【クエン酸を多く含む果物】クエン酸の働きと効果的な摂取方法

最終更新日:2024/09/24

【クエン酸を多く含む果物】効果や含有量一覧も

クエン酸は、柑橘類や梅干しなどに多く含まれる有機酸です。
疲労回復やミネラル吸収促進、美肌効果など、様々な効果が期待できます。

この記事では、クエン酸の働きと効果、クエン酸を多く含む果物、果物から効率的にクエン酸を摂取する方法をご紹介します。

日々の生活に取り入れて、健康的な体づくりを目指しましょう!

クエン酸とは?働きと効果

クエン酸は、柑橘類をはじめとする果物や梅干しなどに多く含まれる有機酸の一種です。
酸味成分として食品添加物にも利用されていますが、体内で様々な働きを持つ重要な栄養素でもあります。

クエン酸の主な働きと効果

クエン酸の主な働きを、ここでご紹介します。
効果とあわせてご紹介しますので、参考にご覧になってください。

  • 疲労回復効果:エネルギー代謝を促進し、疲労の原因となる乳酸の分解をサポートします。
  • ミネラル吸収促進:カルシウム、鉄、マグネシウムなどのミネラル吸収を促進し、骨粗しょう症や貧血予防に役立ちます。
  • 抗酸化作用:活性酸素を除去し、老化や生活習慣病の予防に効果が期待できます。
  • 口臭予防:唾液の分泌を促進し、口臭の原因となる細菌の増殖を抑制します。
  • 美肌効果:皮膚のターンオーバーを促進し、シミやシワなどの肌トラブルを防ぎます。

クエン酸を多く含む果物

クエン酸は多くの果物に含まれていますが、特に柑橘類に多く含まれています。
以下に、クエン酸含有量が多い果物をご紹介します。

  • みかん
  • キウイ
  • 梅干し
  • レモン
  • ライム
  • カボス
  • シークワーサー
  • スダチ
  • デコポン
  • 夏みかん
  • 八朔
  • ライム
  • 柚子
  • 伊予柑

クエン酸の成人の1日の適量摂取量は、2g~5gです。
梅干しなら2個程度、レモンや柑橘類なら種類にもよりますが、1日1個程度の摂取が目安となります。

果物から効率的にクエン酸を摂取する方法

果物から効率的にクエン酸を摂取するには、以下の点に注意しましょう。

  • 皮ごと食べる:果物の皮にはクエン酸が豊富に含まれています。可能であれば、皮ごと食べるようにしましょう。
  • 加熱しない:クエン酸は熱に弱いため、加熱すると効果が損なわれてしまいます。生で食べるか、軽く温める程度にしましょう。
  • 他の栄養素と一緒に摂取:クエン酸はビタミンCやカリウムなどの栄養素と一緒に摂取することで、より効果が期待できます。

おすすめの摂取方法

  • 朝起きてすぐにレモン水を飲む
  • 果物を朝食やヨーグルトにトッピングする
  • スムージーにして飲む
  • サラダに柑橘類を加える

クエン酸の過剰摂取による注意点

クエン酸は過剰摂取すると、以下のような副作用が現れる可能性があります。

  • 下痢
  • 腹痛
  • 吐き気
  • 歯のエナメル質の損傷

過剰摂取を防ぐためには、1日あたりの摂取量におさえることが推奨されています。

最後に

クエン酸は、疲労回復やミネラル吸収促進など、様々な効果を持つ栄養素です。
果物から効率的にクエン酸を摂取することで、健康的な生活を送りましょう。

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