【離乳食の果物の冷凍方法】解凍や使う期限

最終更新日:2024/01/16

【離乳食の果物の冷凍方法】解凍や使う期限

赤ちゃんの離乳食を進めるときに毎回調理するのは大変なので冷凍保存したいと思う方も多いと思います。

野菜をペースト状にして冷凍するのと同じように、果物も冷凍保存できます。

そこで、この記事では離乳食の時期別でおすすめの冷凍方法をご紹介します。
また、解凍方法や保存できる期間についてもご紹介するのでぜひ参考にしてください。

離乳食初期に食べさせる果物の冷凍方法

離乳食を進めるときに悩むことのひとつがいつからどんな果物を食べさせて良いかだと思います。

離乳食の進め方は赤ちゃんによって異なるので、何カ月からという決まりはありません。
あくまでも目安になりますが、離乳食初期は生後5カ月、6カ月ころです。

離乳食初期なら、りんご、みかん、梨、桃、バナナ、いちご、スイカ、メロンなどを食べさせることができます。

ですが、いきなり生の果物を与えてはいけません。
初めて与えるときは加熱してから与えるのが基本です。

離乳食初期はまだ噛むことができないので、果物をペースト状にする必要があります。
毎回下ごしらえをするのは大変なので、ペースト状にした果物を容器に入れ冷凍するのがおすすめです。

おすすめの冷凍方法は製氷皿に小分けして冷凍する方法です。
裏ごししたり、ミキサーなどを使ってペースト状にした果物を少量ずつ製氷皿に入れて冷凍しましょう。

離乳食中期におすすめの果物と冷凍方法

離乳食中期は生後7カ月、8カ月ころです。
この時期になると、ぶどう、キウイなどが食べられるようになります。

離乳食中期は舌で潰せる硬さで、少し食感を感じられるくらいの大きさに下ごしらえします。

しかし、ぶどうなど繊維質の多いものはつるんと入り誤嚥する恐れがあります。
デラウェアのような小さいぶどうでも、細かく刻んで食べさせるようにしましょう。

冷凍するときは、初期と同じで製氷皿がおすすめです。
製氷皿に少量ずつ小分けして入れて冷凍しましょう。
また、フリーザーパックに入れて冷凍することも可能です。

離乳食後期に食べられる果物の冷凍方法

離乳食後期は9カ月、10カ月、11カ月ころです。
このころに食べられるようになるのが、さくらんぼ、柿などです。

離乳食後期は少し力を入れたら潰せるくらいの硬さに下ごしらえします。
また、手づかみ食べを始める時期でもあります。
自分でどんどん口に入れることもあるので大きさに注意しましょう。

また、食べられるものが増えてくるので、ヨーグルトと合わせたり、フルーツスムージーを作ったり食べ方の幅も広がります。

ですが、初めて食べさせる果物は最初からたくさんあげてはいけません。
初めて食べさせる果物は必ず少量から食べさせるようにしましょう。

この時期の果物を冷凍するなら、皮を剥いたり、使う大きさにカットしたりしてフリーザーパックで冷凍保存するのがおすすめです。

離乳食用の冷凍果物の解凍

離乳食用に冷凍保存した果物はそのままアイスのようにあげてはいけません。
加熱して冷凍した果物でも、必ず再加熱してから食べされることが基本です。

製氷皿で冷凍した果物は使いたい分をお皿に取り出し、ふんわりとラップをかけて電子レンジなどで加熱しましょう。

食べさせ方によっては、そのまま使いたいという場合もあると思います。
しかし、冷凍した果物は加熱することが大切です。
そのままの状態では使わないようにしましょう。

離乳食のために冷凍した果物を使う期限について

離乳食用の果物を冷凍したらいつまで保存できるのか、何日くらいを目安にしたらよいのかわからない方も多いと思います。

はっきりとした保存期間の決まりはありませんが、赤ちゃんに食べさせるものなので、冷凍保存をしたら1週間を目安にして食べきるのがおすすめです。
たくさん保存しても日持ちしないので、冷凍する量に気をつけましょう。

また、解凍したものを再び冷凍してはいけません。
一度解凍したものは使い切りましょう。

環境によって保存状態も変わります。
1週間以内でも、変色したり、味、においなど少しでも異変を感じた場合は使わないようにしましょう。

まとめ

この記事では、離乳食の果物の冷凍方法についてご紹介しました。
離乳食の時期によって果物の形状や硬さが異なるので、おすすめの冷凍保存の方法も異なります。

離乳食初期なら製氷皿、離乳食中期なら果物によって製氷皿やフリーザーパック、離乳食後期ならフリーザーパックで冷凍保存するのがおすすめです。

また、解凍するときは必ず加熱することが大切です。
冷凍保存の期間もそこまで長くはありません。
使い方や期限に注意し、冷凍保存しておいた果物を上手に使用しましょう。

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