと、近年大人気のスムージー。スムージーとは、フルーツや野菜に氷を加え、ミキサーにかけた飲み物の総称です。スムージーは冷凍フルーツを使えば、氷を入れる必要もなく簡単に作ることができますよ。
ここでは、冷凍フルーツを使った人気レシピやおすすめの冷凍フルーツ、保存方法やスムージーのメリットなどをご紹介します。
ダイエットにおすすめの冷凍フルーツを使ったスムージーレシピ
世の中にはいろいろなダイエット方法がありますが、できるなら健康的な方法を取り入れたいものですよね。
減量したい方の中には、ダイエット中に太ることを気にして、食事を抜いてしまうことがあるかもしれません。
そのような方法は摂取エネルギーが少なくなるので、早く痩せるような気がします。
しかし、食事抜きのダイエットは効果も薄くなる上に、健康にも良くない影響があると言われています。
その理由は、飢餓感です。
長時間食事を抜くことで食欲のスイッチが入りやすくなり、食べすぎに繋がる場合があります。
また、1食抜きなど食事を抜いたあとに食事をすると、血糖値が急激に上がってインスリンが大量に放出され、脂肪を溜め込みやすくなります。
食事を抜くダイエットよりも、この機会に朝食などをフルーツを使った健康的なスムージーに置き換えてみませんか。
冷凍フルーツを使えば、簡単においしいスムージーを作ることができますよ。
ここからはダイエットにおすすめの、冷凍フルーツを使ったスムージーのレシピをご紹介します。
アボカドと冷凍キウイの豆乳スムージー
アボカドは畑のバターとも言われ、不飽和脂肪酸やビタミンE、食物繊維などが豊富で栄養価に優れます。また、濃厚な食感とまろやかさで満腹感も得られやすいでしょう。
キウイの酸味で爽やかにいただける、アボカドと冷凍キウイの満腹スムージーをご紹介します。
【用意するもの】
- アボカド……小1/4個
- 冷凍キウイフルーツ……1/2個
- 無調整豆乳(なければ牛乳ときなこ)…100cc
- はちみつ…適量
【作り方】
- アボカドを一口大にカットする
- 材料をすべてミキサーに入れる
- スイッチを入れて約5分間、なめらかになるまで撹拌する
- はちみつで甘みを調整する
むくみ解消におすすめの冷凍フルーツを使ったスムージーレシピ
体内の水分を排出する働きをするカリウムがたっぷりが入った、冷凍フルーツを使ったスムージーのレシピをご紹介します。
りんごとバナナのカリウムたっぷりスムージー
冷凍りんごと、冷凍バナナを使います。
むくみを感じる朝などの朝食におすすめです。
レモン汁を少量入れることで、スムージーの変色を抑えることができます。
【用意するもの】
- 冷凍りんご(できれば皮ごと)…1/2個
- 冷凍バナナ…1本
- 小松菜…1株
- 無調整豆乳…100cc
- はちみつ…適量
- レモン汁…小さじ1/2
【作り方】
- 小松菜をよく洗い、ざく切りにする
- 材料をすべてミキサーに入れる
- スイッチを入れて約5分間、なめらかになるまで撹拌する
- はちみつで甘みを調整する
便秘解消におすすめの冷凍フルーツを使ったスムージーレシピ
不溶性食物繊維がたっぷり含まれているパイナップルを使った、お腹の働きを快調にするスムージーをご紹介します。
小松菜とパイナップルの繊維たっぷりスムージー
豆乳を使うので、気になる小松菜の青臭さも抑えることができます。
冷凍パイナップルを用意しておけば、お腹の調子が気になった時にいつでも飲むことができるでしょう。
【用意するもの】
- 冷凍パイナッブル…90g
- 小松菜…1株
- 無調整豆乳…100cc
- はちみつ…適量
【作り方】
- 小松菜をよく洗い、ざく切りにする
- 材料をすべてミキサーに入れる
- スイッチを入れて約5分間、なめらかになるまで撹拌する
- はちみつで甘みを調整する
離乳食に人気の冷凍フルーツを使ったスムージー
手間のかかる離乳食作りも、冷凍フルーツを用意しておけば簡単です。
バナナと野菜の簡単離乳食
冷凍バナナと、にんじんやほうれん草で離乳食を作りましょう。
【用意するもの】
- 冷凍バナナ…1本
- にんじん…1/4本
- ほうれん草…葉のところ1束分
- 牛乳…100cc
【作り方】
- ほうれん草の葉とにんじんをよく洗いカットする
- 材料をすべてミキサーに入れる
- スイッチを入れて約5分間、なめらかになるまで撹拌する
冷凍フルーツで作る手作りスムージーの保存方法
冷凍フルーツで作った手作りスムージーの保存方法は、冷蔵と冷凍での2つの保存方法があります。
冷蔵
手作りのスムージーは出来立てをいただくのがおすすめですが、そのままにしておくと時間とともに酸化が進み、風味も落ちていってしまいます。
手作りスムージーをなるべく新鮮なま保存するには、ラップをして冷蔵庫に保管すると良いでしょう。
冷凍
スムージーを冷凍して保存する場合は、製氷皿に入れておくと小分けできるのでおすすめです。
製氷皿に入れて凍ったものを、1食分を保存袋などに移し変えて冷凍しておくと、解凍する時に時間がかかりません。
解凍方法について
冷凍スムージーを解凍するにあたって、電子レンジは酵素が壊れるためNGです。
50度程度のお湯に保存袋ごと入れて湯煎をしましょう。
酵素は熱に弱いので、50度くらいの温度が冷凍スムージーの解凍に適しています。
冷凍フルーツで作る手作りスムージーの賞味期限
冷凍フルーツで作る手作りスムージーの賞味期限にてついて、冷蔵と冷凍それぞれの日持ちをご説明します。
冷蔵の場合
ラップをして冷蔵庫に保管したスムージーは、何日持つのでしょうか。
きちんとラップで密封して冷蔵庫に保管すると、2~3日程度なら保存は可能と言われています。
しかし、風味はかなり落ちてしまいますので、おいしく飲むためには数時間程度か、翌日までには飲むことがおすすめです。
手作りスムージーは風味が落ちやすくあまり日持ちがしませんので、新鮮なうちにいただくのが一番です。
冷凍の場合
冷凍したスムージーの場合は、2週間程度が保存期間の目安です。
時間が経つと冷凍やけを起こす場合もありますので、早めにいただきましょう。
スムージーの材料として使うのにおすすめの人気冷凍フルーツ10選
スムージーの材料として人気のある冷凍フルーツをご紹介します。
冷凍フルーツがあると、スムージーにすることのほかに、そのまま食べたり、ケーキやアイス、ヨーグルトなどのトッピングになどにも使えますので、デザートの食べ方の幅が広がりますよ。
スムージーにすると苦いと感じることのあるグレープフルーツは、甘みのあるルビー種を選ぶと良いでしょう。
- いちご
- ブルーベリー
- 桃
- パイナップル
- バナナ
- ぶどう
- マンゴー
- キウイ
- りんご
- グレープフルーツ ルビー種
冷凍フルーツで作る手作りスムージーのメリット
最後に、冷凍フルーツで作る手作りスムージーのメリットについてご紹介します。
スムージーとは1920年代にアメリカで発祥したドリンクで、スムーズな食感になることからスムージーと言われるようになりました。
野菜不足を補って健康や美容に役立つという口コミが多く、人気が上昇中ですよね。
スムージーに使うことができる冷凍フルーツは、セブンやローソンなどでも取り扱いがあり、コストコなどでも通販でミックスフルーツを手に入れることができます。
手軽に始められ、ヘルシーでおいしい手作りスムージーを、ぜひこの機会に生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
- 液体なので効率良くフルーツや野菜の栄養を摂取することができる
- 冷凍フルーツは生のものよりも栄養値が高まる
- ミキサーにして粉砕されることにより、栄養素が吸収されやすく消化に良い
- 好きなフルーツや野菜を自由にアレンジでき、レシピ展開や食べ方が豊富
- 作り方が簡単なので、フルーツや野菜を食べることを習慣化しやすい
- 冷凍フルーツと野菜などを組み合わせて、補いたい栄養を簡単に摂取することができる
- 冷凍フルーツはスーパーやコンビニなどでも販売されており、スムージーを手軽に作ることができる
- シャリシャリと食感の良い冷凍フルーツと相性が良い
- 加熱しないので、フルーツや野菜の栄養が壊れずそのまま摂ることができる
- バナナやマンゴーなど解凍すると柔らかくなるフルーツは、ミキサー無しでも作ることができる
- 予めカットされているので、手間がかからない
- 皮や種などに含まれる栄養も摂ることができる
- 苦手なフルーツや野菜も摂りやすい
- 食物繊維を豊富に摂ることができる